1枚数万円!?プレミアのつくコインとは

リリース日:2017/09/20 更新日:2024/09/30

日本の硬貨の中には、希少価値のために高額取引されているものがあります。高いものでは数万円になることも。「そんなコインがお財布に入っていたら……」と妄想してしまいますね。どんなコインが高額取引されているのか、ご紹介します。

「ギザ十」「フデ五」と呼ばれる硬貨

希少価値のあるコインと聞いて「ギザ十」や「フデ五」という言葉を思い浮かべる人も多いでしょう。ギザ十とは昭和26年から33年に発行された10円玉で、硬貨のまわりにギザギザがついているのが特徴です。フデ五は昭和24年から33年に発行された五円玉で、文字が筆で書いたような楷書体になっています。

 

実際のところギザ十もフデ五も数多く流通しているため、希少価値は低いです。すでに使用された状態では、高い値段がつくことはありません。

発行年度によるプレミア

硬貨の種類によっては、発行枚数が極端に少ない年が存在します。たとえば先ほど説明したギザ十の場合、昭和26年、32年、33年発行のものは数が少ないです。未使用なら数万円の値段がつく可能性があります。

 

ほかの硬貨では昭和62年発行の50円玉に注目。特に枚数が少ないため、高額取引が期待できます。

5円玉・50円玉の穴に注目

5円玉と50円玉には穴が空いていますが、ごくまれに穴が空いていなかったり、ずれていたりすることがあります。といっても、なかなかお目にかかれるものではありません。それだけに希少価値も高く、状態が良ければ数十万円の値段がつくことがあります。

 

以上、普段なにげなく使っているコインのプレミアについてご紹介しました。お財布の中には思わぬお宝が眠っているかもしれません。これからは5円玉や50円玉の穴もじっくり見てしまいそうですね。

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宮島ムー
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)/宅地建物取引士
宮島ムー

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

関西に住む子育て中の主婦です。 お金や不動産に興味があり、日商簿記1級・FP2級・宅建などの資格を独学で取得しました。 記事ではなるべく専門用語を使わず、わかりやすく説明するよう心がけています。

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