暗号通貨
お金を使って、好きな空間であえて“特別なことをしないで過ごす”贅沢。私の「ひとりホテルステイ」の楽しみ方
コロナ禍でも楽しめる「ひとりホテルステイ」にハマっているという菜子さんが、普段からやっているおすすめの過ごし方を紹介します。それは、予定を入れずに「あえて特別なことをしない」で過ごすというもの。実際の過ごし方を交えながら、ひとりホテルステイの魅力を語ります。
- わたしの「ひとりホテルステイ」の過ごし方
- 「ひとりホテルステイ」にハマったのは、とにかく自由だから
- 「ひとりホテルステイ」を充実させる、私なりのホテルの選び方&予約のタイミング
- 数千円で非日常感が味わえる「ひとりホテルステイ」は、ゆっくりリフレッシュするのにぴったり
こんにちは。「エンタメ至上主義」というブログを運営している菜子と申します。都内で働きながら、ライブや舞台、K-POP、旅行、食べ歩きなど日々趣味に全力を注いでいます。
そんな私ですが、コロナ禍で時間の使い方や移動などあらゆることに制限がかかり、趣味の行動範囲も狭まってしまいました。ですが、新型コロナウイルスの感染拡大前から変わらず、むしろ楽しみ方に拍車がかかっているのが「ホテルに泊まること」です。
「ホテルステイ」や「ステイケーション」といった言葉も生まれるなど、何でもない日にホテルで過ごすという楽しみ方はコロナ禍でだいぶ世の中に浸透したと思います。なんとなく毎日がつまらないな……というときに気分転換できて、非日常感を味わえますよね。
こうしたホテルステイの中でも、私は「ひとり」で「ホテルに泊まったうえで、あえて特別なことをしない」過ごし方をおすすめします。ひとりだと予定も立てやすいし、住んでいる都道府県内でも満足できるうえに、近場だから移動も楽ちん。疲れることを一切排除して、自分好みの空間の中で、気の向くままに快適な時間を楽しめます。
今回は、私自身もハマっている「ひとりホテルステイ」の魅力と、ホテルステイで実際にどんなことをして過ごしているかをお伝えします。
わたしの「ひとりホテルステイ」の過ごし方
早速、最近訪れたホテルの中から「こんな過ごし方をしているよ!」という例を2つ紹介したいと思います。
仕事の昼休みにチェックイン。平日に宿泊した「東京ベイ潮見プリンスホテル」で、のんびりと花金を楽しむ
東京ベイ潮見プリンスホテルでは、キャンペーンを利用して、金曜日の午後3時にチェックイン、翌土曜日の午後4時にチェックアウトの25時間ステイをしました。なんとホテル内施設で利用できる5,000円分のホテルクレジット付き(最近はこういった長時間ステイやお得感のあるプランがたくさん用意されています)。
所在地の潮見駅は東京湾も近く、電車で移動するだけでもちょっとしたワクワク感を味わえました。
平日の宿泊ですが、あえて有給は取らず、昼休みを利用してホテルへ移動し、チェックイン後は就業時間まで部屋の中で仕事をしました。私の場合、リモートワークOKの職場なのでどこで作業をしても大丈夫です。
29平米の広々とした客室で、足を伸ばして座れるソファーの上で伸び伸び仕事ができ、家よりもかなりはかどりました。自宅にもこういうのが欲しいな……。
無事に仕事を終えて花金に突入! 夕食もそのままホテル内のレストランでいただきます。一歩も外に出ずおいしいものが食べられるのも、ホテルステイならではの便利なところ。
飲食店の営業時間が不規則な最近は、閉店時間に間に合わせることが難しく、夜に外食する機会も減っていたのですが、同じ施設内にあると移動も楽で良いなと思います。
夕食を済ませた後は、館内のコンビニで気になるものを好き勝手に買い込んで部屋で映画鑑賞をすることに。普段はあまり買わないスナック菓子も、なんだかアドレナリンが出てつい食べたくなってしまう……。こういうのも外泊時の醍醐味(だいごみ)ですよね(実際、一番の楽しみでもあります。笑)。
変わったことは何もせず、テレビ画面で映画を流しながら、読書をしたり時折SNSをチェックしたりして、ひたすらだらだら過ごしました。
そして、本格的に眠くなる前に散歩がてらホテルの大浴場へ。大浴場はとても広くて、時間が遅かったこともあり、プールかな? と思うほど大きな浴槽の中にひとりで浸かっていると、なんだか面白さが込み上げてきてしまう。「あぁ、今の私自由だなぁ、楽しいなぁ」としみじみと開放感を味わう瞬間が好きです。
