楽天証券の口座開設の手順を分かりやすく解説、口座を使うメリットとは?
国債ってなに?
国債って聞いたことがありますか。国債は、カンタンに言えば、“国の借用書”です。落語などで出て来る「借金の証文」ですから、国が国債を購入した人に「○○年後にはお返しします」と保証しています。元本割れの心配がない安全資産です。
国債の特徴、一言で言えば“固くて安心”
国債は、先にお伝えした安全資産の特徴があります。また個人向け国債は、個人でも安心して買えるように“最低金利”を定めています。マイナス金利の昨今でも、0.05%が保証されています。超安全資産と考えると、なかなか有利な資産と言えるでしょう。
また国債は、楽天証券をはじめとする証券会社や、都市銀行、郵便局でも買えます。インターネットから購入できる金融機関も多いので、手軽に購入できると言えるでしょう。毎月発行していますので、今月がダメでも、1カ月たてばすぐに買えます。
たとえば10年国債を購入したものの、「お金が必要になったから、中途換金したいのだけど…」という場合も安心です。発行から1年以上経つと、全部もしくは一部を1万円単位で中途換金できます。その際、直前2回分相当の利子がペナルティとして引かれます。解約手数料は無料です。
個人向け国債は3種類!
なかなか魅力的な金融商品、個人向け国債ですが、その種類は3種類あります。 変動金利10年満期型「変動10」、固定金利5年満期型「固定5」、固定金利3年満期型「固定3」です。“ナントカレンジャー5!”のような響きがおもしろいです。
3つの商品のうち「変動10」のみ変動金利で、半年ごとの利払いの前の10年固定利付国債の金利を参考に決められるので、金利がその都度変わってきます。
「当分使う予定がないお金」であれば、金利上昇に連れて金利が上がっていく「変動10」の購入を検討してもいいかもしれません。
|
|
なんで国が借金するの?
借金なく国の財政が回っていくのが理想形です。ところが、税収は好・不景気の波で増減して、一定しません。一方道路やトンネルなどの社会インフラの補修や災害時の対策、医療費などの社会保険料の補てんなど、毎年かかる国家予算は増え続けています。
本来なら、国家予算が赤字にならないように増税するべきですが、増税するには、法律の改正などで時間がかかります。また、法律を決める国会議員は地元の代表なので、増税を嫌う有権者の顔色をうかがって、大胆な増税には腰が引けてしまいます。
その点国債であれば、政府予算で決定後発行すればよいのでカンタンお手軽です。こうして現在日本の国債発行額は800兆円を超える水準まで積みあがってしまっています。
これが個人の家計であれば「奥さん、今すぐ手を打たないと大変なことに!」とFP(ファイナンシャルプランナー)アドバイスを差し上げたくなるほど、大変な状況になっているといえるでしょう。家計でも国家予算でも、赤字が続くようであれば早めの対策が必要です。今後も赤字幅が広がりすぎないか、気にかけていく必要がありそうです。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。なお、本コンテンツは、弊社が信頼する著者が作成したものですが、情報の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問等には一切お答えいたしかねます。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。
この記事をチェックした人におすすめの記事 |
|
|
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。