QRコード決済のアプリを使う際は、どの店舗で使えるかが重要です。対応している店舗はどんどん増えているので、自分が普段利用する店舗が対応しているのかをチェックしておくと良いでしょう。楽天ペイは2023年11月現在、以下のコンビニで使うことができます。

• ローソン
• ナチュラルローソン
• ローソンストア100
• ファミリーマート
• ファミマ！！
• セブン-イレブン
• ミニストップ
• セイコーマート
• デイリーヤマザキ
• ポプラ
• 生活彩家
• NewDays
• キヨスク
• ギフトキヨスク
• ベルマートキヨスク
• グランドキヨスク

※一部対象外店舗があります

まずは、コンビニのレジで楽天ペイをどのように使うのか、確認しておきましょう。レジへ行く際は、前もってスマホの楽天ペイアプリを開いておくとスムーズです。会計時に「楽天ペイでお願いします」と楽天ペイで支払いたいことを店員さんに伝えたうえで、スマホ画面に表示されているコードを提示し、レジの機械で読み取ってもらいましょう。すると利用した店舗や支払金額、獲得予定ポイントなどを表示する画面に切り替わり、決済完了です。

楽天ペイはほとんどのコンビニで使うことができますが、コンビニによってポイントカードとの併用や上限額などが異なります。なるべくお得に、そして会計時にスムーズに決済できるような情報をお伝えします。

セブン-イレブンでは、コード表示で楽天ペイを使用できます。クーポンやセブンアプリとの併用はできますが、現金やプリペイドカードなど、ほかの決済方法との併用はできません。
以下に、併用できない決済方法の一覧をのせています。

• 現金
• nanaco
• 交通系の電子マネー
• 楽天Edy
• QUICPay
• iD
• クレジットカード
• バーコード決済

ローソンでも、コード表示で楽天ペイを使用できます。Pontaカードまたはdポイントカード、クーポンとの併用が可能ですが、現金を含むほかの決済方法との併用はできません。

同じくコード表示で楽天ペイが使用可能なファミリーマート。ファミリーマート発行の割引券や引換券、楽天ポイントカード、Tカードなどと併用可能になっています。併用可能なサービス一覧は以下のとおりです。

• ファミリーマート発行の割引券、引換券
• ギフト券
• ユニー商品券
• 楽天ポイントカード
• Tカード
• dポイントカード

※楽天ペイでの決済の前に、併用可能な決済で先に支払処理をする必要があります。

ミニストップでも、楽天ペイのコード表示で決済ができます。決済機能のないWAONポイントカードとの併用が可能です。ただし、ミニストップサテライトなどの一部店舗では、楽天ペイでの支払い自体ができません。

なお、ここで紹介した楽天ペイが使えるコンビニの中でも、公共料金の支払いや金券類の購入など、一部の支払いにおいて楽天ペイが使用できない場合があります。詳しくは各コンビニのWebサイトなどでご確認ください。

「キャッシュレス決済に関する意識調査結果」では、キャッシュレス決済のメリットとして、「支払手続きを簡単・迅速に行えること」と「割引やポイント等の特典が得られること」が1位・2位となっていました。決済はコードをレジで提示するだけなので、代金の準備やおつりのやり取りなどの手間を省くことができます。また、楽天ペイと楽天ポイントカードと楽天ペイを併用できるコンビニでは、楽天ポイントを二重で貯めることができるというメリットもあります。

さらに楽天ペイの利用で注目したいのが、支払いの際に期間限定ポイントが使えること。楽天ユーザーは、お買い物やサービスを利用することで楽天ポイントを貯められます。その中には、利用期限が決められた期間限定ポイントもあるでしょう。支払いの際に楽天ポイントを使用するように設定しておけば、期間限定ポイントから優先的に使用されるので、期間限定ポイントを無駄にせずに済みます。

コンビニで楽天ペイが使えない、というトラブルを体験したことはないでしょうか。この原因のひとつとして、例えば、スマホの画面に傷が入っていることなどが考えられます。スマホの画面に傷があると、レジでコードを読み込めない可能性があるのです。また、画面が暗すぎても読み込めない場合があるので、事前に画面の状態や明るさを確認しておくと良いでしょう。

もうひとつ注意しておきたいのが、先述のとおり、楽天ペイでは決済できない商品・サービスがコンビニには存在することです。店舗によって異なりますが、代表的なものを挙げておきます。

• 電気・水道・ガスなど公共料金の支払い
• 切手、印紙、はがき
• 収納代行票
• プリペイドカード、ギフトカード
• 地区指定ゴミ袋・ゴミ処理券
• 電子マネーのチャージ
• ゆうパック