Question
新NISAについて教えてください
周りで新NISAを始めている人が多いので、自分も始めなければとは思っているのですが、まだ始められていません。ネットや本などでさまざまな情報が出ていてどれを見たら良いかわからず、プロの人に教えていただきたいとも思うのですが、誰に相談するのが良いかもわからないので教えていただきたいです。
はたきゅんさん
質問者
年齢 |
30代 |
職業 |
会社員 |
世帯年収 |
400万円〜600万円未満 |
Answer
この記事を書いた人
1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CFP認定者
風呂内亜矢
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
ポイント!
複数の媒体で共通して解説されていることをチェック
ご自身がNISA(運用)に期待する役割も再確認を
NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得られた利益が非課税になる制度です。通常、投資で得られた利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内で投資して得られた利益には税金がかからないというメリットがあります。
NISAを始めるにあたっては、はたきゅんさんがNISAや投資・運用にどういった役割を期待しているのかを明確にしたり、納得できる状態にすることも大切です。
一般的には、「資産を現預金だけで持っていると景気や物価で購入できるものの数が変動するが、資産を異なる性格の商品で持ち分けることで必要な購買力を維持する(資産の価値を維持する)」ことを、投資や運用の目的とすることが多いです。そして、どうせ投資や運用を行うのであれば、非課税で行えるNISAを活用するのが有効なのではないか、という立ち位置になります。
はたきゅんさんが期待していることと乖離がないか、そうした目的の予算にいくらくらい充てられそうか、確認しながら検討していきましょう。
実際にNISAを利用するにあたっては、インターネットや書籍の情報を複数参考にすると良いでしょう。特に、どこで見ても共通して説明されているポイントは、重要で理解しておきたい情報といえます。金融庁も
NISAの特設サイトを開設しているので併せて参考にされると良いでしょう。
一般的なご相談については、日本FP協会や、今年8月から本格稼働した金融経済教育推進機構(J-FLEC)が無料相談体験を行っているため、試してみるのも良いかもしれません。
投資する銘柄などに関する具体的なご相談の対応は、誰でもできるわけではなく、投資助言業登録をしている必要があります。検討している相談先が、しかるべき資格を保有しているかを確認することも大切です。金融機関の窓口などで商品の説明を受けられるケースもあります。
いずれの相談先であっても、最終的に運用の結果はご自身が背負うことになります。相談や助言で得られた情報を、ご自身が理解して自分の責任の中で選んでいくしかないという点は、忘れないようにしてください。