夜ふかしのせいもあり、翌日は昼近くまで寝てしまいました。のそのそと起き上がって、昨日と同じレストランに向かい、ゆっくりとランチを取ることに。昨日の夕食も今日のランチもホテルクレジットで賄えてしまって、実質2食付き1泊2日で、1万円ちょっとの今回のホテルステイ。
夕方のチェックアウト時間まで部屋でお茶をしながら、これまたゆっくりと過ごしました。
そして特別なことをせずに過ごせているお陰か、普段気が回らないところまで思考が巡るようで、この時がちょうど月末だったこともあり、契約中のサブスクサービスの見直しをしていくつか解約するなど、ちょっとした身の回りの整理ができました。自宅にいるときはついついほかのことに気を取られて、こういうことを放置してしまいがちなんですよね。
こんなふうに本当に何もせず、仕事をしていた時間以外は「ゆっくり」しかしていない25時間。身も心もたっぷり休息し、リフレッシュすることができました。そして、このスケジュールだと翌日日曜日ももう1日休めるんですよ!(ドヤ)
家で過ごすような休日。「ザ・ゲートホテル両国 by HULIC」で、好きな街に住んでいる気分を味わう
ザ・ゲートホテル両国 by HULICには、3連休の中日、土曜日から日曜日にかけて宿泊しました。
もともと好きなエリアの押上、蔵前まで徒歩圏内にある両国駅近くのホテルのため、この街に住んでいる気分を味わおうと宿泊を計画。
まずは、チェックインの前にお気に入りのケーキ屋さんでテイクアウトし、到着早々部屋の中でお茶の時間を楽しみました。食べ終わった途端、糖分が回ったせいかそれとも炎天下で歩いたせいか、一気に疲れが出て眠くなり、欲望に抗うことなくそのまま昼寝に突入……(ここまで自由な行動、誰かと一緒だとなかなかできませんよね)。
たっぷり2時間お昼寝してもまだ外が明るいです。夏って素晴らしい!
今回、両国エリアの中でもこのホテルにした決め手の一つは、隅田川沿いであるということ。個人的に川辺が好きで、中でも東京では隅田川が一番好きなのですが、普段はなかなか目的がないと来られない場所なので、この機に思う存分散歩をしました。
外で夕食を済ませ、ホテルに戻ってきた後も、折角なのでホテルの目の前にあった川辺の階段に腰掛けて、夜風を受けながら過ごすことに。
やっていることはこれまた読書、YouTube、SNSなど、自宅にいるときと変わらないことばかりなんですが、非日常の景色や空間の中にいるというだけでなんだか楽しい。同じ24時間でも、いつもとは全く違う時間が流れているのを感じます。
たくさん歩いたおかげか気持ちよく寝て、スッキリと起きることができ、翌日は朝から部屋のお風呂で半身浴。そうそう、ホテルに泊まる時は家だとちょっと使いづらいような派手な色合いのバスボム(入浴剤)を持参することもあります。今回は忘れてしまったけれど!(残念)
お腹が空いてきたところで朝食へ。このホテルは生搾りオレンジジュースが名物で、喉がすっかり乾いていたのでごくごく飲んでしまいました。でもグラスが空くとピッチャーで注ぎに来てくれるんです。無限オレンジジュースだ……家だとこうはいかない。
この後もチェックアウト時間ギリギリまでベッドに寝そべってごろごろし、廊下が賑やかになってきたところで、えいや! と起き上がり、ホテルを後にしました。
新型コロナウイルスの感染症対策に気をつけながらですが、お気に入りのお店を訪ねて散歩をして、「その街の暮らし」を思いっきり体験できた2日間。ホテルステイにはこんな楽しみ方もあります。
「ひとりホテルステイ」にハマったのは、とにかく自由だから
もともと旅行が好きなこともあり、旅先で多様なホテルに泊まることは楽しみの一つでした。ただ、あくまでそれは旅に付随するものであり、複数人でするものという認識がありました。
「ひとりで泊まっても良い」「なにもしなくても楽しいんだ」と気づいたきっかけは、今から3〜5年前。ちょうど20代半ばの頃に、当時の仕事の都合で地方までひとりでよく出張していました。
