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障害年金とはどんな制度なの?
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障害年金ってナニ?
障害給付とは、病気やケガが原因で障害者になった場合に、一定の要件を満たしていると障害年金や障害手当金を受け取ることができる制度です。
障害年金には、国民年金加入者がもらえる障害基礎年金と、厚生年金加入者が受け取る障害厚生年金があります。
国民年金加入者が対象の障害基礎年金は1級と2級が、厚生年金加入者が受け取る障害厚生年金は1~3級があります。また、障害手当金は、厚生年金加入者が対象です。
障害基礎年金、いくらぐらいもらえるモノ?受給要件は?
国民年金加入者が対象の障害基礎年金の受給要件は、ズバリ国民年金に入っていて、障害認定日に障害等級1、2級に該当すること。また、被保険期間のうち、3分の2以上の期間で保険料の納付または免除が認められていることなどです。
年金額は、1級が779,300円×1.25+子の加算額(第1子、第2子は各224,300円)で、2級が779,300円+子の加算額です(2017年4月現在)。
障害の認定には、手足の障害などの外部障害のほか、人工透析や人口関節、心臓ペースメーカーなどの装着や、精神障害やがん、糖尿病などの内部障害も含みます。心当たりがある場合は、国民年金機構などのホームページを参照してみましょう。
【参考】国民年金・厚生年金保険障害認定基準
障害厚生年金は、3級まで!
一方、厚生年金加入者が対象の障害者厚生年金は3級まであり、給付が障害者基礎年金より手厚くなっています。また、受給金額も厚生年金の老齢給付と同じように、報酬比例の年金額を算出する仕組みです。
障害厚生年金1級の年金額は(報酬比例の年金額)×1.25+配偶者の加給年金額(224,300円)2級は(報酬比例の年金額)+配偶者の加給年金額(224,300円)3級は(報酬比例の年金額)で、最低保障額は、584,500円です(2017年4月現在)。
とはいえ20代の若者などは報酬比例部分が少ないため、加入期間が25年未満であっても、25年とみなして計算する救済措置が取られています。
こうして比べてみると、厚生年金加入者は、国民年金加入者より手厚い保障を受けられる可能性が高いかもしれません。この差を補うためにも、国民年金に加入している方は、まさかの時に備えて医療保険を一度検討してみてはいかがでしょうか。
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