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「ねんきんネット」で見る自分の年金見込み額が低すぎる件
「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」では、自分の年金の見込み額を確認することができます。そこに書かれている見込み額をチェックしたときに、「思ったより少ない!」と感じてしまう人もいるかもしれません。「もっともらえると思ったのに」とショックを受ける前に、本当に見込み額の見方があっているかどうかをチェックしてみましょう!ねんきんネットやねんきん定期便の見方についてご説明します。
もくじ
・ねんきんネットで年金見込み額を調べる方法
・「ねんきん定期便」はいつ頃届くの?
・年金見込み額が低すぎるのはなぜ?
・年金見込み額を上げるためにできることは?
ねんきんネットで年金見込み額を調べる方法
「ねんきんネット」で年金見込み額を調べるためには、まず初回登録が必要です。ねんきんネットを使うための登録は、「ねんきん定期便」に書かれている「アクセスキー」と、基礎年金番号を使って行います。ねんきん定期便を紛失したり、アクセスキーの有効期限を過ぎてしまった場合は、ねんきんネットから「ユーザIDのお知らせ」を取り寄せることで登録が可能です。
登録はねんきんネットのホームページから行います。次のステップに沿って登録すれば使えるようになるため、ぜひチャレンジしてみてください。
1.ねんきんネットのホームページにアクセス
2.「新規登録」ボタンをクリック
3.「ご利用登録(アクセスキーをお持ちの方)」をクリック
※アクセスキーを持っていない場合は、「ご利用登録(アクセスキーをお持ちでない方)」をクリックして、ユーザIDのお知らせを郵送で取り寄せます。
4.利用規約を確認して同意
5.ページの案内に従って情報を入力し、「申し込み内容を確認」ボタンをクリック
6.ユーザID確認用のURLが記載されたメールが届く
ねんきんネットを利用すると、これまでの保険料の納付額や将来受け取れる年金の見込み額を調べることができます。さらに、いろいろな条件を設定して、その条件下での年金受給額を試算することも可能です。たとえば、「60歳まで今の会社に勤め続けた場合に受け取れる年金額はいくらになる?」や、「年金の受け取り開始年を1年繰り下げた場合、どのくらい年金を増やすことができる?」といった細かい試算ができます。年金の受け取り額についてかなり現実的な数字を知ることができるでしょう。
「ねんきん定期便」はいつ頃届くの?
ねんきんネットにオンライン上から登録するときに利用するアクセスキーは、「ねんきん定期便」に記されています。とはいえ、アクセスキーの有効期限はねんきん定期便が届いてから3ヶ月となるため、すでに過ぎてしまっているという人もいるかもしれません。そういう場合は、ユーザIDを郵送で取り寄せるか、次のねんきん定期便が届くのを待つことになります。
ねんきん定期便は、毎年1回、その人の誕生月に届くことになっています。年に1度しか発行されないためあまり意識していないかもしれませんが、誕生月にはねんきん定期便が届くと覚えておきましょう。次の誕生月にねんきん定期便が届いたら、ねんきんネットに登録してみてはいかがでしょうか?
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年金見込み額が低すぎるのはなぜ?
「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で見られる年金の受給見込み額が「低すぎる!」と感じる原因はいくつかあります。「これしかもらえないのか」とショックを受ける前に、それぞれの原因について当てはまるかどうか確認してみましょう。
・「加入実績に応じた年金額」を見ている
「加入実績に応じた年金額」とは、これまでに納めた年金から計算された「現時点でもらえる年金額の見込み」です。しかし、実際には今後も年金保険料を納付することになるでしょう。「加入実績に応じた年金額」は、今後の納付額を踏まえずに計算されているもののため、かなり低い数字になってしまうのです。
・年金基金や個人年金、確定拠出年金などに加入している
「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」は公的年金制度のサービスです。年金基金や個人年金、確定拠出年金などは私的年金になるため、これらに加入している人はその分の受給見込み額をねんきん定期便やねんきんネットで知ることはできません。老後の生活費についてシミュレーションするときは、年金見込み額を間違えないようにしましょう。
年金見込み額を上げるためにできることは?
年金見込み額を上げるための方法はいくつかありますが、一番効果的なのは、「年金を今後も払い続ける」ということです。年金加入期間が少なくなると、年金額はそれだけ少なくなってしまいます。年金の払い漏れがないようにしましょう。
また、第1号被保険者の人は、「付加年金」を支払うことで年金の見込み額を上げることができます。付加年金制度は普段の年金に400円上乗せするだけのため、少ない負担で将来に備えることが可能です。実際に年金を受け取る際は、200円×付加年金を納めた月数分の金額が年金に加算されます。たとえば10年付加年金を納めた場合は、200円×120ヶ月=2万4,000円ですから、受給額を2万4,000円増やすことができるということです。
そのほか、年金の繰り下げ需給を利用したり、年下の配偶者または子がいる場合に利用できる「加給年金」を利用したりする方法があります。正しい知識を身につけて、損をしないようにしましょう!
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