Question
iDeCo、つみたてNISAについて -
年齢:20代
職業:会社員
世帯年収:400万円未満
ペンネーム:すい
早くから計画的な資産形成の習慣をお持ちで素晴らしいですね。
現在300万円弱の預貯金があり、今後はつみたてNISA年40万円、iDeCO年30万円弱、預貯金年20〜40万円を継続して行くご予定ということですね。
すいさんが予定されている通り、今の体制であれば、もし現金が必要になれば、つみたてNISAから一部売却して手元に戻すなどの方法でやりくりすることもできそうですね。100万円分株式で保有したとしても預貯金の形で200万円弱手元に置けるため、病気や転職、リストラなどの、突発的な事態には、概ね対応ができそうです。
一方で、現在は予定されていないとのことですが、結婚や子供の誕生、あるいは住宅の購入など、ライフイベントの比較的大きな出来事に対応するためには、手元に500万円程度の預貯金があると対応しやすくなります。
手元に残る200万円弱の現預金と、これから貯めていく資金の中で、いずれ準備できるようになることや、本当に必要であれば、つみたてNISAから引き出していくことも考えられるため、あと3年程度で500万円をすぐに準備できる体制も整いそうですね。
向こう3年、あるいは現預金が500万円に到達するであろう10年後くらいまでの間に、損失が出ていたとしても、ためらいなく、つみたてNISAや株式からの売却を行うことができるのかを少し想像してみて、問題なければ進んでも良さそうです。
ご質問の文章や、これまで・これからのご予定を読んでいると、お考えの通りの実行で概ね問題がなさそうですが、必ずしも可能な予算すべてを投資に回す必要もありません。損失が出るなら売却しないという判断ができる予算の範囲内だけ投資に当てるというセオリーもあるため、預貯金がもう少し増えるまで待つ、あるいは株式への投資を50万円程度の抑えるなどの微調整はしても良いかも知れません。
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1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP認定者、宅地建物取引士。26歳のとき、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをきっかけに、お金の勉強を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し賃料収入を得ている。2013年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。 著書に『その節約はキケンです お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか(祥伝社)』、『ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)#なぜたま!』などがある。
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