楽天証券の口座開設の手順を分かりやすく解説、口座を使うメリットとは?
初心者はどこを選ぶべき?ネット証券の手数料を比較!
ネット証券は店舗型の証券会社と違って対面販売をしませんが、その分手数料が安いという魅力があります。この記事ではネット証券の手数料を比較。楽天ユーザーにうれしい特典がある楽天証券の特徴も紹介します。
ネット証券と総合証券会社の違い
この記事ではインターネット専業の証券会社を「ネット証券」、実店舗を持つ証券会社を「総合証券」と呼ぶことにします。
▽主なネット証券
楽天証券、SBI証券、松井証券、カブドットコム証券、マネックス証券 など
▽主な総合証券
野村證券、大和証券、SMBC日興証券、岡三証券、みずほ証券 など
・対面販売によるサポートの有無
ネット証券と総合証券のもっとも大きな違いは、対面販売があるかどうかです。厳密に言うとSBI証券は店舗を持っていますが、ネット取引が主なのでネット証券に入っています。また、総合証券もネットで注文を受けるオンラインサービスを提供しており、すべてが対面販売というわけではありません。
対面販売では担当者による手厚いサポートが受けられます。疑問点はその場で気軽に質問できるので、必要な情報が手に入りやすいのが特徴。個別の事情も汲んでくれるので、どのような銘柄を買えばいいのか、きめ細かいアドバイスが得られるでしょう。
とはいえ、近年ではネット証券のサポートも充実してきています。取引ツールの無料提供や、フリーダイヤルでの相談窓口など、機能を活用することで対面販売と遜色ない情報が手に入るでしょう。
・手数料の違い(手数料は2019年8月現在)
総合証券と比べてネット証券は手数料が安いです。野村證券の店舗で20万円以下の国内株式を取引した場合、2,808円の手数料がかかります。楽天証券のいちにち定額コースなら10万円まで無料、20万円まで206円ですから、大きな差があります。
野村證券でもオンライン専用支店のオンラインサービスなら10万円まで150円、30万円まで324円です。こちらはオンライン専用支店なので、ネット証券と同じで対面での相談ができません。実店舗では店舗の運営費や人件費がかかるため、手数料が上乗せされるのです。
ネット証券の手数料比較
総合証券の対面販売と比べれば、全体的にネット証券の手数料は安いのですが、ネット証券でも会社によって手数料は異なります。数十円の違いでも、何回も取引を繰り返せば大きな差になってくるもの。代表的なネット証券の手数料を比較してみましょう。(いずれも税込み価格で、2019年8月現在のもの)。
こちらは国内株式の現物取引で、1回の取引ごとに手数料がかかるコースです。
こちらは国内株式の現物取引で、1日の取引合計金額に手数料がかかるコースです。
楽天証券とSBI証券では2つのコースがあり、自分で選択できます。10万円以下の取引をするときには、手数料が無料になる「いちにち定額コース」や「アクティブプラン」に切り替えておきたいところです。
これに加えて、各社手数料割引サービスを行っています。楽天証券の超割コースでは手数料の1%をポイントバック。SBI証券のスタンダードプランでは手数料の1.1%をポイントバック。カブドットコム証券には、女子割やシニア割引、NISA割といった手数料の割引制度があります。
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楽天証券の特徴
楽天証券の魅力のひとつは手数料が安いこと。しかし、それだけではなく楽天ユーザーにうれしい特典もあります。
・ポイント投資で楽天市場でのお買い物がポイントアップ
楽天証券なら楽天ポイントで投資信託が買えます。これだけでも画期的ですが、ポイント投資で条件を満たすと楽天市場でのお買い物でもらえるポイントが最大+1倍になるSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象にもなっています。
・口座を連携するだけで楽天銀行の利息がアップ
楽天銀行の口座と楽天証券の口座を連携させる「マネーブリッジ」を利用すると、楽天銀行の普通預金金利が5倍になります。2022年4月現在の優遇金利は年0.10%。現在の大手銀行の普通預金金利は年0.001%ですから、実に100倍です。株式投資はしない人でも、このために楽天銀行と楽天証券の口座を作ってもいいかもしれません。
※マネーブリッジの優遇金利「年0.10%」の適用は普通預金残高300万円以下の部分のみです。
普通預金残高300万円を超える部分に関しては「年0.04%」の金利が適用されます(2022年4月時点)
自分に合った証券会社を探そう
総合証券と比べて手数料がお得なネット証券。口座開設の手続きも家からオンラインでできるので、忙しい人でも空き時間に申し込むことができます。手数料だけでなくサイトの見やすさや取引のしやすさもチェックして、自分に合った証券会社を見つけてみてはいかがでしょうか。
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