楽天証券の口座開設の手順を分かりやすく解説、口座を使うメリットとは?
初心者必見!株式投資の基礎知識と2024年上半期のおすすめ株主優待4選
投資初心者や、これから株を始めようと思っている方に有益な情報をまとめました。投資初心者が運用しやすい証券口座や、株主優待を実施している企業、投資初心者がしてしまいがちな失敗などを紹介。株式投資の基本を学んでいきましょう。
- 投資初心者が株式投資をする前に知っておきたいこと
- 投資初心者でも取り引きしやすい証券口座とは?
- 【2024年上半期】初心者におすすめの株主優待がある会社とは?
- 投資初心者が陥りやすい失敗とは?
- もうひとつの投資手段として投資信託という選択肢も
- 投資初心者の方はネット証券や株主優待を利用しよう
投資初心者が株式投資をする前に知っておきたいこと
まずは株式投資の基本的な知識を確認しておきましょう。
株式投資で得られる利益は2種類
株式投資とは、株(株式)によって利益を得る投資法です。株式とは、株式会社が資金調達のために発行する証券のことです。株式を購入するということは、その会社に出資して会社のオーナー(株主)の一員になるという意味をもちます。
株式投資で得られる利益には、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2種類があります。インカムゲインとは、会社から株主に対して支払われる配当金のことです。会社は株主に出資してもらったお金をもとに業績を上げ、得られた利益を保有株数に応じて「配当金」として株主に分配します。つまり、株式を保有していれば、インカムゲインが得られる場合が多いです。
キャピタルゲインとは、株式を売却して得られる利益のことです。上場株式は証券取引所で売買されており、株式の値段(株価)は会社の業績等によって変動します。買った値段よりも高い値段で株式を売ると、差額が利益になり、キャピタルゲインを得られます。
株主優待制度も株式投資の魅力
株式投資には、株主優待が受けられるというメリットもあります。株主優待制度とは、会社が株主に対して、株式を持ってくれているお礼の意味を込めて、商品やサービスを提供する制度です。
株主優待制度はすべての会社で実施されているわけではありませんが、株式を保有しているだけで特典が受けられるため、株式投資の大きな魅力となっています。株主優待では、その会社の商品・サービス以外にお米や金券がもらえることもあり、実質利回りが良く、銀行にお金を預けているよりお得なことも多くなっています。株式について良くわからないという初心者の方は、まずは株主優待目当てで投資先を選び、株式投資を始めてみるという方法もあります。
少額投資ができる単元未満株
単元未満株取引とは、通常の100分の1の資金でできる株式投資のことです。
株式というのは1株ずつ売買ができるわけではありません。売買できる株式数の最
低単位(単元株)は、銘柄ごとに100株、1,000株などと決まっているため、株式投資を始めるためにはある程度まとまった資金が必要となります。
しかし単元未満株の場合、単元株の100分の1の株式数から購入が可能。銘柄によっては1万円程度の少額投資が可能なものもあります。まとまった資金がなくても単元未満株なら始めやすいので、投資初心者におすすめの投資方法のひとつです。
現物取引と信用取引
現物取引とは、自分が今持っている現金で株式を買う、持っている株式を売るなどして行う通常の株取引のことです。現物取引では、自分の持っている資金以上の株式は買えませんし、株式を持っていなければ売ることもできません。
一方、信用取引とは、証券会社に現金や有価証券を担保(委託保証金)として差し入れ、株式購入資金を借り入れしたり、売るための株式を借り入れしたりして行う取り引きです。委託保証金は取引金額の30%で良いので、自己資金の約3.3倍まで株式の取り引きができます。
信用取引をすれば、少ない自己資金でも大きな利益を得られる可能性があります。現物取引では「買い」からしか取り引きができませんが、信用取引では「売り」からでも取り引きができるので、株価の値下がりを予想すれば株式を売って利益を得ることも可能になります。
なお、信用取引には売買手数料以外の手数料がかかるほか、売り買いのタイミングにも制約があります。また、株価が大きく値下がりすれば、自己資金以上の損失が出て負債が残ってしまう可能性もあります。信用取引はハイリスク・ハイリターンになりますから、投資初心者におすすめの方法とはいいがたいでしょう。
投資初心者でも取り引きしやすい証券口座とは?
