Question
買い物依存のシングルマザーです。 -
年齢:20代
職業:パート・アルバイト
世帯年収:400万円未満
ペンネーム:IZU
お洋服もコスメも気持ちが潤うものが多いので、控えることが難しいですよね。
とはいえ、やはり人生において、「住宅」、「教育」、場合によっては「車」以外のものに対しては、借り入れをするのは避けたいところです。お洋服などの場合、借り入れをして利息や手数料などを払うと、結局定価よりもお金を支払ってしまうため、積み重なると本来変えたはずのアイテムが変えなくなる、手にする品数が減ってしまうという可能性が高まります。
クレジットカードだと、品物を手にするより支払いが後のため、手元の資金以上に買い物をしてしまいがちです。一旦クレジットカードはすべて解約して現金主義にするか、デビットカードやプリペイドカードなどを使って残高やチャージした金額以上には使えない決済手段に切り替えた方がよさそうです。最近はVISAやマスターカード、JCBなどの国際ブランドのデビット・プリペイドカードがあるため、クレジットカードと同じくらい、広くネットショッピングなどでも活用できる環境が整っています。
また、新品と同じようなバリエーションからは選びづらいかもしれませんが、ハイブランドやコスメのアイテムの品数が必要であれば、フリマアプリなどを使って定価より抑えた入手方法を検討するのも良いかもしれません。コスメなどはサブスクリプションサービスで、トライアルがたくさん詰め合わせされたものが毎月届くというものもあるため、こちらも色々試してみたいという気持ちを満たしやすいかもしれませんね。
化粧品の中でも基礎化粧品は固定費的な側面もあると思います。プロのメイクさんによっては美容液にはお金をかけるけれど化粧水は安価なものを使ったり、化粧品そのものよりも使い方が重要だからとフェイスシートを勧める方もいます。コストを抑えつつコンディションを維持できる組み合わせを見つけられると、自動的・継続的に費用を抑えやすくなるためお勧めです。
その他、何かを買ったときに後悔しているとしたら、後悔したシーンに共通する特徴を見つけられると良いでしょう。自分にはこのパターンのシルエットは合いそうにない、発見から購入まで日数が短い場合に後悔しているケースが多い、色違いをまとめて買っている場合にうまく使えてない、黒ばかり買っている、など、失敗する時の傾向がみえたら回避しやすくなることもあります。
がんばってください。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP認定者、宅地建物取引士。26歳のとき、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに、お金の勉強を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し賃料収入を得ている。2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『その節約はキケンです お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか(祥伝社)』、『ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)#なぜたま!』などがある。
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