株の始め方はコレ!初心者必見、5分で読めるゼロからの株式投資

リリース日:2020/11/18 更新日:2024/07/24

将来への不安から資産形成をしようと思っても,何から始めればよいか分からない人は多いと思います。株と聞くと難しいイメージが先行し,なかなかはじめの一歩を踏み出しづらい人向けに,株の始め方を解説します。

  1. 株を始める前に覚えておくべき鉄則
  2. 口座開設から入金
  3. 株の選び方・買い方・売り方

株を始める前に覚えておくべき鉄則

株を始める前に覚えておくべき鉄則

株にはリターンもあればリスクもあります。自分の資産をしっかり把握し、リスクがとれる範囲内での投資を行うことが重要です。年齢や家庭の状況によって異なりますが、半年から1年分の収入にあたる金額を生活費として確保した状態で始めるか、本業を続けながら始めてみることをおすすめします。つまり「株をするなら余裕資金で」ということです。

 

株を始めるまでの流れ

株の売買が行われる証券取引所には個人で参加することはできないので、証券会社を通じて取引をすることになります。まずは証券会社に取引口座を開設しましょう。

 

具体的な口座開設の手続きはこの後説明しますが、書類に不備がなければ、どの会社も1週間程度で手続きが完了するので、銀行口座の開設と大差ありません。証券会社の口座開設をハードルが高いと思っていた人には、あっけなく感じるほどかもしれません。

口座開設から入金

口座開設から入金

株取引を始めるには証券口座を開設して、株を買うための資金を口座に入金する必要があります。

 

・手続きの方法
対面型の証券会社もありますが、ネット証券がおすすめです。以前は郵送での手続きが主流でしたが、今では口座開設手続きもネットで完結します。

 

・必要な書類
口座開設には、マイナンバーがわかる書類と本人確認書類が必要です。マイナンバーは2016年1月以降、口座開設の際に届出が必要になりました。本人確認書類は、運転免許証など顔写真付きであれば1点、保険証等顔写真なしは2点、というのが一般的です。マイナンバーカードがあれば両方を兼ねているので、便利です。

 

・入金の方法
株を購入するための資金を証券口座に送金します。銀行振込が一般的です。普段使っている銀行口座からの振込もできますが、提携銀行からの入金だと振込手数料が無料になる証券会社もあります。




株の選び方・買い方・売り方

株の選び方・買い方・売り方

株の選び方、買い方、売り方、いずれをとっても正解はありません。投資を専業にしている機関投資家のトレーダーでも、すべての取引で儲けを出しているわけではありません。まして、個人投資家の限られた時間や資金では、取引の回数や量に限度があります。やみくもに売買をするよりも、自分のルールを決めて中長期的な視点で投資を行うのがよいでしょう。

 

・単に儲かりそうというだけで選ばない
株の取引を通じて得られる儲けには、大きく分けて2種類あります。1つは株の売買によって得られる利益であるキャピタルゲインで、もう1つは株を保有することで得られる配当や優待による利益であるインカムゲインです。前者を狙うときは「割安株」、後者を狙うときは「高利回り株」と検索すれば銘柄情報が得られます。

 

株を購入するからには、誰もが儲けを出したいと考えるはずです。しかし、株価が割安であるか割高であるか、配当や株主優待が有利であるか否かを判断する指標は会社の業績に大きく依存しています。

 

株を購入するということは、ごく一部とはいえ、その会社を買うことでもあります。自分が知らない会社を数字だけ見て買うのではなく、最初は普段から利用しているお店や、仕事や趣味を通じて情報収集がしやすい分野から、応援するような気持ちを込めて選ぶのがよいでしょう。実際、株主優待で店舗で使える割引券などをもらっても、自宅周辺に店舗がない会社ではせっかくの株主優待が利用できないこともあります。

 

・一度に買わない
株主優待の権利獲得が目的だからといって一度に買ってしまうと、相場が大きく動いたときに損失が発生する可能性があります。ある程度まとまった株数を買いたくなるような場面でも注意が必要です。

 

例えば家族で楽しめる室内遊園地に行くことができるイオンファンタジー(証券コード:4343)のような場合です。株主優待では施設利用権がもらえますが、100株所有で2,000円、200株で4,000円、300株で6,000円と保有株数に比例して優待額が増えていきます。家族で遊びに行くことを想定して、すぐに300株を買いたくなるかもしれません。しかし、そのような場合でも、300株を一度に購入するよりも時期を分けて100株ずつを購入した方が、株価の変動リスクが小さくなります。

 

・売るときのルールを決めておく
最初は難しく感じるかもしれませんが、銘柄によっては「〇〇%上がったら(下がったら)売る」とあらかじめ決めておくことが肝心です。十分値上がりした株がもっと上がると考えて持ち続けた結果また値を下げてしまい、せっかくの利益を得られないことや、ずるずると株価が下がってしまうことを防げます。

 

ただし、資金が潤沢にあるのであれば「ナンピン買い」と呼ばれる手法を使うこともできます。ナンピン買いとは株価が下がったときに買い増しをし、買った株の平均取得価格を下げて反転を待つ取引手法です。もっとも、一度下がり始めた株の底値を見極めることは難しいものです。初心者におすすめできる手法ではありません。

 

楽天銀行の口座を持っている人は、楽天証券に口座を開設すれば、資金の移動も簡単に行うことができます。楽天証券では楽天ポイントを使った投資信託株の購入も可能です。ネット証券なので手数料も低水準。初心者におすすめの証券会社です。

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。なお、本コンテンツは、弊社が信頼する著者が作成したものですが、情報の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問等には一切お答えいたしかねます。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。




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かず
この記事を書いた人
かず

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

P2級保有。投資歴は約10年。国内現物株、投資信託、債券、金等へ幅広く投資。家計管理は月1回、資産状況と支出一覧を更新するシンプルなやり方を実践。クレジットカードやキャッシュレス決済に関する情報も積極的に収集。

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