2019年1月につみたてNISAをはじめ、2020年末で丸2年が経ちました。皆さんご存じのとおり、2020年はコロナショックで一時的に市場が冷え込みましたが、日経平均株価の年末終値は31年ぶりの高水準でした。2020年末時点のつみたてNISA資産を大公開します。

トータルリターンを大公開
わたしは在宅ワークによる収入が多少ある主婦です。2019年1月から、楽天証券で毎月約1万円ずつ、つみたてNISAで積立してきました。最初のうちは資産が少なくてあまり実感がなかったのですが、10万円を超えたぐらいから資産らしくなってきた感じがします。

こちらが2020年末時点の資産状況です。

以前は楽天銀行のマネーブリッジを使って毎日積立するとたくさん楽天ポイントがもらえたため、毎日100円ずつ積み立てていました。制度が変わってもらえるポイント数が減ったので、2020年3月からは楽天カード払いの毎月2,000円積立に変更しています。

累計買付金額と、2020年12月末時点の評価額を比較すると以下のとおりです。

【毎月2,000円ずつ積み立て】
・ひふみプラス　4万7,500円→6万704円(+1万3,204)
・DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)　4万7,500円→4万8,791円(+1,291)
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス　4万6,200円→5万5,030円(+8,830)
・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)　4万4,600円→4万8,314円(+3,714)
・eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)　4万7,500円→万608円(+1万3,108)

【毎月500円ずつ積み立て】
・たわらノーロード　最適化バランス(保守型)　1万1,500円→1万1,687円(+187)

累計買付金額の合計は24万4,800円、評価額は28万5,134円で、4万334円のプラスでした。もしもここで売却したら、本来かかる約8,193円の税金が非課税になります。

2020年の市場を語る上で欠かせないのがコロナショックです。日経平均株価は3月中旬に1万6,000円台まで下落しました。つみたてNISAは長期的に続けるつもりだったのでやめようとは思いませんでしたが、「このまま回復しないのでは」と心配になったのは事実です。この連載のことが頭をよぎり、「今年はマイナス報告かな」と思いました。

結果的に株価が戻ったので「あのときたくさん買えてよかった」という気持ちになりました。同じ金額ずつ積み立てていると、安いときにはたくさん、高いときには少し購入することになるからです。eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)でいうと、2020年4月は2,000円で2,477口購入できましたが、2020年12月は1,659口でした。

これが自分で判断するスポット購入だったら、株価が下がっているときに買う気にならなかったと思います。自動的に買い付けてくれる積み立て機能のありがたみを感じました。

とはいえ、これは株価が回復したから言えることで、ずっと下がりっぱなしだったら「もう積み立てやめようかな……」と思っていたかもしれません。

楽天証券の魅力のひとつは楽天ポイントを増やすチャンスがあること。ほかのネット証券でもポイントプログラムがあるので、自分がよく使うポイントがもらえる証券会社を選ぶのがおすすめです。

・楽天カード支払い
楽天証券では楽天カードで投信積立ができます。楽天カードは利用金額の1％のポイントがもらえるので、1年間に12万円とすると、1,200ポイントがもらえることに。大手銀行の普通預金金利が0.10％の昨今、この1％は大きく感じます。

・ポイント積立でSPUが最大＋1倍
楽天証券でポイント投資をし条件を満たすと、楽天市場で買い物したときのポイントが最大＋1倍になります。買い物とポイント投資の順序は問いません。積み立てを毎月設定しておけば、いつでも自動的にSPUの対象になります。しかし、期間限定ポイントはポイント投資に使えないので注意が必要です。

今年も美人のマネ活でこうして経過報告できたのが何よりありがたいことです。月1万円ずつでも、続けることでまとまった資産になっていくのが見て取れます。この先また市況が落ち込むことがあるかもしれませんが、気長に積み立てていきたいです。

楽天証券のつみたてNISAについてはこちらからチェックしてみてください。

【主婦が楽天証券で資産運用をはじめてみた】

→第1回 つみたてNISA？iDeCo？どちらがいいか比較検討

→第2回 ポイントが貯まる楽天証券でつみたてNISA口座開設

→第3回 毎月の積立金額と購入する投資信託を選択し、積立開始！

→第4回 つみたてNISAをはじめて3ヶ月の経過報告

→第5回 つみたてNISAをはじめて6ヶ月の経過報告

→第6回 つみたてNISAをはじめて1年の経過報告