トレーダーは儲かるのか?億トレーダーに学ぶ稼ぐ手法

リリース日:2020/04/13 更新日:2023/09/07

株式やFXなどの取引をするのがトレーダー。金融機関のトレーディング部門で働いている人も、個人で取引をしている人もトレーダーです。今回は個人トレーダーとして成功するポイントと億トレーダーの手法を紹介します。

トレーダーは儲かるのか?億トレーダーに学ぶ稼ぐ手法
  1. トレーダーになるには
  2. トレーダーに向いている人
  3. 億トレーダーの手法

トレーダーになるには

トレーダーになるには

まずはトレーダーの意味と、トレーダーになるために必要なものについて紹介します。

 

・トレーダーとは金融商品を取引している人

トレーダーとは金融機関などで金融商品の取引や仲介に業務として携わっている人や、個人で売買をしている人を指します。金融商品や手法に関する分類はありません。株式投資やFX・投資信託などあらゆる分野にトレーダーは存在します。

 

個人トレーダーの場合は、中長期トレーダーとデイトレーダーの2種類に分けられます。中長期トレーダーとは、数日から数年のスパンで株式を保有するスタイルで、デイトレーダーは、数秒から1日の間で取引を完了させるスピーディな方法です。

 

・投資資金を貯める

トレーダーになるためには、まず投資資金を貯めることが大切です。株式投資・FX・投資信託・先物取引・ETF・不動産投資・太陽光発電投資など、あらゆる投資に資金が必要になります。

 

必要な資金額については、いつまでにどれだけの利益を得たいかにより変わります。株式投資を始めると仮定しましょう。例えば1カ月後に株式投資で10万円の利益が欲しいと考えた場合、投資資金50万円以上用意するのが一般的です。

 

株価の変動率は一般的に3~5%となっています。投資資金が50万円あれば、1日で2万円前後の利益を目指すことも可能です。もちろん同額の損失リスクもあるので、現実的には自己資金の10%や20%を投資に回すなどリスク管理も大切です。

 

・投資の基礎知識を学ぶ

極端な話、「自分はトレーダー」だと名乗れば、今すぐトレーダーになれます。しかし、トレーダーとして利益を得られるかどうかは、投資に対する知識や意識をどれだけ持っているかによって左右されます。

 

投資の知識とは以下のような内容です。

 

●各金融商品の仕組みや取引の方法
●テクニカル分析など分析方法に関する知識
●計算技術

 

そして投資に対する意識とは以下のようなことを指します。

 

●感情的にならない
●常に学ぶ姿勢

 

実際に投資を始め、利益・損失を経験し、少しずつ経験から得たノウハウを蓄積します。重要な点は、投資の基礎知識をインプットするだけでなく、実際の取引というアウトプットも行うことです。

 

・リスク管理についても学ぶ

トレーダーとして成功している人でも、ときに損失を被ることがあります。しかし、それでもリスク管理によって、損失をコントロールします。副業・専業を問わず、トレーダーとして利益を上げたいのであれば、リスク管理について学ぶことがとても重要です。

 

リスク管理はさまざまな内容に分かれていますが、まずは分散投資について考えます。分散投資とは、複数の銘柄や金融商品に投資することで、Aという損失をBの利益でカバーするという考え方です。

トレーダーに向いている人

トレーダーに向いている人

トレーダーとして利益を積み重ねるためには、技術的な部分だけでなく価値観や性格も関係しています。

 

・感情に左右されにくい性格

トレーダーとして長く市場で生き残るためには、どんな状況でも冷静に行動できる性格であることが大切です。

 

例えば新型コロナウイルスによって、2020年2月頃から株式市場なども影響を受け下落傾向へと切り替わっています。突発的な現象ですので驚きますが、このような状況では冷静に損切りか保有継続かを判断しなければいけません。

 

まずは日頃の行動パターンや感情の変化などを書き起こしてみてください。

 

・PDCAを繰り返すことができる

PDCAとは、計画・実行・確認・反省を意味するビジネス用語です。これはトレーダーにも重要なスキルです。

事前に投資目標を立てて購入し、株価の変動や経済を見ながら売却のタイミングを見ます。そして、損失・利益どちらのパターンであっても、なぜ失敗・成功したのか反省して次回の投資に活かします。

 

このようにコツコツと計画と実行を繰り返すことができる方は、トレーダー向きの性格と言えるでしょう。




億トレーダーの手法

億トレーダーの手法

最後に、多額の利益を得た億トレーダーと呼ばれる人たちの手法を、2つ紹介します。

 

・Aさん

1つ目は、トレンドに沿って短期間に取引を繰り返す手法です。チャートにトレンドラインを引き、価格がトレンドラインに触れたときに売買注文を入れます。

 

トレンドラインとは、ある一定期間の価格の上下にラインを引いたものです。また、サポートライン(底値に沿ったライン)とレジスタンスライン(天井に沿ったライン)の2種類があり、安値圏であれば買い、高値圏であれば売りの注文を入れるシンプルな考え方です。

 

こちらの億トレーダーはFXのデイトレードで、自分がトレードしやすい通貨に絞って集中的に売買しています。

 

・Bさん

2つ目は、相場の勢いを経験とツールで判断して売買をする手法です。こちらの億トレーダーもFXで取引を行っています。デイトレードよりも更にスパンの短いスキャルピングで、秒・分単位で何度も取引を繰り返すのが特徴的です。

 

まずは過去の値動きを記録して、どのようなパターンのときに上昇・下落しやすいか整理しておきます。そして注文を入れる価格帯で、通知が来るよう設定し待機します。得意なパターンが出たとき、または通知が来た場合は、スピーディに注文を入れる仕組みです。数時間のうちにトレードを何度も繰り返す手法のため、専業トレーダー向きと言えます。

 

トレーダーとして利益を得るためには、投資資金や基礎知識について準備を整え、いろいろな手法を学ぶことが大切です。

 

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菊地祥
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(3級FP技能士)
菊地祥

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

専業ライターの菊地です。株式・投資信託8年目。もっとお金やライフプランについて知りたいと思い、2018年にFP技能士3級を取得しました。現在は2級取得を目指して勉強中です。お金に関するあらゆる専門知識を、分かりやすく説明します。

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