株式投資の始め方|投資を始めるのにはいくら必要?初心者の方向けに証券会社の口座開設から手順をやさしく解説
おつり投資ってどんな仕組み!?
このところよく耳にするFinTech(フィンテック)サービス。スマホやタブレットを自由自在に扱う方であれば、FinTechを利用した金融投資を始めている方もいるのではないでしょうか。ここでは、まだまだ新しい投資運用サービスの一つ「おつり投資」をクローズアップしました。
「おつり投資」とは?どんな人が始めている?
おつり投資とは、クレジットカードや電子マネーの使用履歴をもとに、毎月おつりにあたる額をまとめて投資しよう!というものです。
おつりの計上は家計簿アプリと連動させることで自動的に情報が取得されます。ここで毎月の投資額を決定するだけです。おつりは100円単位・500円単位・1000円単位から設定することができます。280円の買い物をした場合、100円単位であれば20円、500円単位であれば、220円、1000円単位であれば、720円がそれぞれ投資額となる考え方です。
少額投資が叶いますので、相場をチェックしながら投資を行うデイトレーダーや投資家よりも、会社員・OLといった「仕事をしながらライトな投資運用を始めたい」と考える方がおつり投資を利用しています。主婦層にも人気です。
アプリ利用料やファンドにかかる手数料が発生しますが、仮想貯金箱のような感覚で利用することができ、いつでも出金可能。投資先によっては配当金が付く場合もあり、少額投資でも利益を望むことも。おつり投資を始めることにより、まずは投資の仕組みの基本を知ってから、今後本格的に投資を始めたいと考えているビギナーにもおすすめです。
どんな仕組みでお金が貯まるの?
先述のとおり、家計簿アプリなどで計上された1件の支払いに対するおつりの合算が毎月投資資金として、登録銀行口座より引き落としされます。資金は投資信託(ETF)へ預け入れされます。
毎月少額でも投資信託へ預け入れすることで1年後・5年後にはまとまった額での運用ができるようになります。もちろん、投資額に対する配当金もつきますので、利益を得ることもできます。
その反面、元本割れの可能性も。とはいえ投資先には、基準を満たしたETFを選定していますので、大きな投資失敗といった結果に至ることは少ないのが魅力です。
|
|
おつり投資アプリ「マメタス」と「トラノコ」の違いとは?
代表的なおつり投資アプリとして、
「マメタス」と「トラノコ」が挙げられます。
いずれもスマホアプリをダウンロードすることでアカウント取得が可能です。もちろん、おつり投資の考え方は両サイトとも共通しています。
マメタスの場合、「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」に口座を保有し、かつ資産運用を開始していることと、同銀行で自動積み立ての申し込みをしていることが前提となります。一方、トラノコは全国の金融機関から資金を預け入れすることができるのがメリットです。
気になる投資先ですが、マメタスは、世界標準の投資理論に基づいてロボアドバイザー(ロボット)が国際分散投資の自動運用を行います。そのため投資そのものの専門的な知識は不要です。
トラノコの場合、初期設定において、安定かリターンかリスク別の投資対象ファンドの選択が可能です。若干投資の知識が必要になりますが、自身のおつり投資資産を大きく増やせる可能性を見いだすことができます。
この二つのアプリはクレジットカード情報を登録することと、マネーフォワード等の家計簿アプリと連動させることで「おつり投資額」を算出できる仕組みになります。資産運用だけではなく、毎月の家計の状況も確認することができるのが大きなメリットです。もちろん、家計の状況に応じて投資額を決定することも可能です。
こつこつ貯金したい・株やFXよりも低額で安定した投資を始めたいという方におすすめしたいのが、おつり投資です。貯金箱感覚で投資ができ、投資額以上のリターンが届く可能性も秘めているため、将来的な資金を求める方にはおすすめです。大学を卒業し働き始めたばかりの会社員や、家計に負担をかけずに資金を貯めたいと考える主婦の方など、少額から始められる「おつり投資」で、投資家気分を味わってみてはいかがでしょうか。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。なお、本コンテンツは、弊社が信頼する著者が作成したものですが、情報の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問等には一切お答えいたしかねます。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。
この記事をチェックした人におすすめの記事 |
|
|
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。