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節約方法を決めつけないのが大切!ハナさんに聞くお得に旅行を楽しむ節約ハック
昨今、国内の観光地は賑わいを取り戻し、ここ数年我慢していた旅行を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。そんな旅行にとってつきものな「旅費」。できる限りお得に楽しく旅行を楽しむためにはどうしたら良いのでしょうか。今回は、元々旅行業界で働いていた経験を持ち、今は自身も旅行しながら「お得に旅する情報発信」をしているハナさんに、旅費節約ハックや注意点をお聞きしました。
※2023年12月1日(金)より、楽天市場にて常時開催しております「スーパーポイントアッププログラム」の各サービスの特典内容が一部変更となりました。詳しくはこちらよりご確認ください。
旅行初心者は、ツアー会社のプランで相場観をつかもう
マネ活編集部:国内・海外、ツアー、個人旅行など、旅行といってもいろいろなスタイルがありますが、まずは一般的な話として、旅費と呼ばれるものにはどのような費用が含まれているのでしょうか。
ハナさん:一般的には交通費、宿泊費、現地での食事代、体験代、お土産代などがかかってきます。体験代はテーマパークのチケット代、オプショナルツアー代などですね。海外旅行の場合は通信費やビザにもお金がかかります。
マネ活編集部:これらのうち、予算はどのように考えれば良いのでしょうか。
ハナさん:難しいですね。あまり旅行に行った経験がないのであれば、まずはパックツアーを取り扱っている旅行代理店のホームページで、行き先のツアープランを見てみると相場観がつかめると思います。2泊3日で沖縄に行く場合、ホテルと航空券でいくら、といった具合ですね。これは行く時期にあわせて見てみましょう。平日と土日やお盆、年末年始などの繁忙期とでは相場が大きく異なりますので。
なんとなく相場をつかんだ後、ホテルや航空券、レンタカーなどをそれぞれ手配したらどこまで抑えられるのかを考えていくのが、初心者向けの予算設定法かなと思います。私はホテル予約には楽天トラベル等を利用しています。
マネ活編集部:交通費や宿泊費など、いろいろな項目に分かれていましたが、このうち費用を抑えやすいのはここ、といった項目はありますか?
ハナさん:初心者の方でも抑えられるのは、宿泊費と交通費かなと思います。ただ、楽天トラベル経由でホテルを予約するのなら、単純に価格の安さだけで判断しないほうが良いです。テーマパークなどの入場券付きプランのセール商品が出ていることがあるんですよ。現地で行きたい場所の入場券が付いているから結果的にお得ということもありますし、あえて部屋や食事条件をアップグレードして、一定の金額以上の宿泊に適用可能といった条件があるクーポンを適用させたほうが、少しの差額でホテル滞在の満足度がぐっとあがることもあります。
交通費を抑えるコツは、シンプルですが早めに予約すること。特に年末年始などみんなが動く時期に旅行を計画しているのなら、そもそも席がなくなってしまうおそれがあるので、とにかく早めに予約しましょう。
ハナさんおすすめ!誰でもできる旅費節約ハック
マネ活編集部:先ほど少しノウハウに関してもお話が出てきましたが、あらためて誰でもできる旅費節約ハックを教えていただきたいと思います。
ハナさん:まずは宿泊費ですね。楽天トラベルを使う場合は、獲得できる楽天ポイントも加味して考えること。楽天ポイントはさまざまなお店で利用できるので、ホテル予約で獲得した楽天ポイントを日常のお買い物や、次回の旅行でのホテル予約の際に使えば、それも結果的に手持ちのお金の節約になります。
クーポン適用には「宿泊費が3万5,000円以上」などの利用条件があるため「そんな値段のホテルには泊まらない」と思われる方もいるかもしれませんが、これは連泊でも適用されるので、まずは見てみることが大事です。
あとは食事を付けるかどうかですね。ここは、旅行スタイルによって意見が分かれるところかと思いますが、特に朝食付きプランは、個人的には別に選ばなくても良いのではと思っています。食が美味しい地域なら、外のお店で地場の美味しいものをホテルより安く食べられる場合もあるので、そちらのほうがお得かなと。あと、普段朝食をしっかり食べないタイプの人は、急に朝にがっつり食べると昼や夜に響くこともあります。私の場合、朝食はコンビニで軽く済ませちゃおうということも多いです。
ホテルを選ぶときは、口コミもチェックしてほしいです。以前、駅から徒歩3分のホテル、10分のところのデザインが自分好みのホテルとで比較して、3分のところを選んだことがあるんです。でも、実際には10分のところのホテルは地下から行けたので信号もなく、10分かかるといっても楽だったんですね。だったら、徒歩10分でも自分好みのホテルのほうがお得だったかなと。
マネ活編集部:交通費に関してはいかがですか?
