Question
貯金口座について -
年齢:20代
職業:会社員
世帯年収:400万円未満
ペンネーム:ゆーき
楽天カードのオーソドックスな選択なら、楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードの中から選ぶと良さそうです。年会費がかからない点で、通常の楽天カードが多くの人に勧めやすい選択ですが、年会費以上の恩恵が受けられるケースを少し整理してみようと思います。
楽天ゴールドカードは年会費が2,200円かかりますが、楽天市場でのポイントが最大5倍となり、通常の楽天カードの最大3倍と比べて2%程度還元率が高くなる計算です。年間11万円のお買い物をした時、上乗せの2%で得られる還元が2,200円相当のため、11万円を遙かに上回るお買い物を楽天市場でするようであれば、楽天ゴールドカードが選択肢に入りそうです。
楽天プレミアムカードは年会費が1万1,000円かかりますが、付帯されるサービスの1つに、海外の空港でラウンジを利用できるプライオリティ・パスのプレステージ会員になれる特典がつきます。プライオリティ・パスのプレステージ会員は年会費が429ドル(約4万5,000万円程度)のため、海外によく出かける人は年会費以上の恩恵を受けやすそうです。
公式サイトではカードを比較できるページも設けているので、チェックしてみても良さそうですね。
https://www.rakuten-card.co.jp/card/
楽天銀行カードを作って、普通預金金利が2倍になるのも魅力的ですが、楽天証券の口座を開いてアカウントを紐付ければ(マネーブリッジ)、普通預金金利が5倍になります。口座を開いて投資をしていなくても金利は高くなります。そのため、金利については、こちらで条件アップを狙う方が有利かも知れません。
※マネーブリッジの優遇金利「年0.10%」の適用は普通預金残高300万円以下の部分のみです。
普通預金残高300万円を超える部分に関しては「年0.04%」の金利が適用されます(2022年4月時点)
楽天銀行に1人の人が口座を2つ作ることはできないため、ゆーきさんが想定されている使い分けだと、楽天銀行内で定期預金の積立購入を貯蓄用にするか、他行も含めた使い分けをご検討されるのがよさそうです。
※2023年12月1日(金)より、年会費有料の楽天カードに関するサービス内容は一部変更となりました。詳しくはこちらよりご確認ください。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP認定者、宅地建物取引士。26歳のとき、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに、お金の勉強を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し賃料収入を得ている。2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『その節約はキケンです お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか(祥伝社)』、『ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)#なぜたま!』などがある。
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