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Question
家計簿のつけ方
家計管理 ・相談内容: 家計簿をつけようと何度か試みましたが、続けるのが難しく、途中で挫折してしまいます。現在はスマホのメモアプリで簡単に収支を記録していますが、もっと効率的で続けやすい方法を知りたいです。おすすめの家計簿のつけ方やアプリがあれば教えてください。
シックスパックさん
質問者年齢 | 30代 |
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職業 | 専業主婦 |
世帯年収 | 600万円〜800万円未満 |
Answer
この記事を書いた人
1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CFP認定者
風呂内亜矢
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
ポイント!
すでにたまっているデータを家計簿代わりにする!
支出管理(短期目線)まで本当に必要かも考えてみて
家計簿の記帳って大変ですよね。
家計簿にはいくつかのステップがあります。データの記録を残す「記帳」、記帳したデータを振り返る「分析」、分析した結果家計を見直す「改善」、などが主なステップといえるでしょう。
このうち、実際に家庭のお金を増やすことに直接貢献するのは「分析」と「改善」といえます。「記帳」することそのものに楽しさや喜びを感じている場合は別ですが、そうでないならば、すでに貯まっているデータを分析することから始めるのも手です。
銀行口座の入出金明細(Web明細でもOK)、クレジットカードの利用明細、コード決済の利用履歴など、お金の出入りが起こっているサービスの履歴を定期的にチェックすることでも家計簿の分析の代わりになります。データを集約させるという点では、支払方法を1つか2つなど少ない種類に統一できるとチェックしやすいでしょう。こうしたサービスを連携できる家計簿アプリでチェックするのでも良いですが、直接履歴を定期的に眺めるだけでも気づきがあります。
現金派の人であれば、レシートを貯めておいて、費目別やお店別にクリアファイルで保管するという方法もあります。レシートの長さ・量などで、お金を使いがちなシーンを見つける手助けになります。
家計管理には「短期」「中期」「長期」の3つの視点があります。
「短期」は家計簿に代表される「支出」の管理です。
「中期」は我が家の財産を棚卸しするような「資産」の管理です。
「長期」は10年、20年先にお金が尽きることがないかチェックする「キャッシュフロー」の管理です。
まずは資産の管理を徹底して、問題がなければそれでOK。問題があるようであれば支出の改善も検討するという流れにすると取り組みやすい人は多いのではないでしょうか(資産に問題がなくても不安と思う人はキャッシュフローもチェックもする)。
資産の管理は年末など年に1回、我が家にある口座の残高を棚卸しします。これを毎年繰り返すことで資産が増えていれば今年は黒字だった、減っていれば赤字だったといった、ざっくりとした年間の支出管理を兼ねることもできます。
シックスパックさんが改善したい、把握したいポイントはどこなのかということを振り返り、その部分の分析から入るための手間がかからない方法を選べると良いですね。
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