大切な人に想いを遺して旅立ちたい…!みんなのラストメッセージを覗いてみた

リリース日:2024/04/15 更新日:2024/05/30

人生の最期を迎えるにあたって、終活について考えている人も多いのではないでしょうか。終活のひとつとして、遺された大切な人たちへ自分の最期の想いを届けることができる「ラストメッセージ」というオンラインサービスがあります。ここでは、大切な人たちに宛てた実際のラストメッセージをご紹介します。

  1. 大切な人へ届ける「ラストメッセージ」とは
  2. 大切な人たちへ向けたラストメッセージを覗いてみよう!
  3. 終活を豊かなものにするために

大切な人へ届ける「ラストメッセージ」とは

大切な人へ届ける「ラストメッセージ」とは

lastmessageのサイトでは、終活を通して充実した人生の最期を過ごすためのさまざまなサービスを提供しています。その中でも、デジタル遺言サービス「ラストメッセージ」は、大切な人たちに遺したい想いを人生の最期まで保管して、終焉後に送信してくれるオンラインサービスです。ラストメッセージに法的な効力はありませんが、大切な人への「感謝の気持ち」や「未来へのエール」などを届けることができます。

 

ラストメッセージは文章だけではなく、写真やボイスメッセージ、動画などさまざまな形で遺すことができます。

 

伝えたいメッセージを紙に書いて遺すと、内容を変えたいときに書き直す必要があったり、終焉後に見つけてもらえないことがあるかもしれません。オンラインであれば、大事なことを思い出したときなどにいつでも書き換えができ、届けたい人のメールアドレスを設定することで、終焉後に確実にメッセージを届けることができます

大切な人たちへ向けたラストメッセージを覗いてみよう!

大切な人たちへ向けたラストメッセージを覗いてみよう!

前回の記事では、実際にラストメッセージを受け取った人たちの想いをいくつか紹介しました。ここでは、大切なご家族へ宛てた実際のラストメッセージを覗いてみましょう。

以下で、実際に届けられた素敵なラストメッセージを3つご紹介します。

 

※すべて許可をいただき、原文のまま掲載しています。

「大切なふたりへ」

珠美さんより、お母と妹さんへ宛てたラストメッセージです。 

 

“ 母へ

 

このメールを読んでいるという事はもう私は旅立っているのですね。

 

去年、病気になり万が一の事も考えてメッセージを残しておきました。

 

実際に書こうとすると、色々なことが浮かびすぎて、なかなか思うようにかけないものですね。本当に「育てて頂いてありがとう。」と言う言葉しか出てきません。私は結婚できなかったので(しなかったので)色々と心配をかけたと思うけど、その分、お母さんとか色々と人とは違う時間を持てることができました。ずっと二人きりでしたしね。

 

母を残して先に逝く事が本当に気がかりで、心残りです。私は独りもんでしたが本当に恵まれた楽しい人生だったと思います。病気以外はね。なんで私にあんな病魔が襲ったのかは知れないけど、これは必然だから仕方ないのでしょう。私の最後の望みを聞いてください。どうか家を売却して私の保険金、貯金を足して 養護施設に入って余生をゆっくり暮らしてください。入居に関して朱美がちゃんとやってくれる。それから私の部屋のアクセサリーは朱美にあげてください。それ以外は好きに処分してね。(朱美には頼んでおいた。)これは最後のお願いですから意地を張らないで聞いてくださいね。本当にありがとう。そしていつまでも元気で。

 

珠美 ”

  

“ 朱美へ

 

朱美、こんな事もあると思っていたのであなたにメッセージを残しました。本当に悔しい。

 

あなたには姉らしい事は何もしていない。というかあなたの色々な才能に嫉妬していた。私って本当にバカですね。本当にごめんなさい。色々と本当にごめん。あなたはこれからも幸せに生きて。

 

私は母の事が気がかりです。母の事をお願いします。あなたに面倒を見てとは言わない。私の保険の受取人が母になっています。それをちゃんと申請してください。そしてそのお金と私の貯金、そしてあの家を売却して母に良い養護施設を見つけてあげてください。これは最後のお願いです。母は絶対に嫌がるだろうと思う。その時、このメッセージを見せてください。そして入ってもらってね。あなたがやらないと母は自分からやらないから。たまに母に会いにいってあげて。そして私のアクセサリー。気に入ったのがあれば持っていって使ってください。他は売ってお金の足しにして。朱美、小さい時の事を今、思い出しています。

 

ありがとう。母を頼みます。

 

珠美 ”

 

「妻を頼んだ」

お父様より、息子さんへ宛てたラストメッセージです。

 

“ 雅人へ

 

 職業柄こんな事もあるかと思って君にメッセージを残しておきました。届いてよかったよ。机の中に手紙を入れておくのも心配だし、お母さんに見られるのも嫌だからね。

 

 私は良い父親だっただろうか?自分が歳を重ねるごとに、自分が君に教えてきた事、いや押し付けていたことを後悔しています。良い学校に行け、良い会社に入れとかしか君にはいえなかった。それが君を苦しめ、そして人生にそれほど大きな意味を持たない事も最近、わかった気がする。自分自身が良い学校も出ていないし、安定した暮らしもしていなかったので君にはそうなって欲しくなく、自分のようになるなと何処かでずっと思っていたんだと思う。もっと君が好きだった事、やりたかったことを応援してあげればよかったと思っている。申し訳なかった。

