Question
ドル建保険について
さなさん
質問者年齢 | 40代 |
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職業 | 自営業 |
世帯年収 | 1,200万円〜1,500万円未満 |
Answer
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
加入している保険会社によって手続きが異なりますが、担当営業・代理店の方に連絡をする、保険会社のコールセンターに電話する、Webサイトなどで解約の手続きを行うなどの方法が考えられます。
解約時の返戻金は商品によって、ドルと円のどちらかを選択して受け取れる場合もあります。加入されている商品の内容をご確認ください。ドルで受け取れる場合、必ずしも円安のタイミングを狙った解約をしなくても、加入を続けて将来ドルで受け取り、さらに後々円安だと感じるタイミングで円に戻すという選択肢も出てきますね。
ご質問いただいたタイミングでは大きく円安だったかもしれませんが、今、回答をしているタイミングでは、やや円高に振れています。回答が公開されるタイミングではまた円安になっていたり、円高になっていたりする可能性もありますね。
返戻金が振り込まれたり、レートが適用されるタイミングは商品によって、月単位や日単位で決まっていますが、最も得になるレートを狙いに行くことは現実的ではありません。
そのため、レートのタイミングを見計らいながら解約を検討するというよりも、そもそもドル建て保険で契約していたその予算は「資産のうち、ドルに配分して持っておきたかった予算ではないのか?」という点も、今一度振り返っていただくことが大切かと思います。元々ドルとして持っておきたかった資産であれば、返戻金が戻っても、米国株式やETF、投資信託など、ドルをベースとする金融商品を選び直して購入する必要が生まれるためです。(保険の目的がドルの性格で資産を保有することであったのであれば、さなさん からいただいたご質問の「返戻金で投資を始める場合のおすすめ」への回答は、ドルベースの株式、ETF、投資信託などになります。)
保険商品による貯蓄や運用は、保険料の一部が保障に回るため、最も効率的な方法とはいえません。一方で、契約期間が長くなることで約束されたルールで運用がなされ、増えていくことも期待されます。ドルでも受け取れる商品なのであれば、いつ解約するのが「ドル換算」の返戻金がもっとも高くなるのかに着目するのも良いでしょう。為替レートではなくドルとして有利な時期に解約し、円安だと思うタイミングで少しずつ円に戻していく選択肢もあります。
現在の商品がドルで受け取れるものなのか、そうではない場合は適用されるレートはどのタイミングになるのかなどを確認し、解約や継続を検討されると良いでしょう。
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