Suicaのポイント還元率はどれくらい?Suicaの種類や使い方

リリース日:2019/10/31 更新日:2024/09/26

私たちの生活にすっかりと根付いた交通系ICカード。通勤や通学などで多くの人が、どこかの交通系ICカードを利用しているでしょう。今回はそのなかでもSuicaに絞ってお得な使い方を紹介します。

Suicaのポイント還元率はどれくらい?Suicaの種類や使い方
  1. Suicaの使い方
  2. Suicaの種類
  3. Suicaの還元率
  4. 楽天ペイアプリからSuicaの発行・決済が可能に

Suicaの使い方

Suicaの使い方

SuicaはJR東日本が運営する交通系ICカードです。スマホにも対応しており、出かけるときにもスマホだけ持ち運ぶことで、定期やお財布などの役割を果たしてくれます。

 

Suicaと聞くと首都圏で使われているイメージがあるかもしれませんが、実は北海道から九州まで幅広く利用することができます。Suicaに代表される交通系ICカードは全国に10種類あり、それぞれ利用できるエリアが決まっています。しかし、交通系ICカード全国相互サービスがあるため、どこかの交通系ICカードを持っていれば原則として別のICカードエリアでも乗車カードとして利用できます。

 

Suicaを購入するにはSuicaエリア内にあるJR東日本の駅の多機能券売機、みどりの窓口を利用してください。ではJR東日本の駅がないエリアの人は買うことができないのでしょうか?エリア外の人がSuicaを買う方法については後述します。

Suicaの種類

Suicaの種類

Suicaには目的などに応じて種類があります。カードタイプがSuica定期券、My Suica、Suicaカード。またカードを持ち歩きたくない人にもおすすめなのがモバイルSuicaとApple Pay。こちらはアプリで利用することができます。

 

Suica定期券はJR東日本のみどりの窓口で購入するほかに、インターネットの定期券購入サービス、「ネットde定期」から申し込むこともできます。

 

My SuicaやSuicaカードは、JR東日本の駅にある多機能券売機やみどりの窓口で申し込み可能。価格は1,000円から1万円の間で選べ、発行時に預かり金として500円を支払い購入します。

 

モバイルSuicaは、モバイルSuicaに対応しているスマホでアプリをダウンロードして利用します。年会費が1,050円(税込)かかりますが、ポイント還元率が高いクレジットカードと紐づけすることでポイントを効率よく貯めることができるでしょう。

 

iPhone7以上やApple Watch2以上を持っていると、Apple PayでもSuicaを使うことができます。これ以上、カードを増やしたくないという人にもピッタリでしょう。こちらもモバイルSuicaのアプリをダウンロードしてからSuica発行手続きに進みます。

Suicaの還元率

交通系ICカードは通勤や通学などに必ず持ち歩くため、普段の買い物にも便利です。毎日使うカードだからこそ、還元率が気になるところです。Suicaのポイント還元率は通常0.5%~1.0%。JRE POINT WEBサイトに登録しておくと、買い物でポイントが貯まります。貯まったポイントはSuicaにチャージできるので無駄になりません。

 

またSuicaとクレジットカードを組み合わせると、より高い還元率になります。例えばビュー・スイカカードはオートチャージ可能ですが、Suicaチャージのたびに通常の3倍のポイントが貯まります。定期券を購入した場合のポイントも3倍です。ビックカメラSuicaカードなら、還元率1%のビックポイントも貯めることができます。付帯サービスなども確認して申し込みましょう。

楽天ペイアプリからSuicaの発行・決済が可能に

楽天ペイアプリからSuicaの発行・決済が可能に

Suicaは、ほかの決済サービスと一緒に使うと、さらに使いやすくなります。2020年春以降に決済サービス楽天ペイのAndroidアプリ内でSuicaのサービスが利用できるようになることが先頃発表されました。まだ詳しいサービス内容は明らかになっていませんが、Suicaのバーチャルカードを発行したり、チャージできるようになったりと全国でSuicaを利用しやすくなることは間違いないでしょう。

 

Suica対応の鉄道駅(全国約5,000駅)やバス(約5万台)、コンビニなど(約60万店舗)で楽天ペイアプリが決済に利用できるようになります。

 

そして忘れてはいけないのがポイントです。楽天ペイアプリで発行したSuicaには、チャージ額に対して楽天スーパーポイントが付与されます。楽天ペイアプリで発行したSuicaは楽天カードからしかチャージできないという制限はあるものの、楽天スーパーポイントを貯めている人にとっては朗報でしょう。

 

楽天ペイなどのコード決済と電子マネー、どちらを選ぶか悩んでいる人も多いかもしれません。そこに登場したのが、コード決済と電子マネーを組み合わせるという選択肢。コード決済は手軽であるものの、アプリを立ち上げる手間がかかります。電子マネーと上手く組み合わせることで、簡単なタッチ決済が実現する部分もあるでしょう。

 

キャッシュレスの時代が来ると言われて久しく、次々と主役となる決済手段が移り変わってきました。このコード決済と電子マネーの組み合わせはキャッシュレス時代の転機になるかもしれません。また、楽天には楽天Edyという電子マネーもあるので、今後、どのように差別化していくのか注目が集まります。

 

電子マネーやポイントカード、クレジットカードなど、どれも得意分野が違います。それぞれの特徴を理解することで、自分のライフスタイルにどれが一番適しているかを判断しましょう。

詳しくは楽天Edy公式ホームページからご確認できます。キャッシュレス決済によるポイント還元率の特徴についてもチェックしたほうが良いでしょう。




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Y.O
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)
Y.O

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

株や社会情勢に興味を持ち、証券会社入社。在籍中にファイナンシャルプランナー2級を取得し、個人の資産運用への理解を深める。退社後に結婚と出産。現在は二人の子どもを育てながらライターとして活動中。

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