ペット保険、どうやって選ぶ?日帰り入院の扱いなど補償内容をチェック

リリース日:2020/04/23 更新日:2024/09/17

ペット保険を選ぶときは、どのような補償が受けられるのかについて事前にチェックしておく必要があります。入院や手術、通院、日帰り入院など、補償される範囲が異なるので、確認しておきましょう。

ペット保険、どうやって選ぶ?日帰り入院の扱いなど補償内容をチェック
  1. ペット保険の補償内容は?加入する必要はあるの?
  2. ペット保険の選び方
  3. ペット保険に加入するタイミング
  4. ペット保険は将来を見据えて加入を検討しよう

ペット保険の補償内容は?加入する必要はあるの?

ペット保険の補償内容は?加入する必要はあるの?

ペット保険で補償されるのは、ペットの治療に関する費用です。具体的には、下記のような場合に補償が受けられる可能性があります(実際の補償内容や金額は契約内容によって異なります)。

 

・ペットの入院
・ペットの手術
・ペットの体調不良による通院、薬

 

反対に、補償されないものには、次のようなものがあります。

 

・自分で購入したペット用の薬やサプリ
・ワクチン代
・狂犬病予防接種代
・避妊、去勢手術代
・出産費用
・爪切りや肛門腺絞りの料金
・ペットフード代

 

詳細はそれぞれの保険の規定によって異なりますが、基本的に治療費以外は対象外だということを覚えておきましょう。

 

また、対象となる治療費は、国内の病院での治療に限られています。ペットと海外に行った際、海外で治療を受けたとしても、補償の対象にはならない可能性が高いでしょう。

 

ペット保険への加入を検討するときは、まず、希望する補償がカバーできているかどうかを確認する必要があります。

ペット保険の選び方

ペット保険の選び方

ペット保険を選ぶポイントを5つご紹介します。後悔することがないよう、ペット保険の内容を十分理解してから申し込みをしましょう。

 

1. 治療費の何%まで補償されるか

ペット保険は、治療費の何%までを補償するかによって保険料が異なります。設定されていることが多いのは、50%や70%のものです。

 

たとえば、5万円の治療費がかかったとき、50%が補償される保険に加入している場合の自己負担金額は2万5,000円ですが、70%であれば、1万5,000円で済みます。ただし、その分保険料は高くなるので、どちらのメリットが大きいか十分検討する必要があるでしょう。

 

なお、ペット保険は、このほかに「免責金額」を設定しているものもあります。免責金額が設定されている場合は、その金額内の治療は補償の対象外になります。たとえば、免責金額が1万円の場合、1万円以下の治療については、補償割合にかかわらず補償は受けられません。

 

2. 補償される範囲はどこまでか

ペット保険には、治療費が高額になる可能性が高い入院・手術に特化した保険と、通院でも補償が受けられる保険の2種類があります。入院・手術の際のみ補償される保険は、その分保険料も手ごろです。

 

もしもの高額支出にのみ対応するのであれば、入院・手術のみの保険、日頃の通院にかかる費用もカバーしてほしい、という場合は通院も補償されるタイプの保険を選びましょう。

 

3. 日帰り入院は「入院」それとも「通院」に該当か

ペットは日帰り入院で手術をすることもあります。このような場合に、入院に該当するのか、通院に該当するのかについては、事前に規約を確認しておいたほうがいいでしょう。

 

4. かかりつけ医が対応しているか

保険金を受け取る方法は、「立て替えておいて後から返金される」というものと、「窓口での請求額を減額してもらえる」というものの2種類があります。

 

窓口での対応を希望する場合は、かかりつけ医が該当のペット保険に対応しているかどうかを確認しておきましょう。どのペット保険に対応しているかは、ペット保険の「対応病院一覧」や、動物病院の窓口などで確認できます。

 

5. 特約やプラスのサービス

ペット保険には、ペット賠償責任特約(ペットが他人をケガさせてしまい、賠償責任が生じた場合の補償)などの特約を付けられる保険や、多頭飼い・無事故継続等の条件を満たすときに割引が受けられる保険などもあります。

 

入院や手術等の補償だけでなく、プラスアルファのサービスについてもチェックしておくと安心です。

ペット保険に加入するタイミング

ペット保険に加入するタイミング

ペット保険は、病気をしてから加入しようとすると、持病について補償の対象外になったり、保険料が高くなったり、といった問題に直面する可能性が高くなります。

 

重大な病気にかかるリスクが高くなるのは、人間と同様シニア期に入ってからですが、その前から、もしものときのために保険に加入しておくと安心です。ペットを迎えたら、保険への加入を検討してみてください。

ペット保険は将来を見据えて加入を検討しよう

ペット保険は将来を見据えて加入を検討しよう

ペット保険にはいろいろな種類があります。その中から、長く付き合える保険を選ぶことが大切です。

 

ひとつひとつの補償内容と契約時の保険料を比較するだけでなく、ペットの年齢とともに保険料額がどの程度上がるのかについても確認しておく必要があるでしょう。申し込み時点の保険料だけでなく、ペットが平均寿命まで生きた場合の総合的な支払額がいくらになるのかも見ておけば、本当にお得な保険を見つけやすくなります。

 

また、途中で病気をした場合の扱いについても併せて確認しておくことをおすすめします。楽天ペット保険はいかがでしょうか。保険料の値上がりがあるのか、更新のタイミングでその病気が補償の対象外になってしまわないかといった点について、チェックしておきましょう。




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平林恵子
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー
平林恵子

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

人事労務関係の仕事からライターへ転身。経験を活かしてコラム執筆を行っています。2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。

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