株式投資の始め方|投資を始めるのにはいくら必要?初心者の方向けに証券会社の口座開設から手順をやさしく解説
少額から始められる!初心者でも失敗しない株式投資
ある程度資金に余裕がないと、まとまった株式を購入することはできません。しかし、今は1株や1,000円といった少額からでも手軽に株式投資ができるようになっています。初心者でも始めやすい少額の株式投資についてご説明します。
もくじ
・株式投資の仕組み
・いくらから始められるか
・メリットとデメリット
・始め方
株式投資の仕組み
そもそも、株式投資とは一体どういったものなのでしょうか?どうして株式投資で儲けることができるのか、仕組みを見てみましょう。
投資先の「株式」というのは、「株式会社」の「株式」と同じ意味です。株式会社は株式を発行して会社を設立します。株式を持っている株主というのは、会社に対して出資をしている出資者ということですね。
上場企業は、この株式を一般に公開しています。こうした上場企業の株式を売買することで差益や配当金などを得るのが、株式投資の仕組みです。
株の値段は、買いたい人が多ければ上昇し、売りたい人が多ければ低下します。株を売買できる日時は平日の9時から11時半までと、12時半から15時までです。この間に、投資家たちは株を売買し、それによって株価が変動します。
上場している会社で不正があったり、新商品発売等の明るいニュースがあったりすると、株価は大きく変動します。不正があった会社の株価は下がることが予想されるため、一気に大量に売られ、その結果、大きく値下がりします。反対に、明るいニュースがあると、株価の値上がりを期待した投資家が株を買うというわけですね。
こうした売買を繰り返すことで、株で利益を得ることができるのです。
いくらから始められるか
基本的に、株式を売買する際は「単元」が決められていて、その単位でしか購入することができないという制約があります。1株1,000円だからといって、1,000円から購入できるというわけではないのです。もし、この株の単元が100単元だった場合、株を買うためには1,000円×100株=10万円が最低でも必要ということになります。
しかし、これでは初心者が気軽に始めるというわけにはいきませんよね。そこでオススメなのが、少額から株を投資できる仕組みを利用することです。
・ミニ株
ミニ株とは、単元株の10分の1の単位で株を売買できる投資手法です。たとえば、先ほどの例でいくと、1,000円の株が10株から買えるということになりますから、投資金額を1万円に抑えることができます。
・単元未満株
これは、単元に満たない株を買える制度です。ミニ株と似ていますが、単元株の10分の1という制限もなく、1株から自由に売買できるという大きなメリットがあります。憧れの株があるけれど高額でなかなか買うことができないという場合でも、1株だけであれば手軽に保有することができますね。
・株式累積投資
月々同じ金額分だけ株を購入する方法です。細かい売買をしたい人には向きませんが、長期的に株を保有して企業を応援したい場合や、安定して値上がりすると見込んだ株式に長期的に投資したい場合に向いているでしょう。ドルコスト平均法という、金積立などでも利用されている手法を使うことで、株価の変動によるリスクを低減させることができます。
・アプリ
少額で株式売買ができるアプリも登場しています。「One Tap BUY」は、1,000円から1,000円単位で株式投資ができると話題のアプリです。その名の通り、スマホを使って簡単・手軽に株式売買ができる点が魅力です。
これらの株式投資は、どこの証券会社でもできるというわけではありません。利用したいサービスを行っている証券会社に口座を開設する必要があるので注意しましょう。
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メリットとデメリット
株式投資の一番のメリットは、銀行に預けるよりも多くのリターンが得られる可能性があるということでしょう。預金金利が限りなく0に近い現状では、守りの姿勢を貫いたまま資産を増やすことは困難です。株式投資にはリスクもありますが、その分大きく手持ちの資産を増やすことも可能です。
ただし、リスクがあるという点を忘れてはいけません。購入した株式が大きく値上がりして利益を得られる可能性があるのと同様に、値下がりして損失を出してしまう可能性もあるのです。また、会社が倒産してしまった場合、まったく価値がなくなってしまうこともあります。こうしたリスクを回避するためには、安定性の高い企業の株式を購入したり、複数の株を買ってリスクを分散したりするのが効果的です。
別の側面から見たメリットとしては、配当金や株主優待を受け取りながら長期的に保有することもできるという点があります。極端な話、景気が上昇すれば株式の多くは値上がりします。応援したい企業や優待が魅力的な企業の株を長期的に保有することで、徐々に値上がりしていけば、それだけ利益を得ることができます。早い段階でのリターンは得られずとも、長期的な資産形成をすることができるでしょう。
始め方
株の購入を始めたい場合は、まず証券会社に口座を開かなければいけません。自分が利用したい株式の購入方法に対応している証券会社のなかから、手数料が低く、サポート体制が整っているところを選びましょう。
口座を開設したらいよいよ売買をすることになりますが、このとき、あらかじめ売買シミュレーションをしてみたり、本や動画などを見て流れを確認してみたりすることをオススメします。株の売買にはいろいろな方法がありますから、自分に合ったやり方で投資を始めてみましょう。
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