暗号通貨
引っかかりたくない!最近の詐欺事情
最近どんどん巧妙化するオレオレ詐欺。「もしやこれって詐欺?」という場合も、クールに対処できるように、あらかじめ事例を見てみましょう。いまさら聞けないマネーの基本など、知るほど助かる情報が続々登場!女性のお金に関する疑問は楽天へ!
おお、怖っ! 最新詐欺の手口あれこれ
一時期流行した“ワンクリック詐欺”。メール記載のURLをクリックしたり、年齢確認等で高額な請求画面が突然現れ、びっくりさせられたものです。携帯電話の普及で、多くの人が電話よりメールでリーチしやすくなったからこその詐欺です。
最近ワンクリック詐欺の進化系とも言える、“ゼロクリック詐欺”の報告が散見されるようになってきました。
ゼロなので、クリックもしないうちからあれこれ脅してきます。ページを開いただけの状態でいきなり請求されたり、「間違いなら電話して」と電話を発信させようとしたり、ウイルス感染を装ってアプリをダウンロードさせようとしたり。
この“ゼロクリック詐欺”、メール系のくせに「パシャッ」とシャッター音を鳴らしたり、スマホを盛大にバイブさせたり、音で攻めてくるところはオレオレ詐欺に共通するものを感じます。
対処法は、スルー(無視)すること。アプリをダウンロードすると、個人情報を抜かれますし、電話すれば「カモがねぎをしょってきた」と大歓迎であれこれ難癖をつけて課金しようとします。
それでも心配な場合は、全国にある、「消費生活センター」に相談してみてはいかがでしょうか。豊富な事例と共に、安心の情報をもらうことができるでしょう。
巧妙化する高齢者狙いの詐欺あれこれ
2016年のオレオレ詐欺、被害額は400億円…。これでも前年比15%減だそうです。なかなか減りません。「私は騙されないわっ!」と豪語していた姑(元気な81歳)も、先日“劇場型”詐欺に騙されそうになったとか。
ストーリーは、おじいちゃんが車をぶつけて、「示談にしてくれると相手が言っているから、今すぐ50万円持ってきて」と電話してくるというもの。登場人物は、おじいちゃん、相手の被害者の人、何故か警察官。かわるがわる電話に出て、すごい盛り上がりだったそう。
そこで姑「あ、おじいちゃん、去年亡くなったのよね」と思いだし、あっさり撃退(笑)。それでも、一瞬信じたくらいの白熱した演技だったそうでした。
高齢者を狙った詐欺は、どんどんバリエーションも増え、オリンピック記念硬貨詐欺など時流に乗ったものも。銀行などの金融機関も、預金保険機構(銀行などが破たんに備えて作っている団体)が「振り込め詐欺救済法」について広告するなどの対策を講じています。また、エース損害保険が「振り込め詐欺保険」を開発したこともありました。
身近に高齢の方がいらっしゃる場合は、最近の詐欺事情などを話題に上らせてはいかがでしょうか。相談する人がいると詐欺に引っかかりにくい、という統計もあるようです。スマホ関連の詐欺も、友達に相談できると安心です。
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