年間4〜5回ほどのペースで足を運んでいて、規定金額内であれば自分で自由にホテルを決めて良かったため、何度かこなすうちに「予約サイトを眺めて自分好みの宿を探す楽しみ」を覚え、気づけばすっかりホテル好きに。
出張滞在中、昼間は仕事で外に出掛けていたので、ホテルに滞在するのは夜から朝に掛けての数時間だけ。でも、何も特別なことをしなくても自分が選んだ好きな空間で過ごしているだけで、普段自宅にいるときとは違う時間が流れ、充分に楽しいことに気づきました。
今では職場も変わって出張の機会も激減しましたが、その時の経験の延長で「ひとりでホテルで過ごす時間」そのものが好きになってしまいました。
ひとりホテルステイの良いところは、同行者とスケジュールや金額、好みなどの擦り合わせ作業をおこなうことなく(実際、旅行における一番面倒な工程だと思ってます)、「行きたい街」「泊まりたいホテル」「過ごしたい時間」を自分の気分のままに選択し、実行できるところ。
なんなら今日にでも、思い立った瞬間に泊まりに行けるところが一番の魅力だと思います。
|
|
「ひとりホテルステイ」を充実させる、私なりのホテルの選び方&予約のタイミング
ひとりホテルステイをこれから楽しみたいという人向けに、私なりのホテルの選び方や予約をするタイミングを紹介します。
まずはホテルの選び方から。
【1】 予算は4,000〜10,000円程度が基準
宿泊代金の高いホテルだと「なにもしないで過ごす」ことに躊躇してしまうため、1万円以内に収まるのがベスト。
【2】ゆったり過ごせるようダブルベッドの広い部屋を選ぶ
私は大きなベッドが好きなので、予約をするときは絶対にダブルルームを選びます。部屋の広さは23〜30平米程度だと居心地良く過ごせます。非日常感が味わえるように、自宅のインテリアとは違うテイストの部屋を選ぶのもポイント。
【3】 レストランや大浴場など、施設内が充実しているか確認
レストラン、Bar、ラウンジ、大浴場があるかは必ずチェック。ホテルの中だけでも行動の選択肢が増えてウキウキします。ホテルステイは、部屋に限らず施設内のあらゆる場所で過ごして良いんです!
上記の通り、1泊あたりの予算金額を数千円で設定しているため、私の中では「マッサージや外食に1回行くのと同じ価格で泊まれる」という感覚。
なので、マッサージや外食へ行きたくなるのと同じように「ちょっと疲れたな」「リフレッシュしたいな」と感じたときは、即座にホテルの予約を取ります。仕事の繁忙期前などは先手を打って、一番つらさを感じるタイミングの前にホテルステイを組み込みます。
また、なにも考えずに予約サイトを眺めていると、宿泊者数の都合なのか「この日だけなぜかピンポイントで宿泊料金が安くなっているな」ということがよくあります。そんな時は、気分とスケジュールの都合さえつけば、その場で予約を抑え、必要なものだけをカバンに詰めて家を出ます。
私と同じく在宅勤務ができる人はそのままホテルで仕事をしても良いし、出社が必要な人は会社に近いところでゆっくり宿泊した後、出社してみるのも良いかもしれない。リモートワークのやり方が浸透し、こういった選択肢が増えたことは、コロナ禍における良かった点かもしれませんね。
数千円で非日常感が味わえる「ひとりホテルステイ」は、ゆっくりリフレッシュするのにぴったり
あらためて、私が思うひとりホテルステイの魅力は以下の3つです。
・数千円で味わうことのできる非日常。普段と同じことをしていても、一味違った時間を過ごすことができる
・旅行と違って移動距離も長くないため、疲れることなく、ゆっくりと気分のリフレッシュができる
さらに、普段とは違う街で過ごすため、ホテルの周囲でなにか気になるお店などを発見するきっかけにもなるかも。新型コロナウイルスの感染症対策には充分に注意のうえ、無理のない範囲で楽しむのも良いかもしれません。
たとえ普段と変わらないことをしていても、自分の労力は最小限に、整えられた空間で快適な時間を過ごしてみると、想像している以上に癒されるはず。
今はどこのホテルも比較的空いていて金額もリーズナブルなので、リフレッシュしたくなったタイミングで、ぜひ一度体験してみてください!
|
|
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。