ハナさん:出発地を変えるだけで安くなることがあります。車を使える関東の方の場合、羽田空港や成田空港ではなく、車で茨城空港に出るという選択肢もあるんですよ。茨城空港の近くの駐車場は無料だったり格安だったりします。また、成田空港の近隣ホテルでは1泊すれば5日間駐車場代が無料になるプランを出しているところもあるので、安い時間帯のフライトを選び、前泊して車を置かせてもらったほうが、身体も楽で節約にもなるといったケースもあります。
あとは、家族全員の都合をあわさず、現地集合にするといった手もあります。航空券は平日のフライトのほうが安い傾向にあるので、家族の大半は木曜や金曜に出て、仕事を休めない家族だけが金曜の夜や土曜に飛んで合流するといった具合ですね。これは価値観にもよるので、全員におすすめできる手ではないのですが、こんな案もあるよということでお伝えしました。ちなみに、我が家は海外旅行に行くときも母と現地集合するんですよ。
マネ活編集部:斬新ですね。
ハナさん:最寄り空港が異なるときにも使える手です。
交通費の節約での注意点は、ただただ安さばかりを見ないこと。海外旅行の場合、安さを求めるあまり乗り継ぎだらけになると結果的にしんどいですし、国内の場合も夜行バスを選んだ結果、慣れない環境であまり眠れずに現地で楽しめないといったこともあり得ます。場所や夜行バスの設備やサービスによっては夜行バスと飛行機との価格があまり変わらないこともあるので「夜行バスの方が安い」と思いこまないのも大事ですね。
あと、飛行機ではLCCを使う方も多いと思うのですが、せっかく格安航空を使うのであれば、安いプランを選びましょう。多くの場合、LCCは手荷物預かりが価格上乗せのプランになるので、不安で高いプランを予約する人もいると思うのですが、それはもったいない。もし手荷物が増えたら、現地から送ってしまえば良いんです。
また、これは直接交通費の節約ではないのですが、飛行機をよく使うのなら、楽天プレミアムカードを申し込んで、プライオリティ・パスを活用するのもおすすめです。当日の搭乗券で提携ラウンジに入れるんですよ。空港によっては食事ができたりシャワーを利用できたりします。特に海外旅行によく行く人におすすめですね。物価が高いところだと、ラウンジ内で食事を済ませるだけで出費額が大きく変わります。楽天プレミアムカードは年会費がかかりますが、海外によく行く人は持っていたほうが節約になると思います。
マネ活編集部:先ほど、ツアー価格を見てから個別手配の値段を見るというお話がありましたが、やはり自分で手配したほうが安くなるのでしょうか。
ハナさん:それがそうとも言い切れないんですよ。地元の小さな旅行会社が特別に安い料金を持っていてプランを出しているといったこともあるんです。そんな会社を見つけるのは難しいと思うので、まずは国内旅行なら行き先の地域の観光協会などの団体ホームページを見てみましょう。助成が使えるプランがあったり、いつから楽天トラベルでクーポンを配布しますといったお知らせを見つけられたりすることがありますよ。
マネ活編集部:夜行バスが安いとは限らないのと同じで、思いこまずにチェックしてみることが大事なんですね。そのほか、何かおすすめのハックはありますか?
ハナさん:楽天ユーザーであれば、楽天トラベルがおすすめです。楽天トラベルを月1回5,000円以上予約し対象期間に利用すると、SPU(スーパーポイントアッププログラム)というプログラムで、楽天市場でのポイント還元率があがります。そのため、楽天トラベルの予約申込月に楽天市場でお買い物をすると、結果的にもらえるポイントが増えるのでお得です。(※)
※ポイント進呈には上限や条件があります。詳細はこちら
あと、海外旅行に行くなら楽天モバイル(「Rakuten最強プラン」)がおすすめです。海外でも対象の国や地域なら毎月2GBまで無料(※)で使えるので、わざわざWi-Fiを借りる必要がないんですよ。ソウルに行ったとき、空港で大半の方がポケットWi-Fiを借りていたんですよね。レンタルのポケットWi-Fiは2〜3日で5,000円ほどしたりするので、そこまでギガ数を使わない方なら楽天モバイルのほうが結果的にお得なのになあと思いました。
※プランのデータ利用量に加算。通話料等別。2GB超過後は、海外ローミングエリアでの通信速度が最大128kbpsに制限されます。データ通信(海外ローミング)の注意事項の詳細は「楽天モバイル」公式サイトにてご確認ください。
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国内旅行はインバウンドが少ないエリアがおすすめ
マネ活編集部:2023年、ハナさんのおすすめ旅行先はどこですか?
ハナさん:国内は、ちょっと人とは違うような穴場的な場所を狙ってみるのはどうでしょうか。そうしたエリアはホテル代がリーズナブルに設定されているケースもありますし、コロナの影響がまだ残っているところも少なくないです。その地域の応援にもなりますよ。私は北陸や東北に行こうかなと思っています。
海外は、近過ぎちゃうかなと思うのですが韓国ですね。韓国は福岡や大阪発だと、国内に行くより航空券が安いケースもあったりするんですよ。
マネ活編集部:最後に、読者にメッセージをお願いします。
ハナさん:旅行をお得にできる方法は時期によっても異なります。節約方法を決めつけず、ぜひ面倒でも1つずつチェックしてほしいです。お金は払うけどポイントで結果的にお得になったり、あえてお金を出したほうが現地で楽しめて満足できたり、お得だと感じる価値観は人それぞれ。自分にあった節約方法を選んで、旅行を楽しんでください!
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
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