株式投資に関する基本的なことがわかったら、次に取引口座を選んでみましょう。株式投資の初心者でも運用しやすい証券口座をご紹介します。
初心者にはネット証券会社がおすすめ
株式投資を始めるには、証券会社を選んで証券口座を開設する必要があります。投資初心者が証券会社を選ぶときに注目したいのは、売買(取引)手数料です。売買手数料とは、株を売買するときに証券会社に支払う手数料で、各証券会社で異なります。投資初心者には、売買手数料が安いネット証券がおすすめです。ネット証券はインターネット専業の証券会社ですが、コールセンターでのサポートはある場合が多く、それほど不安に感じることはありません。
楽天証券では、国内株式取引手数料が完全無料で取り引きができる「ゼロコース」(※)があります。約定代金にかかわらず、現物取引と信用取引の国内株式取引手数料が無料となるので初心者の方でも始めやすいコースです。また、「かぶミニ®(単元未満株取引)」は、手数料コースにかかわらず、取引手数料無料、寄付取引ならスプレッドも0円なので、完全無料で取引可能です。
また、証券会社を選ぶ際には、取引ツールが充実しているかどうかも大きなポイントです。使いやすいアプリがあれば、仕事や家事の合間に取り引きするのにも便利です。キャッシュバックやポイント進呈などの口座開設キャンペーンにも注目し、使いやすいと感じる証券会社を選びましょう。
※ Rクロス®とSOR利用が必須となります。
楽天ポイントも貯まる楽天証券
楽天証券では、国内株式取引手数料が業界最低水準なのに加えて、海外株式の取引手数料や先物オプション、金・プラチナの取引手数料の1~2%がポイントバックされます(※)。
手数料の1~2%の楽天ポイントが進呈される(※)ので、貯まったポイントは楽天市場や楽天ポイントが使えるお店でのお買い物に利用できるのも嬉しいところ。
※ 国内株式取引手数料コースにかかわらず、1%を進呈。国内株式取引手数料「超割コース」を選択し、大口優遇条件を達成すると、ポイントバックが2%になります。
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【2024年上半期】初心者におすすめの株主優待がある会社とは?
株主優待制度を上手に利用すると、お得にさまざまなサービスや商品の提供を受けることができます。投資初心者は自分の好みの株式優待を受けられる企業に対して株式投資をする方法も良いでしょう。ここでは、楽天証券の株主優待検索で6月が権利確定月の人気銘柄ランキングトップ4を紹介します。
すかいらーくホールディングス(3197)
「ガスト」「バーミヤン」「しゃぶ葉」「ジョナサン」などのレストランブランドを展開するすかいらーくホールディングス(3197)。毎年6月末と12月末に、100株以上保有する株主に対して2,000円相当、300株以上で5,000円相当、500株以上で8,000円相当、1,000株以上では1万7,000円相当の飲食代割引カードが贈られます。次回権利付最終日は2024年6月26日です。
日本マクドナルドホールディングス(2702)
日本マクドナルドホールディングス(2702)はいわずと知れたハンバーガーレストラン事業を経営しています。毎年6月末と12月末に、100株以上保有する株主に対して1冊、300株以上で3冊、500株以上で5冊の優待食事券が贈られます。優待食事券は1冊にバーガー類、サイドメニュー、飲み物の3種類の商品の無料引換券が1枚になったシート6枚が含まれます。次回権利付最終日は2024年6月26日です。
ヤマハ発動機(7272)
ヤマハ発動機(7272)は、主に二輪車、マリン関連製品、特機製品及び産業用機械・ロボット等の製造・販売を行っています。一見株主優待の想像がつきづらいですが、毎年6月末と12月末に、100株以上保有する株主に対して1,000ポイント、300株以上で2,000ポイント、1,000株以上で3,000ポイント、3,000株以上で4,000ポイントが進呈されます。ポイントはカタログの中から好きな商品に交換できるシステムで、サッカーチケットや三ヶ日みかんサイダー、バイクレンタルの利用割引券など多岐にわたる選択肢が人気を集めています。次回権利付最終日は2024年6月26日です。
アンジェス(4563)
アンジェス(4563)は遺伝子医薬品などの医薬品や医療機器等の研究開発・販売を行う企業です。こちらも毎年6月末と12月末に、100株以上保有する株主に対して1枚、1,000株以上で10枚、5,000株以上で50枚の株主優待カタログが進呈されます。医薬品やヘルスケア関連の商品を取り扱う企業ならではのラインアップで、化粧品やサプリメントなどが割引購入できます。次回権利付最終日は2024年6月26日です。
投資初心者が陥りやすい失敗とは?
