つみたてNISAと一般NISAの違いって?メリットデメリットを解説

リリース日:2018/11/12 更新日:2024/09/06

つみたてNISAとは2018年1月にスタートした制度です。その名のとおり積立投資を支援しており、従来の一般NISAとは内容が異なります。この記事では、つみたてNISAと一般NISAの違いをわかりやすくご紹介。メリットとデメリットを正しく理解して自分に合った口座を選びましょう。

つみたてNISAと一般NISAの違いって?メリットデメリットを解説

もくじ

・利用できるのはつみたてNISAか一般NISAの一方だけ

・つみたてNISAと一般NISAの違い

 ・一般NISAのメリット・デメリット

・つみたてNISAのメリット・デメリット

・一般NISAとつみたてNISA、どちらを選ぶべき?

・楽天証券のつみたてNISAならポイントが貯まる・使える

利用できるのはつみたてNISAか一般NISAの一方だけ

まず大前提として、つみたてNISAと一般NISAの併用はできません。1年ごとにどちらの口座を使用するか選択する必要があります。また、NISA口座が開設できるのは一人につき一つの金融機関のみです。複数の金融機関でつみたてNISAと一般NISAを使えるわけではありません。加えて、つみたてNISAと一般NISA間で資産を移動することができないことも覚えておきましょう。

つみたてNISAと一般NISAの違い

つみたてNISAと一般NISAの違い

一般NISAとつみたてNISAの主な違いを表にまとめました。いずれの場合も、配当金や分配金、値上がり益が非課税になります。通常の課税口座では約20%の税金がかかり、たとえば1万円の配当金だと約2,000円を税金として納めなければなりません。NISA口座ではこの税金がかからないうえ、確定申告の手間も省けるというメリットがあります。ちなみに、使いきれなかった1年間の投資枠は繰り越せないためご注意ください。

 

ここからは一般NISAとつみたてNISAそれぞれのメリット・デメリットについて、詳しくみていきましょう。




一般NISAのメリット・デメリット

一般NISAのメリット・デメリット

一般NISAのほうがつみたてNISAと比べて投資の自由度が高いです。通常の一括買付と積立の両方が対象になるうえ、投資信託だけでなく株式も選べます。配当金や株主優待目当てに少量の株式を長期保有したいと考えている人には一般NISAが向いているでしょう。上限額もつみたてNISAと比べて高く設定されています。

 

デメリットとしては、非課税期間が5年と短い点があげられます。5年が経過した後も引き続きNISA口座で資産を保有できるロールオーバー(翌年の非課税枠へ移せる)の制度もありますが、それでも最長で2027年には非課税期間が終了する予定です。

つみたてNISAのメリット・デメリット

つみたてNISAのメリット・デメリット

つみたてNISAのメリットは、非課税期間が20年と長い点があげられます。長期的な資産形成を視野に入れている人にはぴったりです。上限額は一般NISAと比べて低く設定されていますが、それでも1ヶ月あたり約3万3,000円は投資できます。

 

つみたてNISAの対象商品は、金融庁が長期の積立・分散投資に適していると認めたもののみのです。選択の幅が小さいためデメリットに感じるかもしれませんが、投資初心者にとってはメリットでもあります。投資信託の種類はたくさんありすぎて、どれを選んでいいのか迷ってしまうもの。つみたてNISAの対象商品はすでに国によって厳選されているため、初心者も選びやすくなっています。

 

一方、株式が買えないのはデメリットと言えます。ただし、株式が買えないのはあくまでつみたてNISA口座の話。これとは別に通常の課税口座で株式を買うことはもちろんOKです。長期積立用の投資信託はつみたてNISAで買って、株主優待目当ての株式は課税口座で購入するという使い分けもできます。

一般NISAとつみたてNISA、どちらを選ぶべき?

一般NISAとつみたてNISA、どちらを選ぶべき?

一般NISAが向いているのは、一度にまとめて購入したい人や配当金目当ての株式を購入したい人です。NISAでは値上がり益も非課税になりますが、年間120万円までの現物株式までしか購入できないため、頻繁な売買には向いていません。欲しい株式を購入して、配当金にかかる20%の税金を節税し、もしも値上がりしたら売却したいという人には一般NISAが役立ちます。

 

つみたてNISAは少額をコツコツ積み立てたい人に向いています。積立金額と銘柄を設定しておけば自動的に購入できるため、投資に手間をかけたくない人にもオススメです。証券会社によっては100円から積立可能のため気軽に始められるでしょう。

 

また、先述したとおり、つみたてNISAは何千とある投資信託の中から金融庁の基準を満たした商品に絞られているのも大きなポイント。複数の商品に少額ずつ投資することもでき、自分で自由に組み合わせを選べます。

楽天証券のつみたてNISAならポイントが貯まる・使える

楽天証券のつみたてNISAならポイントが貯まる・使える

楽天証券のつみたてNISAは100円から積立可能です。タイミングも毎日・毎月から選ぶことができます。さらに楽天ポイントが貯まるうれしい特典もあり、投資信託を保有しているだけでもらえるポイントもあるため、普段から楽天を使っている人なら利用しない手はありません。さらに、楽天ポイントを投資に使うことも可能です。ポイント利用上限が設定できるため使いすぎる心配はありません。

 

これはつみたてNISA口座だけでなく、通常の課税口座や一般NISA口座でも同様です。楽天ユーザーでこれから投資を始めようと考えている人は、楽天証券の口座開設を検討してみてはいかがでしょうか?

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。なお、本コンテンツは、弊社が信頼する著者が作成したものですが、情報の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問等には一切お答えいたしかねます。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。




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宮島ムー
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)/宅地建物取引士
宮島ムー

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

関西に住む子育て中の主婦です。 お金や不動産に興味があり、日商簿記1級・FP2級・宅建などの資格を独学で取得しました。 記事ではなるべく専門用語を使わず、わかりやすく説明するよう心がけています。

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