必要なときだけ契約できる「1日保険」の種類を調査!

リリース日:2020/04/24 更新日:2024/09/12

1日保険とは、1日だけ加入できる保険のことです。旅行に行くときや、スポーツをするときなどは、1日保険の加入を検討しましょう。1日保険の補償内容と活用できるシーンについてまとめました。

  1. 1日保険の特徴
  2. 例えばこのようなシーンで便利!1日保険の活用法
  3. 補償内容

1日保険の特徴

1日保険の特徴

1日保険とは、その名の通り1日単位で加入できる保険のことです。ただし、1日保険というのは「自動車保険」や「生命保険」のような統一された用語ではありません。いわゆる「1日だけ入れる保険」のことを「1日保険」や「1DAY保険」などという商品名で販売している保険会社があるというだけです。

 

1日保険は、1日~数日程度の短期間のリスクに備えるための保険です。長期的なリスクに備えるような内容のものはありません。例えば、「いつか亡くなったときのための生命保険」や、「いつか地震が来たときのための地震保険」などは、長期で加入しないとあまり意味がないものだといえるでしょう。そのため、生命保険や医療保険、火災保険、地震保険などは、1日保険でカバーすることはできません。

 

それでは、1日保険でカバーできるのがどのようなことかというと、「1泊2日の旅行中のケガ」「1日だけのドライブ」「特定の日に開催されるスポーツ大会」などです。実際の活用方法について詳しく見てみましょう。

例えばこのようなシーンで便利!1日保険の活用法

例えばこのようなシーンで便利!1日保険の活用法

1日保険を実際に活用できるシーンについて、3種類の例をご紹介します。

 

・ゴルフ

ゴルフには、他人にゴルフボールがぶつかってケガをさせてしまうリスクや、コースをまわっている間に転倒してケガを負うリスクなどがあります。このようなリスクに備えられるのが、ゴルフ保険・ゴルファー保険などと呼ばれる保険です。

 

ゴルフは毎日行うものではありませんから、1日単位で加入できる1日保険にぴったりです。

 

・国内旅行

国内旅行中は、普段に比べてあちこちを歩き回る機会が多く、それだけケガのリスクも高くなります。また、旅行中、お土産店等で高額な製品を落として破損してしまったとしても、賠償責任がついた1日保険に加入しておくことで責任をカバーできるでしょう。

 

旅行中は開放的な気分になりがちですし、普段は行わないアクティビティに挑戦することもあるでしょう。リスクに備えるためにも、出発前に1日保険に加入しておくと安心です。

 

・レジャー

ハイキングやスポーツ大会でも、1日保険が活躍します。レジャーも、日にちを決めて行うものですから、その日のみ保険に加入しておけば、何かあっても必要な補償を受けることができるのです。

 

このほか、1日保険は、会社の研修やイベント参加など、さまざまなシーンで役立ちます。スケジュール帳に予定を書き入れるときは、保険加入が必要かどうかについてもあわせて考えてみましょう。




補償内容

補償内容

1日保険の補償内容は、それぞれの保険商品によっても異なります。ここでは、楽天損保の「1日保険シリーズ」について、どのようなときに、いくらくらいの補償が受けられるのかを具体的に見ていきましょう。

 

・入院したとき 3,000円/日

保険期間中の事故でケガをして、その日から180日以内に入院した場合に支払われます。入院した日に退院する「日帰り入院」も入院に含まれます。

 

・手術をしたとき 入院中は3万円、それ以外は1万5,000円

保険期間中の事故でケガをし、その治療のために手術をすることもあるはずです。事故の日から180日以内に手術を受けることになった場合には保険金が支払われます。

 

・亡くなったとき 290万円

保険期間中の事故でケガをし、そのケガが理由で亡くなった場合に支払われます。対象となるのは、事故現場で即死した場合と、事故の日から180日以内に亡くなった場合です。

 

・後遺障害を負ったとき 290万円

保険期間中の事故でケガをして、その日から180日以内に後遺障害を負った場合に支払われます。

 

・賠償責任が生じたとき 支払限度額1億円

保険期間中に誤って他人にケガをさせてしまったときや、他人のものを壊してしまったときは賠償責任が補償されます。ただし補償額には上限があり、その額は1億円です。

 

・救援や捜索をするとき 200万円

保険期間中に事故が起こり、警察などから捜索・救助活動が必要とされた場合や、搭乗した飛行機や船が行方不明になった場合などに支払われます。

 

このように、1日保険では、主にケガによるトラブルの補償が受けられます。

 

医療保険には加入していても、傷害保険(ケガに特化した保険)には加入していない人もいるでしょう。そういう人は、1日保険を活用することで、リスクが高い旅行中や体を動かすレジャー時のリスクに備えることができます。

 

また、1日保険では、自分のケガだけでなく、他人をケガさせてしまったときの賠償金もカバーすることができます。賠償金は高額になる場合もあり、自分で負担するのは非常に難しいものだといえるでしょう。

楽天損保の「1日保険シリーズ」は、200円~というリーズナブルな金額で加入できます。万が一に備えるためにも、おでかけ前に契約しておくと安心です。




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平林恵子
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー
平林恵子

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

人事労務関係の仕事からライターへ転身。経験を活かしてコラム執筆を行っています。2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。

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