Question
貯金が全然できません
派遣社員として働いています。給料が少なく、ボーナスも支給されないので生活費だけで精一杯で貯金ができません。
独身で年齢も年齢なので老後に備えて貯蓄していきたいとも思いますし、突然の怪我や病気などで高額な医療費がかかってしまった時の支払いに不安があるので貯金をしたいのですが、思うに任せません。何か良い方法があれば教えてください。
独身で年齢も年齢なので老後に備えて貯蓄していきたいとも思いますし、突然の怪我や病気などで高額な医療費がかかってしまった時の支払いに不安があるので貯金をしたいのですが、思うに任せません。何か良い方法があれば教えてください。
ウツロマユさん
質問者年齢 | 40代 |
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職業 | 会社員 |
世帯年収 | 400万円〜600万円未満 |
Answer
この記事を書いた人
1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CFP認定者
風呂内亜矢
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
ポイント!
貯蓄専用の口座を作って貯める仕組み作りを
努力で貯めることはみんな普通は難しい
お金を貯めることって難しいですよね。
入ってきたお金からできるだけ支出を抑えて、残すことに成功した分を貯蓄しようという順番は、通常、とても難しいということを知っておくことも大切です。そのため、お給料が入ったら1万円でも、5000円でもいいので、毎月定額を先に取り分ける仕組みを作ることが大切です。先に貯蓄するためのお金を取り避けて残りで生活をするため「先取り貯蓄」と呼ばれます。
先取り貯蓄の方法はネット銀行などの「定額自動入金」サービスを利用するのが手軽です。もちろんお給料日にATMに行き、貯蓄分を引き出して取り避ける方法でも構いません。この時、取り避けたり定額自動入金で利用する口座は、貯蓄専用口座として新たに開くとやる気がわきやすいです。まっさらな口座には、入金の履歴しかなく、引き出しの履歴が記録されないことを目指します。貯蓄専用の口座のキャッシュカードは持ち歩かず、机の引き出しの奥にしまっておけるくらいの付き合い方が理想です。
生活費1年分程度の貯蓄が貯まったら、iDeCo(60歳まで引き出せませんが定期預金などの商品も選べ、節税にもなります)など、より強制力の強い方法で先取り貯蓄することも検討できるようになります。
先取り貯蓄の原資ですが、もしかしたら、今現在も月5000円などを最初に差し引くことで、普段の生活をなんとかやりくりできる可能性はあります。その場合は、日々の生活の中で判断して支払いをしている食費や交際費といった「変動費」の中での調整になります。1カ月で5000円分我慢をするため、大変に感じるかもしれません。
「変動費」に対して、住居費、保険料、通信費、サブスク費など、日々判断はしていないけれど、自動的に決まった金額が出ていく費目を「固定費」といいます。こちらの見直しだと1度見直すだけで自動的に節約が続くため、この浮いた部分を先取り貯蓄に充てるのも良い方法です。もう使わなくなっている動画や雑誌のサブスクサービスや通えなくなっている習い事などがないか棚卸ししたり、スマホやインターネットの通信プランが適正か見直したりすることで、月々の固定費が減らせる可能性があります。
いずれにしても、頑張って貯めるということは、誰しも難しいことなので、できるだけ無意識で機械的に貯まっていく仕組み作りをすることがおすすめです。
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