楽天証券の口座開設の手順を分かりやすく解説、口座を使うメリットとは?
ロボアドバイザーを徹底比較!おすすめの特徴や実績などをチェック
資産運用を始めるには、お金も時間もかかります。「そろそろ始めどき」と考えながらも後回しにしてはいませんか?そんな方にこそ注目してほしい、最新テクノロジーを駆使した資産運用手段「ロボアドバイザー」を徹底比較いたします。
ロボアドバイザーとは
ロボアドバイザーとは、年齢や年収、保有資産など数個の質問に答えるだけで最適なポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)を提案してくれるプログラムです。自分の頭で考えて投資行動をとると、株式市場が暴落したときにパニックになってやみくもに売ってしまったり利益確定を急いだり…。合理的な判断ができずに、損をすることがあります。証券会社の社員であっても何となく弱気になってしまって、合理的なアドバイスができないことはあるものです。
そこで、金融知識を備えたロボット「ロボアドバイザー」に判断を任せて成果をあげる方法が広まりました。投資先進国のアメリカでは、2008年あたりから活用されていた手法です。ようやく日本でも情報感度が高い人を中心に浸透し始め、資産運用に活用する動きが出てきています。
ロボアドバイザーは長期投資を前提としたサービスなので、短期的な運用成果がマイナスになる可能性は否定できません。10年、20年といった長い時間軸で成果を見ないと、真価が分からないということです。一時的に元本割れするリスクがあっても、長期的な資産形成を支援していく重要なツールにはなり得ます。サービスが普及し始めた今の段階で導入するからこそ先行者利益も得やすく、周りに先駆けた投資を始めるチャンスです。
ロボアドバイザーの種類を選ぶ
ロボアドバイザーには、投資一任型とアドバイス型の2種類があります。投資一任型とは、渡したお金の範囲で資産の配分先の選定や銘柄選択、実際の売買まですべて行い、何もしなくても運用が進んでいくスタイルです。最初に考え方や目的を登録しておけば自動的に効率的な運用ができ、手間はかかりません。一方アドバイス型では、合理的と考えられる意見を教えてくれますが、実際の取引は自分で行うことになります。投資一任型より手数料が割安な反面、指示通りの運用を実行しないと期待通りの効果は得られません。
一定のコストさえ支払えば効率的な資産運用ができることこそ、ロボアドバイザーの醍醐味。投資一任型から検討するのが王道でしょう。アドバイス型で同様の成果をねらうとしたら、「何があっても指示通りに運用する」という強い意志が必要です。
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ラップ口座・ラップ型ファンドとの違い
投資を一任するサービスと聞き、一部の証券会社や銀行が行ってきたラップ口座(投資を一任するお任せ契約)や複数資産の組み合わせで運用しているラップ型ファンドをイメージした人もいるのではないでしょうか。
ロボアドバイザーと従来のラップ口座の大きな違いは、プログラムが考えて投資を行うことにより、少額からでも運用ができるようになったところにあります。手数料水準も割安になり、一般的な会社員や自営業の人でも挑戦できる身近なサービスになりました。
ラップ型ファンドとの違いは、一人ひとりに合わせてより柔軟な資産の組み合わせができる点。投資一任型では売買を代わりに行えるところも新しく、従来にはなかった画期的な仕組みとして注目を集めています。
ロボアドバイザーでお任せ投資を始める方法
ロボアドバイザーでお任せ投資を始めるには、口座開設が必要です。希望する証券会社の指定する方法に従って投資用の口座へ申し込み、本人確認書類を提出するなど指定の手続きを経て下準備が終わります。すでに口座を持っているオンライン証券のサービスを使う場合、このステップは不要です。
口座の準備が終わったら、希望する業者のホームページを開き、無料診断を受けましょう。いくつかの質問に答えるだけでロボアドバイザーが考えた運用コースが表示されて、提案内容が気に入ったら申し込みへ。初期投資金額だけ決めれば自動で運用が始まり、定期的に成果を確認するだけで大丈夫です。
運用成果をさらに高めるための活用術
ロボアドバイザーには積立投資ができるタイプも多く、毎月1万円など決まった金額を投資に組み入れ、より効率的な資産形成を行うことができます。一定のペースでの積立投資を行う手法は、株式投資の世界で「ドルコスト平均法」と呼ばれるものです。安いときにはたくさん買って、高いときには少ししか買わない運用ができることが特徴。まとめて投資を行うよりも効率的な運用になりやすいと言われています。