 

 でも君の存在がどれだけ私の活力に生きる希望だったか計り知れない。それだけは信じてほしい。雅人の歌う鼻歌がとても好きだった。でも私は良くそれをうるさいと怒っていた。。。これからは自分の人生だから、色々と辛い事もたくさんあるだとうけど、楽しく後悔しないように生きてほしい。そして君の子供ができたら自由に楽しく生きていけるように育ててほしい。私はもっと生きたかった。君ともっと酒を飲んだり、話がしたかった。それだけが心残りです。

 

 お母さんを宜しく頼む。お母さんにとっては君が全てだ。お母さんはまだ若い。だから彼女が私の事でずっと悲しんでしまうのではなく、新しい人生を楽しめるように見守ってほしい。もし良い人がいたら再婚も勧めてほしい。女性は寿命が長い。これから一人で生きて行かせるなんて私にはできない。ずっと励まして見守ってほしい。私のアルバムが入っている引き出しがある。(雅人の写真をよく眺めていたよ。)その引き出しに貯金通帳やキャッシュカードがある。知っている通り、お母さんはお金の管理が苦手だ。君が管理してお母さんの良いように使ってもらうようにして下さい。君は銀行マンだから得意だろう。暗証番号は君の誕生日です。

 

 私は墓はいらない。好きなハワイと泉佐野の海に散骨してくれればいい。戒名もいらない。まあ、写真だけでも飾ってくれれば良いよ。そしてたまには話しかけて下さい。写真はこのメールに添付してあるからこれを飾ってくれ。お母さんはよくわからないだろうから、君が綺麗にプリントしてほしい。

 

 照れ臭いけど、生まれてきてくれてありがとう。まだ昨日のことのようです。

 

 ありがとう。

 

父より ”

 

「兄弟仲良く」

お母様より、2人の息子さんへ宛てたラストメッセージです。

 

“ 幸太郎、幸一郎へ

 

2人が誕生してくれた日のことを母は今でも鮮明に覚えています。

 

幸太郎はいつもお兄ちゃん役を担ってくれましたね。お兄ちゃんだからしっかりしなさいと何度いったことでしょう。本当に負担をかけてごめんね。でもあなたの踏ん張る顔をとても頼もしく見てみました。

 

幸一郎は、私にいつも笑わせてくれたね。どんなにそれで励まされたことか。あなたのギャグが大好きでした。

 

私はあなたたちを育てて苦労なんて思ったことはありません。

 

それよりもあなたたちがいたから頑張れたのよ。

 

お父さんがいない中、私はほとんど働いていましたが、何も辛くはなかった、それより寂しい思いをさせた事が心残りです。

 

2人と共に歩んできた母は多くのことを学ばせてもらいました。有難う。

 

この先、時には辛いことがあるかもしれませんが、必ずその先には良いことが待っています。

 

自分を信じて前へ進んで下さい。

そして二人は何があっても助け合っていたわり合って、生きてください。血の繋がりは、今はあまりピンとこないかと思いますが、いずれ分かるはず。肉親は二人しかない。だからこそ二人の絆は絶対に大切にしてください。

 

私は心残りで逝ってしまうけど、二人が手を結んでいれば大丈夫と確信しています。人生は一回、後悔しないように男らしく強く優しく生きなさい。

 

そして「誠実さ」をモットーに、そして何よりも今までと変わらず「兄弟仲良く」ね。

 

生まれてきてくれてありがとう。

 

母より ”

 




終活を豊かなものにするために

終活を豊かなものにするために

伝えたいことを伝えられず終焉後に後悔することがないように、ラストメッセージのようなツールで「感謝の気持ち」や「未来へのエール」などを遺しておくことは大切なことです。ラストメッセージを受け取ったことがきっかけで、多くの遺された人たちは前向きな気持ちになれるでしょう。

 

終活は、自分の残りの人生を豊かなものにするため、そして遺される人たちが困らないように準備するための活動です。終活を通してこれまでの人生を振り返ったり、大切な人たちのことを考えたりする時間もまた、貴重で大切な思い出になるのではないでしょうか。

lastmessage のサイトでは、上記で紹介したデジタル遺言サービス「ラストメッセージ」のほかにも、さまざまなサービスを展開しています。終活をより充実させるためのコンテンツが多くあるので、ぜひチェックしてみてください。

 

また、終活のひとつに「お金の整理」があげられます。その中でも、クレジットカードを整理して1枚または少数にまとめることで、終焉後に遺族がクレジットカードの解約手続きをする負担を軽減できます。また、自身が生きている間のお金の管理も楽になるため、早めに始めておいて損はないでしょう。

 

終活を機に、クレジットカードの整理や新規作成を検討するときには楽天カードがおすすめです。楽天カードは決済金額に応じて楽天ポイントが貯まり、お得な特典も充実しています。普段の買い物や生活費の支払いでもポイントの還元を受けられるため、クレジットカードを整理する機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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※この記事は2024年3月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • デジタル遺言サービス「ラストメッセージ」とは?

    「ラストメッセージ」は、株式会社パズルリングが提供するサイト、lastmessageのサービスのひとつです。大切な人たちに遺したい想いを文章や写真、映像などさまざまな形で人生の最期まで保管して、終焉後の未来に送信するサービスです。




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