少額からでも株式投資ができる単元未満株取引について解説。おすすめは楽天証券の「かぶミニ®」!

リリース日:2021/02/24 更新日:2024/10/17

投資といえば株式を思い浮かべる人も多いでしょう。株式は買うために最低限必要な金額が銘柄ごとに決まっています。お金が足りなくて買えないという人におすすめしたいのが単元未満株取引です。少額から株式投資できる方法について紹介します。

  1. 単元未満株取引とは?
  2. 通常の株式投資との違い
  3. 単元未満株取引の特徴・注意点
  4. 単元未満株と株式累積投資(るいとう)の違い

単元未満株取引とは?

単元未満株取引とは?

単元未満株取引とはその名の通り、株式を通常よりも小さい単位(単元未満株)で売買する取引のことです。通常は単元株といって、単位が決められています。つまり、100株単位で販売されているものは、100株、200株という単位でやり取りするため、1株や10株で買うことができないのです。

 

単元未満株取引は1株から購入できるため、通常の単元株数を購入するために必要な金額よりも少ない予算で株式を買うことができます。投資初心者には、なかなか100株単位で購入するハードルは高いことでしょう。単元未満株取引を利用することで、今までは手が届かなかったような株式にも投資することができるのです。

ただし、単元未満株取引はあくまでも証券会社のサービス。そのため単元未満での株式投資を始めるためには、そのサービスを提供している証券会社に口座を開く必要があります。また証券会社によって呼び方が違うこともあるため注意してください。「S株」や「プチ株」、「かぶミニ®」など証券会社独自のサービス名があり、さらに取り引きのルールや手数料も異なります。単元未満株取引をするために証券会社に口座を開設するのであれば、どのような取引形態になっているかあらかじめ調べておきましょう。

通常の株式投資との違い

通常の株式投資との違い

単元未満株取引と通常の株式投資との1番の違いは、購入に必要な資金でしょう。例えば1株5,000円の銘柄があったとします。

 

単元株が100株の場合、投資するためには50万円+手数料が必要になります。しかし、単元未満株であれば1株から購入できるため、5,000円+手数料から取り引きすることができます。

 

投資を始めるときは分散投資が勧められますが、1つの銘柄を投資するのに数十万円かかり、さらに分散するためにいくつも買うとなると、資金が潤沢に必要です。投資信託であれば、資金を抑えて分散投資をすることも可能ですが、投資する銘柄を細かく選ぶことはできません。単元未満で株式投資ができると、さまざまな株式を少額から購入できるため、資金に制限があったとしても、自分の投資したい銘柄に少しずつ分散投資することができます。




単元未満株取引の特徴・注意点

単元未満株取引の特徴・注意点

単元未満株取引の特徴として挙げられるのが、少額から株主になれることです。単元未満株であっても株式を保有しているため、通常の配当金や株式分割の権利も得られます。ただし、議決権や株式優待は、単元株数以上保有の株主権利とする企業も多く、期待はできないでしょう。

単元未満株であれば、同じ予算であってもより多くの銘柄に投資することができます。そのためリスクを分散しやすいことも大きな特徴のひとつです。複数の銘柄に投資しておけば、大きな損失を回避しやすくなります。株式投資に興味があるけどまとまったお金がない、という人にも適した投資方法といえるでしょう。

単元未満株の注意点として挙げられるのが、リアルタイム取引や指値注文ができない証券会社が多いことです。そのため、欲しい株式が買えたとしてもいくらで買えたかはすぐにわかりません。注文してから実際に値段が決まるまでにタイムラグがあるため、タイミングによっては思っていた価格よりも高くなることもあるでしょう。2024年10月時点で、リアルタイム取引と指値注文が可能なのは、楽天証券のみです。株価の動きに合わせて、指値でも成行でも注文を出せるため、少額からアクティブな取引をすることが可能です。

また、証券会社によって単元未満株取引にはいろいろな制限がかかることもあります。発注回数が決まっていたり、取引時間が制限されたりと独自のルールがあるため、通常の株式取引に慣れている人でも戸惑うかもしれません。加えて単元未満株は購入単価が低いものの、その分手数料の割合が高くなることもあります。手数料の割合が多くなる分だけ儲かるまで時間がかかることもあるでしょう。

単元未満株と株式累積投資(るいとう)の違い

単元未満株と株式累積投資(るいとう)の違い

単元株と並んで少額投資の手段として知られているのが「るいとう」です。るいとうとは「株式累積投資」の略で、定額を積み立てて株式を購入する仕組みをいいます。単元未満株を買う、という点では似た投資手法といえるでしょう。また少額から株式を購入できるという点でも同じです。

単元未満株とるいとうの大きな違いは、るいとうは金額単位で株式を購入し続けるという点でしょう。るいとうの場合は、毎月1万円ずつなど金額を指定して株式を購入します。これはドルコスト平均法といって、株式の平均購入金額を結果として低くする手法でもあります。ただし、毎月決められた日に株式を購入するため、自分で売買タイミングを計ることができません。忙しい人であっても毎月株式を積み立てられる一方で、自分で割安だと感じるタイミングですぐに買うことができないという注意点があります。

るいとうも単元未満株も証券会社によって取り扱い銘柄が違います。また証券会社によって手数料も違うため、確認しておきましょう。いきなり高額の投資には抵抗があるという人にとっては、単元未満株や、るいとうのような少額での取り引きが始めやすいでしょう。投資になれていない時にいきなり高額の投資をしてしまうと、大きな損失を被ってしまう可能性もあります。投資に慣れるためにも少額から投資をスタートできる単元未満株も選択肢のひとつです。

楽天証券では、「かぶミニ®(単元未満株取引)」で1株から株式の売買が、リアルタイムでも可能です。さらに楽天証券の「かぶミニ®」のリアルタイム取引は、成行注文だけでなく指値注文も可能。NISAでも取り引きできるので、成長投資枠で取引すれば、非課税で利益や配当金を受け取ることができます。


さっそく「かぶミニ®」が気になった方は、まずはランキングで人気の銘柄をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

また、楽天のサービスを利用して貯まった楽天ポイントを使ってポイント投資をすることもできます。いきなり現金を投資するのには抵抗があるという人でも、手軽に始めやすいでしょう。

 

※この記事は2024年10月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 単元未満株とは?

    単元未満株は単元未満株が取り引きできるサービスのことで、株式を1単元(100株単位)で購入するために必要な資金よりも少ない資金で購入することができます。

  • 通常取引との違いって?

    購入に必要な資金が主な違いです。

  • 単元未満株と株式累積投資(るいとう)の違いって?

    るいとうは金額単位で株式を購入し続けますが、単元未満株は自分のタイミングで購入が可能です。

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。なお、本コンテンツは、弊社が信頼する著者が作成したものですが、情報の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問等には一切お答えいたしかねます。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。




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Y.O
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)
Y.O

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

株や社会情勢に興味を持ち、証券会社入社。在籍中にファイナンシャルプランナー2級を取得し、個人の資産運用への理解を深める。退社後に結婚と出産。現在は二人の子どもを育てながらライターとして活動中。

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