Question
1年間で100万円貯めるには?貯金初心者にオススメの方法を教えて!
年齢:30代
未既婚:未婚
子ども:なし
住居:持ち戸建(家族)
職業:会社員
世帯年収:400万円未満
借入有無:なし
ペンネーム:sorest empress X006284ED
初めて貯蓄に取り組む人がまず取り組んだ方が良いのが「先取り貯蓄」という方法です。
日々なんとなく節約を意識して生活し、余った分を貯蓄するのではなく、あらかじめ決めた金額をお給料日に差し引いてしまい、残りの金額で生活をする方法です。
新しく貯蓄専用の銀行口座を開いて、毎月定額移動させるのも良いですし、銀行の積立定期、会社の財形貯蓄などを利用するのも良いでしょう。
先取り貯蓄する金額ですが、独身の場合20~30%、実家暮らしの場合30%超を目指せるケースも多いです。手取り月収25万円の場合、毎月5~7.5万円+αが目標です。ただし、この基準は初めて貯蓄に取り組む人にとってはややハードルが高いかもしれません。
まずは、自分が1ヶ月に使っているお金、あるいは絶対に使いたいお金の概算を出し、無理のない貯蓄額を機械的にお給料の振込口座以外によけるという習慣をつくることからスタートするのがおすすめです。例えば週2回飲み会に行って月4万円使っている、洋服を毎月2万円は買っている、など、自分の消費を振り返ります。無理せず減らせそうな出費があれば、そこも整理してみましょう。
毎月使っている、使いたい必要額を手取り給与から差し引いた額を、最初の先取り貯蓄の目標額として設定すれば現実的で取り組みやすいですね。
ゆくゆくは、将来ひとり暮らしをした時の家賃や生活費相当額を先取り貯蓄できるようになれば、貯まるスピードもアップします。
毎月で積み上げて行くのがどうしても厳しい場合には、ボーナスに手をつけないなどの方法で、はじめに勢いをつけるのも良いでしょう。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP認定者、宅地建物取引士。26歳のとき、貯金80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに、お金の勉強を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し賃料収入を得ている。2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『その節約はキケンです—お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか—(祥伝社)』、『デキる女は「抜け目」ない(あさ出版)』などがある。
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