Question
収入が減りました…始めるべき節約方法を教えてください
年齢:30代
職業:会社員
世帯年収:400万円未満
ペンネーム:ゆーき
一般的に金額が大きく日々のアクションを伴わない費目として、保険料や通信費が効果的な費目としてあげられます。
保険料については、現在の預貯金と社会保障でまかなえるシーンの保障を減らし、過剰なものは見直し、年払いにして割引を受けるなどが考えられます。即効性という点だと、貯蓄を兼ねた契約はやめて直近は定期や掛け捨てと呼ばれる保険商品に変更し預貯金が十分に貯まったら解約や減額を検討することなどが考えられます。保険を組み替える場合は、無保険期間が発生しないように、新しい保険に加入してから古い保険を解約します。
通信費については、キャリアを変えなくてもデータ容量を適正に見直すことで数千円の支出削減につながることがあります。混雑時に通信速度が落ちることや、ある程度自分で設定などができる場合は、格安SIMなどのMVNOに切り替えることで大幅に削減できる可能性もあります。
その他、一時的な支出を伴うことや労力的にも簡単ではありませんが、住居費の見直しも、一般的にはかなり効果が高いです。職場からの距離は変えなくても路線をずらすこと、同じ最寄り駅でももう少し歩くことなどを譲歩できるようであれば、家賃が低い物件が見つかるかもしれません。今住んでいる類似物件の相場が明らかに下がっている場合は、大家さんや管理会社に対して家賃交渉ができる可能性もあります。UR、JKK、特優賃などの礼金がかからなかったり、家賃が抑えられる物件を探してみたり、自治体によっては家賃の補助を行っているケースもあります。
住居費は効果は高いですが、簡単に取り組めるとは言いがたいため、やはり通信費や保険料などから見直していけると現実的だと考えられます。
その他、銀行通帳やクレジットカードの過去の明細を見ながら、毎月固定で引き落とされているもののうち、解約できそうなサービスがないかもチェックしてみてください。ジム、習い事、動画・音楽などのサブスクリプション契約などが削れると、日々は我慢しなくても、毎月の支出が抑えられるため、労力対効果が高いと考えられます。
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1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP認定者、宅地建物取引士。26歳のとき、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに、お金の勉強を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し賃料収入を得ている。2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『その節約はキケンです お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか(祥伝社)』、『ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)#なぜたま!』などがある。
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