株式投資の始め方|投資を始めるのにはいくら必要?初心者の方向けに証券会社の口座開設から手順をやさしく解説
日本とアメリカの連続増配株の銘柄を紹介!ベスト15や特徴を詳しく解説していきます!
日本には多くの連続増配銘柄があり、投資家には大変魅力的です。同様に米国株にも多くの連続増配銘柄があり、その数も連続増配年数も日本のはるか上をいきます。そこで今回は、日本と米国の連続増配銘柄をご紹介します。
連続増配とは?
株式投資の魅力のひとつに、配当金があります。配当とは、企業の利益を株主に還元することです。配当金の額は企業によって異なり、同一企業の配当金であっても金額は業績などによって変わります。
その中でも、毎年連続して配当金を増額することを連続増配といいます。連続増配をしている企業は投資家にとって魅力的です。
連続増配できるということは、その企業が安定して継続的に利益を伸ばし続けており、その利益を株主に還元する意識が高いと考えられるためです。
増配銘柄と高配当株はどこが違う?
配当について調べていくと、増配のほかに高配当という言葉を目にすることがあります。
増配は配当金を増額した銘柄のことを指しますが、高配当株というのは、1株あたりの配当金額、いわゆる配当利回りが大きい株のことです。
配当利回りは、1株あたりの配当金÷株価×100で算出でき、%で表します。
増配という事実は魅力的に響き、企業の株主に対する姿勢をうかがう指標にもなりますが、投資によるうまみそのものを表しているものではありません。配当利回りが小さい銘柄の増配よりも、高配当株のほうが利益に直結します。つねに配当利回りにも注目しつつ、増配銘柄を探してみましょう。
日本の連続増配銘柄はなぜ少ない?
日本には、連続配当を長く続けている企業がありますが、米国に比べて、連続配当の企業は圧倒的に少ないのが現状です。
50年以上連続増配を続けている企業は「配当王」、25年以上続けている企業は「配当貴族」と呼ばれますが、日本に配当王はありません。配当貴族は花王1社のみです。
一方、米国の配当王は2020年時点で約30社あり、配当貴族も60社を超えます。長期にわたって連続増配を続けている企業の数が日本とアメリカでここまで違うのは、企業の意識に大きな差があるためと説明されることがあります。次のような違いです。
日本は会社を経営者や従業員のものと考える傾向が強く、企業の利益は内部留保や設備投資などに回される傾向があります。
米国では企業は株主のものという意識が強く、利益は配当として積極的に株主に還元されます。
日本の連続増配銘柄は?
アメリカと比べると日本に連続増配銘柄が少ないことは、ここまで記したとおりです。しかし、日本にも連続増配を行っている優良株があります。連続増配が長い企業の上位15社は下記の表をご覧ください。
なお、これは2021年6月1日時点での連続増配年数で、株価は2021年6月28日の終値を掲載しています。また、配当利回りは予想値です。
アメリカの連続増配銘柄は?
日本に比べて、米国株には連続増配銘柄が多いのは、すでにお伝えしたとおりです。また、配当回数が年4回の企業が多いのも米国株の特徴といえます。保有銘柄の組み合わせによっては、毎月配当金を受け取れるようなポートフォリオを組むことも可能です。
米国の配当王銘柄をご紹介します。
・ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
まずは、約60年にわたり増配し続けているジョンソン・エンド・ジョンソンです。
日本でも多くの商品を発売している、ヘルスケアの最大手であり、コロナウイルスによるパンデミックを経てもなお、株価は堅調に推移しています。
・コカ・コーラ(KO)
2021年6月時点で、59年連続増配している誰もが知る清涼飲料水メーカーです。
投資の神様と呼ばれることもあるウォーレン・バフェットが長年保有しており、3%前後の配当利回りを継続しています。
・3M(MMM)
日本でも、ポストイットや汚れ落とし用スポンジのスコッチブライトなどで知られる企業です。
輸送・電子機器事業や消費者事業など4つの事業セグメントを持ち、安定した経営で60年を超える連続配当を行っています。
アメリカ株も視野に入れるなら楽天証券
配当王や配当貴族が多くあり、馴染み深い企業もあるため、米国株の投資に興味を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
日本株に加えて、米国株も投資対象として考えるのであれば、楽天証券がおすすめです。楽天証券では、3,000近い米国銘柄を取り扱っており、投資にあたって外貨を用意する必要もありません。銘柄の解説や、投資レポートも充実しているので、勉強しながら投資を始められます。
このテーマに関する気になるポイント!
- 連続増配とは?
毎年連続して配当金を増額すること - 増配とは
配当金を増額した銘柄のこと - 高配当株とは
1株あたりの配当金額、いわゆる配当利回りが大きい株のこと - 配当王とは
50年以上連続増配を続けている企業のこと - 配当貴族とは
25年以上続けている企業のこと - 米国の配当王銘柄は
・ジョンソン・エンド・ジョンソン
・コカ・コーラ
・3M
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