Question
自転車保険について
最寄り駅まで電動自転車で通っています。最近、電動アシスト自転車や電動キックボードでの事故が増えているようなので、自転車保険に加入しようと検討中です。自分が加害者になるかもしれないので、単独の自転車保険に入るべきか、それともクレジットカードなどに付帯している保険などでも事足りるのか分かりかねます。アドバイスをいただけると助かります。
へむへむさん
質問者年齢 | 30代 |
---|---|
職業 | 専業主婦 |
世帯年収 | 600万円〜800万円未満 |
Answer
この記事を書いた人
1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CFP認定者
風呂内亜矢
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
ポイント!
相手への補償と自分への補償
どちらをいくらくらいまでアップさせたいかで検討を
自転車保険については、自治体ごとに加入義務や努力義務が広がっています。もう少し細かくみると、自転車保険の中の「個人賠償責任保険」への加入を求めているケースが多くなっています。お住まいの自治体の要件を念のため1度確認をしておきましょう。
「個人賠償責任保険」については、へむへむさんがご検討されているクレジットカードでの付帯や、火災保険、自動車保険などの特約で加入されているケースがあります。これらの契約で補償を受けられる金額を確認することが重要です。
自転車事故による高額な賠償事例としては9000万円を超えるものもあり、個人賠償責任保険で1億円や2億円以上は確保しておいた方が心強いでしょう。中には補償金額が無制限となっている個人賠償責任保険もあります。また、自分だけでなく、家族が賠償責任を負った場合も対象になるかどうかも商品やプランによって異なるため、補償範囲をしっかりと確認しましょう。
「自転車保険」として販売されているものの場合、他者に対する賠償を行うための「個人賠償責任保険」のほかに、自分自身がケガをした場合の補償が受けられるものもセットになっているものが多いです。自分自身のケガについても保険を活用したいのか、それともそちらは預貯金や公的健康保険の高額療養費制度、ほかで加入している医療保険(主に入院時)などで対応できるのかを考えます。ほかの方法で対応可能であれば、個人賠償責任保険以外の補償までパッケージになっている自転車保険である必要性は低くなります。
補償範囲を広げたり、補償金額を上げようとすると保険料は高くなります。一方で確率が低いことへの保険料の上昇は緩やかなため、個人賠償責任保険の補償金額を1億円から2億円に上げた場合でも、その差額は数百円のことが多いでしょう。逆に自分への補償まで求めると保険料がグッと上がるケースが増えます。
ご自身が保険に求める範囲といざという時に備えたい金額に応じて選択されるのが良いですね。
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