新NISAは楽天証券の投信積立「楽天カード」クレジット決済がおトク!メリットや旧NISAとの変更点も解説
主婦が楽天証券で資産運用をはじめてみた 第1回 つみたてNISA?iDeCo?どちらがいいか比較検討
資産運用初心者の主婦が、つみたてNISAとiDeCoのどちらがいいか比較検討。定期預金は金利が低すぎるけれど、あまりリスクは取りたくないと考えているため、月に1万円の少額からはじめることにしました。
わたしの状況
子どもが生まれてから在宅でライターをはじめ、5年が経ちました。これまでの収入はほとんど楽天銀行の普通預金に入ったまま。気がつけば、いつのまにか楽天銀行のスーパーVIPになっていました。
もともとお金には関心があり、ファイナンシャルプランナー2級や日商簿記1級の資格を持っています。ライターとしてもマネー関連の記事を多く書いてきたのですが、紺屋の白袴というべき状態。ほとんど資産運用はしていませんでした。
資産運用に乗り出す
数年前、株式投資や投資信託を購入したことはあります。しかしどれも思いつきで売買しており、資産運用と呼べる状態ではありません。
普通預金でいいという気持ち
ライターでの稼ぎを普通預金に入れておいたのは、元本割れのリスクがないためです。楽天銀行で楽天カードの引き落としがあれば、普通預金でも年利0.04%。メガバンクの0.001%と比べるとだいぶ高く、突然お金が必要になったときでも普通預金ならすぐに引き出せる安心感があります。
月1万円ぐらいならリスクがとれそう
そんな普通預金信者だったわたしですが、ライター歴が長くなり、残高が少しずつ増えていくにつれ「ちょっとだけなら投資に回してもいいかな?」と思うようになりました。
資産運用の記事にはたいてい「少額からはじめましょう」「余裕資金からはじめましょう」と書いています。預金残高や月々の収入から考えて、月1万円ならリスクがとれそうだと考えました。
つみたてNISAかiDeCoを検討
長期投資にはドルコスト平均法が有効だと言われています。月1万円など、定期的に決まった額の投資信託を購入して積み立てる方法です。
単に投資信託を積み立てるだけでもいいのですが、資産形成のためにはつみたてNISAとiDeCoという便利な制度があります。どちらが自分に合いそうか、比較してみることにしました。
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つみたてNISAとiDeCoのメリット、デメリットを比較
つみたてNISAとiDeCoの特徴は、それぞれ以下の表のとおりです。
iDeCo最大のメリットは、拠出した全額が所得控除になる点です。たとえば月に1万円拠出すると、年間12万円が所得控除の対象になります。所得控除とは、そのぶんの所得税・住民税がかからなくなるということ。所得税が10%、住民税が10%とすると、12万円×20%で年間2万4,000円税金が安くなります。
元本確保型商品があるのもiDeCoのメリット。元本保証がされるうえに、節税効果が得られます。節税額によっては定期預金の何倍ものリターンが期待できるでしょう。
一方iDeCoのデメリットで、つみたてNISAのメリットとされるのが、換金性の問題です。つみたてNISAで運用している商品はいつでも売却して現金化できるのに対し、iDeCoは原則60歳以上にならないと現金化できません。仮に50歳のときに好景気で、投資信託の基準価額が上昇し「今売りたい」と思っても、iDeCoでは60歳まで解約が不可能です。
手数料にも違いがあります。つみたてNISAは口座開設や口座の維持、商品の購入時に手数料がかかりません。iDeCoは加入時、掛金拠出時、給付時に手数料がかかります。その代わりにiDeCoは所得控除の対象になるため、手数料以上の節税ができればプラスです。
わたしがつみたてNISAに決めた理由
これらの特徴を比較した結果、わたしはつみたてNISAを選択しました。
扶養内の主婦に所得控除は関係ない
現在は扶養を抜けて自分で所得税・住民税を納めているのですが、これからもその状況が続くとは限りません。どちらかといえば自分は「バリバリ働いて売上を伸ばしていこう!」というタイプではなく、「今は扶養を抜けているけど、収入が減ったら扶養に戻ろう」というやる気のないタイプ。そのうち所得税や住民税を払わなくなるかもしれません。
税金がかからない主婦にとって所得控除は意味がなく、それどころかiDeCoの手数料が取られるぶんだけマイナスになる可能性があります。ちなみに、iDeCoの所得控除を使えるのは本人のみ。国民年金保険料や国民健康保険料は妻の保険料であっても、夫が支払えば夫の所得控除にできます。しかしiDeCoは本人の所得からしか控除できません。
いつでも換金できる安心感
有事の際、つみたてNISAなら売却して現金化できます。何も起こらないのが一番ですが、未来のことはわかりません。60歳まで資金が拘束されるiDeCoと比べて、つみたてNISAのほうが自由度は高いように感じました。
こうしてつみたてNISAをはじめることを決意。楽天証券に口座を開設することにしました。次回は楽天証券を選んだ理由や、口座開設の流れをご紹介します。
楽天証券のつみたてNISAについては、一足先に特徴をチェックできるページがありますので、ご参考にしてみてください!
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