Question

ネット銀と一般的な銀行の違いについて

ネット銀行と一般的な銀行の違いと、ネット銀行のメリット・デメリットを知りたいです。(金利や手数料なども)

ゆきさん

質問者
年齢 20代
職業 パート・アルバイト
世帯年収 400万円未満

Answer

風呂内亜矢
この記事を書いた人
1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CFP認定者
風呂内亜矢

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

26歳のとき、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに、お金の勉強を始める。現在は夫婦で複数の物件を保有し賃料収入を得ている。2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 書籍は『コツコツ続けてしっかり増やす!誰でもできるNISAの教科書(ナツメ社)』など約30冊。YouTube「FUROUCHI vlog」も更新。

実際の店舗での営業や窓口をメインとする従来型の銀行に対して、2000年10月頃以降に開業された銀行は「新形態銀行(新たな形態の銀行)」と呼ばれることがあります。新形態銀行は、一般的にネット銀行として知られる、店舗が無い・少ない、窓口の中心がインターネットになる銀行を指します。

 

店舗が無い、あるいは少ないため、コストを抑えやすく、預金金利が高くなりがちであることや、手数料が安い・無料の回数が多い傾向にあるなどのメリットが挙げられます。
一方で、いざという時の対面の相談がしづらい、相続など書類原本を必要とする込み入った手続きでは郵送でのやりとりとなり時間がかかるケースがある、など実店舗がない故の不便もあります。また、公的な費用の引き落としなどについては、ネット銀行を引き落とし口座に指定できないことがあるため、注意が必要です。

 

通帳がないことをデメリットに感じる人もいるかもしれませんが、アプリやWeb画面でいつでも確認できる点はメリットと言えそうです。従来型の銀行もインターネットバンキングの機能が充実してきていて、通帳をなくしたり、Web通帳で確認できるようにする動きがあります。

 

日本の銀行は金融庁への届出や、条件面が厳しいため、ネット銀行だから信頼できないと不安になりすぎる必要はなさそうです。
給与振り込みや引き落としは従来の銀行、貯蓄などはネット銀行など、用途に応じて使い分けられると良いですね。

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