Question
ジュニアNISA終了後は子供の資産をどう運用するべきでしょうか
はるくんママさん
質問者年齢 | 40代 |
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職業 | 専業主婦 |
世帯年収 | 800万円〜1,000万円未満 |
Answer
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
金額的には新しいNISAで代替可能
投資は目標金額を設定できない点にも気をつけよう
お子さんの名義にして区別することはできませんが、来年から始まる新しいNISAが代替手段になりそうです。仮にはるくんママさんが、ジュニアNISAでの月3万円(年間36万円)とは別に、ご自身の名義でもつみたてNISAを年間40万円(または一般NISAで年間120万円)されていたとします。新しいNISAでは成長投資枠で240万円、つみたて投資枠で120万円の年間投資が可能なため、ご自身の名義で行っていた投資と、ジュニアNISAで行っていた投資を合算して、新しいNISAの中で継続していくことが可能です。
お子さんの名義にはならないこと、口座を分けて区別できないことというデメリットはあるものの、家計全体で考えたときに運用に回したい割合は、これまでと変わらず維持することができます。また、教育資金のためということであれば、お子さん名義ではなく、はるくんママさん名義の資産からの捻出でも問題ありません。
なお、運用を続けていらっしゃるのでご承知の通り、投資・運用に充てた資金は、必ずしも増えるとは限らず減ることもあります。そのため同じペースで投資・運用を続けた場合、4年後に500万円になっている可能性もありますが、満たない場合や減っている場合もあります。その時には、あえて運用中の資金には手をつけず、預貯金の方で教育費を捻出することも選択肢にあることを忘れないようにしましょう。
なんとなく教育費に充てようということで区別して運用していくことは良い方法ですが、実際に資産の中から何らかの費用を捻出する際は、その時不利になっている(評価額が落ちている)ものから切り崩して支払いに充てなくても良いようにしておきたいですね。
お金を使いそうな予定が見えていたり、預貯金でまかなえそうにない予算が見えている場合は、運用資金を評価額が良いタイミングで分割して売却していくことも選択肢です。運用に充てる資金は用途別というよりは、家庭の資産全体でみたときに当面の間使いそうにない金額分を回しておくことが大切です。
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