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中国ではお年玉も電子マネー!?中国のスマホ決済事情
日本ではお正月になると「ぽち袋」にお金を入れて、我が子や親せきの子供にお年玉を渡すのが一般化しています。中国でも同様に「お年玉」の制度があるようですが、この数年でお年玉が電子マネーに様変わりしつつあるようです。では、中国の「お年玉事情」についてご紹介していきます。
中国の行事「春節」と「紅包」
中国では、日本の旧正月にあたる「春節(シュンセツ)」を祝います。この春節では、子供が大人に対して健康と繁栄を願う言葉を贈り、大人はそのお礼として「紅包(ホンパオ)」にお金を入れて1年の幸運を祈念するという儀式が行われます。日本で言うところの御年賀とお年玉といった関係ですね。
さて、大人が贈る「紅包」ですが、近頃はスマホでそれを贈るケースが増えているようです。オンラインで電子マネーを贈り「紅包」に代えるケースが、2017年の春節は急増しました。今年、2018年の春節にはさらに増えそうですね。
テンセント社のお年玉アプリが拍車をかけた
中国の大手IT企業であるテンセント社が提供する「微信(WeChat)」というSNSアプリでは、2014年から電子マネーで紅包を贈ることができるサービスを提供しています。子供たちは、SNSを通じてそれを受け取りお小遣いとして使います。
日本では、お年始廻りと手渡しのお年玉が一般的で、それを目的に帰省をすることも多い中、中国ではスマホアプリでお年玉を送信するという事情に驚かれた方もいるかもしれませんね。
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中国では無人コンビニも増えている
中国ではスマホアプリを使った「無人コンビニ」が増えています。日本でも大きく報道されたため、記憶に新しい方もいることでしょう。この無人コンビニでの支払いもスマホアプリです。先述のテンセントが提供する「微信支付」でも支払いができるため、「紅包」をオンラインで贈るという行為は理にかなっているのかもしれませんね。
日本では普及する?
さて、日本では「オンラインでお年玉を贈る」サービスは普及するでしょうか。
日本では、まだまだ電子マネーやプリペイドカードを利用することに躊躇している方も多く、現金決済派が圧倒的に多い傾向にあります。また、支払い決済のためにスマホを利用するケースは増えつつある一方、スマホは通信手段のひとつととらえる世代もあるため、普及しにくいという現状も。日本の風習として、お年玉に現金を渡すという儀式はしばらく残る可能性が高そうです。
中国でのお年玉事情、みなさんはどのように感じましたか。日本でもスマホで決済できる電子マネーやpayなどが主流となりつつあります。次のお年玉はどのように渡すべきか悩んだら、電子マネーを贈ってお金の使い方を教えてあげることも新しいアイデアかもしれません。
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