株式投資はだれでも始めやすい投資方法であるため、成功談とともに多くの失敗談も耳にします。特に投資初心者が陥りやすい失敗について知っておきましょう。
ネット上の口コミを参考にし過ぎる
インターネット上の口コミや掲示板、ブログなどの情報を信用して株を購入してしまうパターンです。ネット上の口コミはリアルタイムの情報ではなく、現在の株価や企業の状況とは異なる場合があるので、十分注意しましょう。株を購入する場合は、最新の企業ニュースで企業ごとの財務内容を確認したり、経済動向などを参考にしたりしましょう。
急騰中の株やブームになっている株を買う
時事性や話題性によって投資家の関心が集まり急騰している注目銘柄の株は、ブームが去ると株価が下落する可能性が高く、株価の再上昇も見込みにくいです。時事性や話題性だけで株を購入してしまうことは避け、成長銘柄かどうか考慮しましょう。
もうひとつの投資手段として投資信託という選択肢も
「どんな株に投資すればいいのかわからない。買うタイミングも難しそうで自信がない…」そんな方は選択肢のひとつとして、投資信託があります。
投資信託は、株式や債券など複数の金融商品を組み合わせた「ファンド」に投資するものです。運用はプロのファンドマネージャーに任せられるうえに、分散投資によりリスクも抑えられるので、投資初心者にはおすすめの方法といえます。
投資信託は1口1万円程度から始められますが、中には1口100円から購入できる商品も。株式投資よりも少ない資金でスタートできるのも魅力です。株式投資と投資信託、2つをじっくり比べて、自分にあった運用方法をみつけてくださいね。
投資初心者の方はネット証券や株主優待を利用しよう
投資初心者の方はネット証券を利用し、リスクや運用コストを抑えた投資をするのがおすすめです。どの銘柄を買うべきか迷った際は、株主優待で選ぶという方法もあります。株式投資で利益を得るには、株の値動きや最新の経済動向を読みとり、慎重な判断をすることが大切です。普段から新聞記事をよく読むなど、常に情報に敏感になるようにしましょう。
総合証券と比べて手数料がお得なネット証券。手続きもオンラインでできるので、忙しい人でも空き時間に申し込むことができます。詳しくは楽天証券などの各証券会社のWebサイトをチェックしてみてください。
※この記事は2024年4月時点の情報をもとに作成しております。
このテーマに関する気になるポイント!
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株式投資とは?
株式によって利益を得る投資法です。株式投資で得られる利益には、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2種類があります。
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投資初心者が開設しやすい証券会社は?
投資初心者には、売買手数料が安いネット証券がおすすめです。
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投資初心者が失敗しないためには?
ネット上の口コミを参考にし過ぎない、急騰中の株やブームになっている株を買わないようにしましょう。経済動向などを参考にすることが大事です。
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