Question
米国債保険について
TOMOさん
質問者年齢 | 40代 |
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職業 | 会社員 |
世帯年収 | 1,500万円〜 |
Answer
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
一定の約束に基づく投資を行ってもらえることは、保険による運用の魅力と言えますね。
TOMOさんの資産全体のうち、米国債で保有するのに適当だと考えている割合の範囲内で、満期まで保有できるということであれば、前向きに検討することもできそうです。
一方で、保険商品である限り、すべての保険料が運用に回されるわけではなく、死亡時の保険金など「保障というサービス」を受ける部分に対価を支払うことになります。そのため、ご質問の文面にあるとおり、途中で解約する際は、一時払いで預けた金額や月額で支払ってきた保険料よりも、解約返戻金が少なくなることがあります。
もしも、検討されている商品で提供される「保障」の部分に魅力を感じていない場合には、証券口座などで米国債券などの金融商品を購入することも比較できる選択肢になります。
通常、保険商品における「積立利率」は、契約者に保険金を支払うために「保険料の一部を運用する際の利率」を示しています。TOMOさんが支払う「保険料すべて」に積立利率が乗算されるわけではない点には注意が必要です。
途中で解約すると目減りするというお話にも関連しますが、10年など、一定の約束された期間続けられた場合、ある程度の運用成績の見込みが立つのが保険商品の良いところです。ただ、おそらく今ご検討されている商品は、積立利率は契約時に確定されたものが続く商品と考えられます。10年の中で、もしももっと魅力的な利率の商品が出てきたときに動かしづらい資金となります。お手持ちの資産のうち、一定の約束として固めてしまっても良いと思える割合だけ検討されるのが良いでしょう。
また、商品によって、受取時に通貨が選択できるケースと、円のみの支払いになるケースがあります。もしかすると、ご自身でレートが不利にならないタイミングに少しずつ取り崩したいというご希望も出てくるかもしれません。受取時に通貨が選択できるようになっているのか、そして適用されるレートはどういう水準のものになるのかも確認をされると安心です。
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