ロボアドバイザーの場合は投入した資金を適切な資産へと振り向けることになり、特定の投資信託や株式銘柄を対象にした積立よりもさらに安全な運用ができます。投資の目的によっては積極的にリスク資産を買いに行き、利益をねらうことも可能です。ここまで理論的かつ細かい運用を自分の手で行うのは大変ですが、ロボアドバイザーを活用することにより、わずらわしさがなくなります。どんなに忙しい人でも目的に応じた運用ができ、チャンスを逃さずリスクを抑えることができるでしょう。
会社ごとの手数料の違い
ロボアドバイザーにおまかせで運用した場合、どのくらいの手数料がかかるでしょうか。違いが一目で分かるように、主要5社の手数料水準を比べてみました。
ざっくりとは、年率1%前後の手数料だったら平均的な水準です。このほか投資信託を投資対象にした場合の信託報酬など、間接的に負担する費用もあります。契約締結前交付書面をよく読んで、頭に入れておきましょう。
会社ごとの運用実績にちがいがあること
ロボアドバイザーの実績は、会社によって異なります。実力を示す参考資料になるので、申込前に確認してみてください。たとえば楽ラップの場合、期待リスクに応じた実績は以下のようになります。
・楽ラップの運用実績
外部環境が良好だったこともあって、軒並みプラスの成績です。リスクを最も抑えたコースの運用を選択しても、100万円を入れておいたら105万円くらいになっていたことになります。あくまでも過去の履歴で今後も同じ実績が続くわけではありませんが、良いスタートを切っていることが分かりました。
・WealthNaviの運用実績
比較対象として、WealthNaviの運用実績を見てみます。2016年1月から2018年8月までの円建て換算・リスク許容度別リターンは以下の通りです。
こちらも軒並みプラスの成績になっていることに加え、たくさんリスクをとったモデルケースほど高い実績になっているところに注目しましょう。リスクとリターンの相関関係の整合性がとれていることは、ロボットアドバイザーがきちんと機能している裏付けです。
・運用実績を比較する際の注意点
運用実績を比較する際、たくさん儲けた商品が良いものとは言い切れないところに気をつけましょう。実績はあくまでその時点の通知表です。相場の世界に「絶対に勝てる」理論はなく、将来にわたって同じ収益をあげられる保証はありません。
そこで注目したいのは、「リスク許容度や目的に応じた運用ができているか?」という点です。ロボアドバイザーを活用するメリットは、手続きだけ行えばあとは放置で済むこと。リスク許容度に応じて想定した通りの運用を淡々と行ってくれるものほど望ましく、安心して入金できます。
たとえば楽ラップの場合、どんなふうに始められるのか
最後に、楽ラップの場合はどんなふうに始められるかをステップ別に見ていきます。早速初めてみようと思った人は、楽ラップの申込ページ(https://wrap.rakuten-sec.co.jp/)にアクセスして、一緒に手続きしてみましょう。
・運用コース診断
「診断スタート」をクリックすると表示される16問の質問に回答します。すべてに回答し終えて表示されたものがロボアドバイザーからの提案です。楽天証券の口座を持っている人はログインして申し込み、持っていない人は総合口座開設を行いましょう。
・投資金額の入力(口座を持っている人)
申込手続きのなかで、投資金額を聞かれます。いくらから投資を始めるかを入力、手続きを終えてください。申込手続きが終わると「おまかせ運用」に関する契約が結ばれます。すると、翌日から運用スタート。運用成果を定期的にチェックするだけで、管理の手間はかかりません。
・総合口座の開設(口座を持っていない人)
せっかくパソコンやスマホの画面を開いているのなら、オンラインで手続きしましょう。画面に表示されるフォームの指示に従って、口座申込を行います。氏名や住所など基本的な情報を入力するだけなので簡単です。画面の指示に従って免許証などの本人確認書類も提出したら、ログイン情報のお知らせが郵送されるのを待ちましょう。郵送物が届いたら初期設定とマイナンバー登録を行って、投資するお金を入金します。分からないことがあったら電話やメールで相談できるので、不安に感じる必要はありません。
頭で考えているだけでは複雑なサービスのように感じるという方は、まず無料診断を受けてみるのも一手。どんな提案がなされるのかを見るだけでも、投資に関する意識が変わるかもしれません。資産運用に関心がある人なら興味深い答えが得られるはずです。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。なお、本コンテンツは、弊社が信頼する著者が作成したものですが、情報の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問等には一切お答えいたしかねます。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。
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