Question
消費者金融の借金返済のコツ
これまで貯金をしていた5万円ずつで借金を返すと2年くらいかかってしまうのは少し不安があります。生活は切り詰めすぎない程度に早く返済したいと思っています。無理なく借金を減らすためのアドバイスを教えていただけますか?
オニャンコポンさん
質問者年齢 | 30代 |
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職業 | 会社員 |
世帯年収 | 400万円〜600万円未満 |
Answer
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
消費者金融以外の資金調達方法をチェック
条件の良い借入先や受けられる給付・保険金の確認を
どこかに借りて返済を続けるとしても、金利が高い消費者金融で借りている期間や額を抑えられると良いですよね。そのためにも、取りこぼしている公的給付や手続きがないか確認して受けとれるお金で早期返済することや、少しでも有利な借入先への借り換えを検討したいところです。
国民健康保険や勤務先の健康保険に加入している人が利用できる高額療養費制度。年収に応じて1カ月に医療費に対して自己負担する金額の上限額が決まっています。手術を受けられたご家族の収入やオニャンコポンさんとの生計がどうなっているかにもよりますが、例えば69歳未満、年収400〜600万円の人の場合、ひと月9万円【80,100円ー(医療費ー267,000円)×1%】程度(世帯)が、医療機関に支払う上限額です。それを上回る金額は、健康保険の窓口に届け出ることで差額が返ってきます。
入院では、医療費の他に差額ベッド代やパジャマなどの日用品などの金額がかさむこともあり、それらは高額療養費制度の対象外ですが、医療費の部分で上限額を超えている部分があれば、すぐに手続きをしましょう。70歳以上や収入が高くない人の場合、上限額はもっと低くなります。
高額療養費制度で実際にお金が戻ってくるまでには3カ月程度を要することが多いです。その間は戻ってくるお金の8割程度を無利子で借りられる「高額医療費貸付制度」というものがあります。結果的に3カ月後に戻ってくるお金の一部を早めに給付が受けられるような形となるため、申請をして、そのお金で消費者金融で借りている金額を前倒して返済できると支払う利息も軽減できます。
その他にもオニャンコポンさんや手術を受けたご家族ご本人などの保険契約を見直してみましょう。医療保険で、対象になる手術でご家族の方が被保険者(保険の対象者)になっていないかを確認して、保険金が出ないかを確認します。また、医療保険以外でも学資保険や終身保険など、貯蓄性の高い保険に加入されている場合には、「契約者貸付制度」という比較的低利息でお金を借りられる制度があります。
制度を利用できる保険契約がないかもチェックしてみましょう。これらの他の借り入れであっても借りたら最終的に返さなければいけないことには代わりはありませんが、条件が有利なところから借りることで利息が少なくなったり、その分返済が早く進むなどの効果が期待されます。
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