若いうちからコツコツ!「つみたてNISA(ニーサ)」が人気の理由

リリース日:2021/10/14 更新日:2024/08/28

楽天でもつみたてNISA(ニーサ)を始めることが可能です。NISAには一般NISAとつみたてNISAがありますが、つみたてNISAを使って若いうちからコツコツ積み立てることで長期的な資産形成が可能になります。この記事ではつみたてNISAの基本の考え方となるドルコスト平均法の魅力や、つみたてNISAのはじめかたを解説します。

  1. 一般NISAとつみたてNISA
  2. つみたてNISA口座数は右肩上がり
  3. つみたてNISAは若者の利用が多い
  4. 市場が落ち込んだときこそドルコスト平均法
  5. つみたてNISAをはじめる方法
  6. 楽天ユーザーには楽天証券がおすすめ

一般NISAとつみたてNISA

一般NISAとつみたてNISA

通常、株や投資信託で儲けたお金には20.315%の税金がかかります。たとえば10万円の儲けが出たとしても、約2万円は税金として引かれてしまい、手元には約8万円しか残りません。NISAなら税金がかからないため、10万円がまるごともらえます。

 

NISAは日本に住所を持つ20歳以上の人なら誰でも開設できます。NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」の2つの種類が存在し、どちらか一方を選ばなくてはなりません。また、NISA口座は一人につき一口座しか持てないので、複数の金融機関で持つこともできません。

 

一般NISAとつみたてNISAの主な違いは以下のとおりです。株式を買いたい人は一般NISA、コツコツ積み立てたい人はつみたてNISAが向いています。

 

 

ジュニアNISAとは?
一般NISAとつみたてNISA以外に、0歳~19歳の子ども向けの「ジュニアNISA」もあります。子どもの名義で開設する口座ですが、運用するのは保護者です。子どものいる家庭なら、ジュニアNISAを追加することで、NISA枠を増やすことができます。

 

ただし、一般NISAとつみたてNISAは自由に売却ができるのに対し、ジュニアNISAは子どもが18歳になるまで払出し制限があります。子どもが18歳になる前に解約するとさかのぼって課税されてしまうので、注意が必要です。

つみたてNISA口座数は右肩上がり

日本証券業協会が発表しているNISA口座開設・利用状況調査結果によると、つみたてNISA口座は一般NISA口座以上のペースで増加しています。

 




つみたてNISAは若者の利用が多い

つみたてNISAは若者の利用が多い

つみたてNISA口座を持つ人の年代別内訳を見てみると、若い層の割合が高いです。一般NISA口座のうち、20代~40代の占める割合は31.4%ですが、つみたてNISA口座では77.2%が20代~40代となっています。

 

市場が落ち込んだときこそドルコスト平均法

定額購入:「毎月1万円」など、購入額を一定にする方法
定量購入:「毎月1万口」など、購入量を一定にする方法

 

定額購入はドルコスト平均法とも呼ばれ、長期投資に有効とされています。購入額を一定にすると、基準価額が高いときには少なく、基準価額が低いときには多く購入でき、結果的に平均買付価格が安く抑えられるからです。

 

2020年、コロナウイルスの影響で株価が落ち込んだことがありました。こんなときにあわてて売却せず、コツコツ購入を続けていると、安い価額で多くの口数が購入できます

つみたてNISAをはじめる方法

つみたてNISAをはじめる方法

つみたてNISAの対象となっている投資信託はすべて購入手数料が無料です。口座開設も無料なので、初期費用はかかりません。つみたてNISAをはじめる手順は次のとおり。

1. 証券口座を開設する
まずは証券会社につみたてNISA用の口座を開設します。すでに証券口座を持っている人は、簡単な申込みでつみたてNISA口座が開設できます。ネット証券なら家にいながら24時間いつでも申し込めるので、外出を控えている人にもぴったりです。

 

2. 毎月の積立額を決める
先述したとおり、つみたてNISAは一定の金額を長期間積み立てることで効果を発揮します。金額は途中で変更することもできるので、無理のない金額からはじめると良いでしょう。証券会社によっては100円から積立可能です。上限額は年40万円と決まっているので、月額にするとおよそ3万3,000円が上限となります。

 

3. 購入商品を決める
月1万円分購入する場合、1万円を一つの銘柄に集中させるのではなく、1,000円×10種類、2,000円×5種類などに分散させるのが重要です。

つみたてNISAの対象商品は国の基準を満たしたものなので、すでに選択肢が絞られています。その中から投資先がばらばらになるように組み合わせると良いでしょう。

 

4. 入金・注文する
購入商品と積立額が決まったら、必要金額を入金して注文を出します。このとき、入金方法を金融機関からの自動引落にしておけば、積立ごとに入金する手間が省けます。

楽天ユーザーには楽天証券がおすすめ

つみたてNISAは少額から積立できるので、投資資金が少ない人でも気軽にはじめられます。まったく投資経験のない人は、月1,000円でも十分です。自分で投資信託を選ぶことで、投資に対して興味が湧くことでしょう。

 

楽天証券楽天カード楽天ポイントでも投資信託を購入できます。楽天ポイントを使って投資信託を購入することで、普段の楽天市場でのお買い物がポイントアップするサービスも。これから口座を開設する人はぜひチェックしてください。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 楽天証券でNISAやつみたてNISAをすることはできる?

    はい、できます。

  • NISA口座を開設できるのはどんな人?

    日本に住所を持つ20歳以上の人なら誰でも開設できます。

  • NISA口座は一人が複数の金融機関に持てる?

    いいえ、一人につき一口座しか持てません。

  • 楽天証券のNISAの特長は?

    楽天カードや楽天ポイントでも投資信託を購入できることです。

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。なお、本コンテンツは、弊社が信頼する著者が作成したものですが、情報の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問等には一切お答えいたしかねます。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。




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宮島ムー
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)/宅地建物取引士
宮島ムー

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

関西に住む子育て中の主婦です。 お金や不動産に興味があり、日商簿記1級・FP2級・宅建などの資格を独学で取得しました。 記事ではなるべく専門用語を使わず、わかりやすく説明するよう心がけています。

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