年齢：20代
未既婚：既婚
子ども：なし
職業：パート・アルバイト
世帯年収：800万円～1,000万円未満
ペンネーム：もももんが

消費税率と自動車購入については、2019年10月に自動車取得税が廃止され、新たに環境性能割がスタートします。車種により一概に言えませんが、一般的には、省エネ性能が高い電気自動車やプラグインハイブリット車を検討している場合は、消費税増税後の取得の方がお得な可能性もあります。

購入を考えている自動車で税額がどのように変わるのか、担当者にシミュレーションしてもらって比較するのが安心ですね。

ここでは、購入価格を一括で購入した場合と、ローンを使った場合について、その支払い金額に絞って比較をしてみます。

300万円の車を頭金3割（90万円）入れ、金利2%、5年間で返済（210万円）した場合の総額を試算してみます。この場合、月々の返済額は約3.7万円で総返済額は約221万円になります（利息約11万円）。頭金の90万円と合計して約311万円の支払いとなり、一括購入と比較すると約11万円の差がうまれると考えられます。

ちなみに、「ローン　返済シミュレーション」などのキーワードで検索すると、こうした金額の試算を行えるサイトが複数ヒットします。シミュレーションサイトで試算してみるのもよいですね。

確かに一括で購入できると約11万円お得ではありますが、いざという時に備えてある程度のお金を手元に残しておくことも大切です。金利によって数字は異なりますが、5年間の総額と考えると、大きすぎる差とも言えず、現在お考えのバランスは悪くなさそうに見えます。

手元に余裕ができた時に繰り上げ返済をできれば、利息を圧縮することもできます。繰り上げ返済のルールは銀行や商品によって異なるため、そもそも繰り上げ返済ができるのかや、その時にかかる手数料を確認しておき、もし想定よりも速いペースで貯蓄ができれば、繰り上げ返済を検討してもよいですね。