株式投資の始め方|投資を始めるのにはいくら必要?初心者の方向けに証券会社の口座開設から手順をやさしく解説
初心者のための基本の株用語8選。株投資を始めるならこれだけは知っておきたい!
株式投資を勉強し始めると、多くの株用語を目にします。初心者の方には、難しい用語もあるかもしれません。今回は、株の初心者が知っておきたい基本的な株用語を8つ厳選し、詳しく解説します。
初心者のための株用語8選
1. 証券取引所
株式投資を行う際の株の売買は、証券取引所で行われます。日本国内の証券取引所は、東京、札幌、名古屋、福岡の4か所。中でも東京証券取引所は国内最大の取引所となっています。
東京証券取引所には、1部、2部、マザーズ、JASDAQなどがあり、株主数や上場時価総額等の基準によって分かれています。最も規模が大きく、上場基準が厳しい取引所が「東証1部」です。
なお株式投資は楽天証券のような証券会社を介して行うため、証券口座を開設する必要があります。
参照元:東京証券取引所 市場概要
2. 約定
株式投資等の場面で、取引が成立することを約定といいます。
ある価格で買い注文を出した場合、同じ価格で売り注文を出している人がいなければ注文は成立しません。そのため、取引量が少ない銘柄だと、注文を出しても約定しない可能性もあります。
3. リスク
株式投資に限らず、投資には必ずリスクが伴います。投資で継続的に利益を上げるために、リスク管理は欠かせません。
リスク管理は、リスクを正しく認識するところから始まりますので、投資を始める前に必ず確認しておきましょう。
株式投資には、3つのリスクがあります。
(1)値下がりリスク
(2)倒産リスク
(3)流動性リスク
4. 流動性
流動性とは、株取引の活発さを表現する言葉です。「リスク」でもご紹介した通り、流動性の乏しい銘柄は、買いたい価格で買えない、もしくは売りたいときに売れないというリスクがあります。
取引の前に、必ず取引量などを確認し、特別な事情がなければ極力流動性が確保された銘柄に投資するよう心がけましょう。
5. 配当金
配当金とは、企業が得た利益を株主に還元する現金のことです。企業が定めた権利確定日の2営業日前に株を保有している株主が配当の対象者となります。
配当金は株の持ち分に応じて支払われますが、金額は企業によって異なります。株価に対する配当金の大きさを示す配当性向や、配当利回りといった指標を参考に、銘柄を選定しましょう。
なお株式投資の利益は3種類あり、以下の通りです。
(1)売却益
(2)配当益
(3)株主優待
6. 始値・終値・高値・安値
その日の株価の値を示す言葉で、それぞれの意味は以下の通りです。
・始値:その日の最初に取引された株価
・終値:その日の最後に取引された株価
・高値:その日取引された中で最も高い株価
・安値:その日取引された中で最も安い株価
7. ストップ高・ストップ安
株価には、1日の値幅制限があり、上限に達するとストップ高、下限に達するとストップ安となり、その限度を超える株価での取引はできません。
制限値幅は前日の株価によって定められ、株価が高いほど値幅も広くなります。
例えば、前日株価が100円であれば制限値幅は50円となり、その日の株価が150円になればストップ高、50円になればストップ安です。
株価が1,000円以上の場合の制限値幅については、楽天証券のHPに分かりやすく掲載されていますので、参考にしてください。
参照元:楽天証券 制限値幅
8. 日経平均株価
日経平均とは、東証1部上場企業の中から225社を選定し、連続性を保つための調整を加えて算出した株価の平均値のことです。算出は日本経済新聞社が行っており、225社に選定される銘柄は広い業種からバランスよく採用されています。\
日経平均株価は、日本経済の好不調を示す指標として多くの人が注目していますが、特定の225社の平均株価であることを考えると、必ずしも日本経済を反映しているとはいえません。
参照元:日本経済新聞社 日経平均株価
日経平均株価を観察する際は、なぜ上昇しているのか、なぜ下落しているのかを考えることが重要です。
また、株式市場の動向を占ううえで重要な指標の1つにTOPIXがあります。TOPIXは東証1部全銘柄の時価総額を平均した数値です。
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株用語がわかったら、いざ実践
株式投資のスタートは、証券会社の取引口座を開設するところから始まります。口座の開設は無料で、口座維持費用もかからない会社がほとんどですので、気になる会社があれば口座開設をしてみましょう。
口座開設をすると、証券会社独自の取引ツールを利用できるようになります。各社取引ツールの開発には力を入れています。それぞれ特色がありますので、実際に使用して確かめてみましょう。
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