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スイングトレードとは?株初心者のために特徴を解説!
スイングトレードとは数日~数週間のスパンで株式などの売買を行うトレード方法です。デイトレードと比べてのんびりとした動きが許されるため、副業で株式投資をはじめたいという人にもオススメ。ただし、スイングトレードにもメリットとデメリットがあります。この記事では株式投資の種類と、スイングトレードの特徴を詳しく解説します。
もくじ
・株式投資の種類
・スイングトレードのメリット
・スイングトレードのデメリット
・副業禁止でも大丈夫?
・まずは余裕資金から
株式投資の種類
株式投資は売買期間によって呼び方が異なります。分類はまちまちですが、よく使われる呼び方は以下のとおりです。
・スキャルピング(数秒~数分)
スキャルピングは数秒から数分の超短時間で売買を行う方法。1円でも値上がりしたら売るなど、小さな利益を積み重ねていきます。ただし、これで利益をあげるためには数秒単位での争いになるため、専用のツールやシステムを持っている人でないと厳しいです。一般の投資家、ましてや初心者には難しいといえるでしょう。
・デイトレード(数分~数時間)
デイトレードの特徴はその日のトレードをその日のうちに完結させること。数分~数時間単位で売買を行います。市場が開いている9:00〜15:00の間ずっと相場に張り付いて値動きをチェックする人と、1時間だけと時間を決めてトレードする人とさまざまです。1日の値動きが大きな銘柄が中心となるため、ある程度投資に慣れていないと難しい面も。ただし、時間外の材料には左右されないため、取引時間が終われば自由になれます。
・スイングトレード(数日~数週間)
デイトレードとは違い、購入した銘柄を数日間保有するスタイルです。ある程度株価が上がったところで売却します。その一方、「ここまで下がったら売る」という損切りポイントを決めておくのが重要。デイトレードのように取引時間にとらわれることがないため、本業をしながらトレードすることも可能です。
・ポジショントレード(数週間~数年)
ポジショントレードは複数の銘柄を分散して保有し、ポジションを組み替えていくことで大きな利益を目指します。経済状況の影響を受けやすく、上昇局面では大きな利益が得られますが、下落局面では大きな損失を被ってしまうことも。銘柄をじっくり選定できるというメリットがある反面、損切りするタイミングが難しいというデメリットもあります。
・長期トレード(数年~数十年)
ポジショントレードよりも長期的に保有するスタイルで、株主優待や配当金を目当てにしている個人投資家も多いです。いったん株価が大きく下がってしまっても、数年のうちに持ち直すこともあります。その一方、取り返しがつかないほど株価が下がってしまうことや、売りたくても売れない状況に陥るリスクも考えられます。
スイングトレードのメリット
それでは、スイングトレードについて詳しく解説していきましょう。他の投資スタイルと比べてどんな特徴があるのでしょうか。まずはメリットから見ていきます。
・企業分析をせずに大きな利益を得られることも
デイトレードと比べると値動きが大きいため、上昇局面で売ることができれば大きな利益を得るチャンスがあります。また、ポジショントレードや長期トレードでは必要となる、企業の業績から将来の株価を予想するファンダメンタルズ分析が不要です。テクニカル分析の方法を学べば手軽にはじめられるというメリットがあります。
・売買回数が少なくて済む
デイトレードの場合は取引時間中モニターを監視し、チャンスがあればその都度すぐに売買しなければなりません。精神的にも大変ですし、売買手数料がかさむというデメリットもあります。スイングトレードなら1日~数日に一度売買するだけでOK。株価チェックの手間が少ない点もよいところです。
・資金効率がいい
スイングトレードの保有期間は長くても数週間のため、ポジショントレードや長期トレードと比べて資金効率がよく、資産も増やしやすいという点がメリットです。
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スイングトレードのデメリット
メリットとあわせてデメリットを知ることが大事です。主なデメリットは以下の2つになります。
・時間外に左右される
デイトレードは保有銘柄を翌日に持ち越さないため、15:00に市場が終われば売買のことを考えなくて済みます。スイングトレードの場合、市場終了後に業績発表があると、翌日の株価に影響するためしっかりチェックしなければなりません。日本時間では夜に行われる他国のマーケットの影響を受けることもあります。
・損切りが難しいことも
損切りした株が翌日になって上昇することもめずらしくありません。そのようなケースを目の当たりにすると、「もう一日持っていよう」という心理が働きがち。一日で清算するルールのあるデイトレードと違い、諦めが悪くなってしまう可能性があります。
副業禁止でも大丈夫?
副業禁止の会社に勤めている人は、株式投資で利益をあげてもいいものなのか不安に思うかもしれません。結論からいえば、株取引は資産運用のひとつのため副業とはみなされません。もしこれが禁止ということなら、普通預金で利息をもらうのも禁止になってしまうはずです。もちろん勤務時間中にトレードを行うのはいけませんが、勤務時間外に買注文や売注文を出すのは問題ありません。
1つの会社に勤めているサラリーマンの場合、1年の儲けが20万円以下なら確定申告する必要はありません。それ以上の収入になったとしても、「源泉徴収ありの特定口座」で取引していれば確定申告は不要です。会社に知られることもありません。
まずは余裕資金から
以上、株取引の種類や、スイングトレードの特徴について説明しました。うまくいけば大きな利益が得られますが、大きな損失を被るリスクもあります。初心者の場合は、万が一の場合になくなってしまってもいいぐらいの余裕資金からはじめることをオススメします。少額から徐々に慣れていくとよいでしょう。
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