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部屋は私の秘密基地。つねに模様替えを楽しむ私が、ここまで「部屋作り」にのめり込んでしまう理由
つねに部屋の模様替えを楽しむ早さんが、「理想の部屋」を作る魅力について語ります。早さんは、理想を詰め込んだ空間で過ごすうちに家が「人生を生きる場所」になったとのこと。早さん流の「部屋作りのポイント」も紹介していただきました。
- 私が部屋作りにハマるまで
- 気に入った空間で過ごすうちに、家が「人生を生きる場所」になった
- 理想通りの空間を作りたい人へ。私なりの部屋作りのポイント
- 部屋作りは、子供のころの「秘密基地作り」のようにわくわくできるもの
はじめまして、早(SAKI)です。平日はIT企業で会社員をしながら、たまにダンス向けのドレスやウェディングドレスを作っています。特にここ最近ハマっているのは、部屋作り。常に部屋中のあちこちを改造しつつ、年に1回は大規模な模様替えを楽しんでいます。
昨今の状況によって自宅で過ごす時間が増える中、こういう部屋作りに興味を持ち始めた人も多いのではないでしょうか。でも、「大変そう」「どうすれば理想の部屋になるかわからない」と及び腰になっている人もいるかもしれません。
そこで今回は、そんな方たちの背中を押せるよう、なぜ私がここまで模様替えにハマることになったのかを振り返りつつ、理想の部屋作りってこんなに楽しいよ! という魅力を語りたいと思います。
記事の最後では、私なりに考えた最短で理想のお部屋にたどり着くための方法も紹介します。人ぞれぞれの好みがあると思うので、もし良かったら参考にしてみてください!
私が部屋作りにハマるまで
私は20代で一人暮らしを始めてから6回ほど引っ越し、そのたびに毎回違うテイストを試してきました。ここからは、私が部屋作りにハマっていった過程を振り返りたいと思います。
初めての一人暮らしで味わった、部屋作りの“失敗”
私が実家を出て一人暮らしを始めたのは、2012年。その少し前の2010年には、今や世界的カリスマとなった近藤麻理恵さんの初著書『人生がときめく片付けの魔法』(サンマーク出版)が出版されて、世の中に断捨離・ミニマリズムブームが起きていました。
スッキリとした生活も素敵だとは思うものの、私自身は「自分で選んだたくさんの好きなものに囲まれた生活」にずっと憧れがありました。しかし、いざ部屋作りをしようと情報を探っても、この当時は私が知りたい「素敵なものをたくさん集めて上手に調和させる方法」がなかなか見つかりませんでした。
そこで、自分なりにリサイクルショップや雑貨屋などを調べて巡り、あるいはECサイトを隅々まで眺めて、直感で「かわいい!」と思ったものを集めて部屋作りを進めることにしました。
そうして作ったお部屋は、さぞ素敵になるはず! と思っていたのですが。買ってきたものをお部屋に置いてみると、何かわからないけど、でも何かが決定的に違う。
限られた中とはいえ安くない予算を出し、その中でベストな選択をしたつもりなのに、全体としては安っぽくてちぐはぐで、生活するには問題はないけどなぜか全然ワクワクしない……そんな部屋が出来上がったのでした。
こういう経験、初めての1人暮らしには結構あるあるではないでしょうか。
海外インテリアへの憧れ、部屋の改造……3度目の引っ越しを経て訪れた転機
その後、一人暮らしを始めて数カ月で結婚することになり、2度目の引っ越しが訪れます。
二人暮らしなら予算ももう少し使えるし、狭いワンルームには置けなかったソファやダイニングテーブルなど大きめの家具も置けるし、今度こそ理想の部屋を作れるのでは? と期待に胸を高鳴らせてたものの、やっぱり何かが違う感は否めません。
残念には思いつつも、そうそう家具を買い換えるわけにもいかないのでそのまま暮らしていたところ、諸般の事情により、別居(のち、離婚)。3度目の引っ越しとなります。
引っ越し貧乏で予算もかなり少なかったですが、仕事柄、部屋にはある程度のスペースが必要だったので、ここならなんとか住めそうと思える築35年の1DKを選びました。二人暮らし用の家具は入らないのですべて置いていき、やむを得ず選び直しです。
さすがに3度目ともなると、今までの「気に入ったものをバラバラに買う戦法」では勝ち目がないことがわかっていました。とはいえ、ミニマリズムに舵を切ることもできず。
そこで、答えを海外の情報に求めました。ドレス作りの仕事で情報収集に使っていたPinterestで何気なく海外のインテリア写真を見て、これだ! と思ったのです。
うっとりするような繊細な造形や、はっとする色や柄の使い方、異素材や複数テイストの大胆なミックス。それでいて全体がしっくりとまとまっていて、何より超おしゃれ。
やむを得ずの引っ越しのはずだったのに、これしかない、これを作りたい! と、すっかりテンションが上がります。
そして、どうにか低予算で海外風のインテリアを実現する方法がないかネットで検索していると、古い賃貸物件を原状回復できる形で改造していたサイトに出会いました。
これまでの私は、家の内装は一度住んだら手を加えることはできず、賃貸でのインテリアコーディネートとは「そこに何を置くか」しかない、と思っていました。ですが、原状回復が可能な形で内装ごと大胆に改造できることをそのサイトで知り、決しておしゃれではなく古いこの部屋でも理想に近づけられるかもしれない、と感じたのです。これは私にとって大発見でした。
理想の部屋を目指してDIY。達成感が自信回復につながった
その時のDIYの様子を少しご紹介します。今見るとかなりの突貫工事であらが見えまくりですが(あと、全体的に部屋が散らかりすぎ)自分の手で部屋を作るのは新鮮ですごく楽しかったです。
最初に手を入れたのは床。もとは茶色で少し部屋が暗く見えたので、思い切って白木風のクッションフロアを購入して敷くことにしました。写真の奥にちらっと見えるのはダイニングで、そちらはテラコッタタイル風にしました。
友人に手伝ってもらいながら1日がかりでの作業で大変でしたが、床が明るくなるだけで同じ部屋とは思えないくらい印象が変わって大満足。ほかのところももっとやりたい! とモチベーションも上がります。
他にも、トイレの便座やトイレットペーパーホルダーの交換、キッチンの戸棚や室内のドアなどもDIY。こうして部屋を自分好みに手を加えていくにつれて、当初は予算の都合で選んだ古い家にもどんどん愛着が湧いていきました。
この部屋には約2年住み、その間の改造にかかった総額は10万円くらいです。お金も手間も結局そこそこかかっていますが、毎月5,000円ほど高く家賃を払ったと思えば、趣味として楽しめたこともあり、私にとっては価値ある出費でした。
この頃は、仕事もギリギリの自転車操業だし、プライベートは問題が山積み、お金もない、と客観的にはかなりヤバい状態で落ち込んでいたのですが、DIYで部屋作りをしていると、出来上がったときの達成感によって「ちゃんと生活を作っている」という実感があり、自信回復につながったと思います。
気に入った空間で過ごすうちに、家が「人生を生きる場所」になった
さて、その後はなんとか生活を立て直しやっと落ち着いて……おきたかったのですが、順調にいろいろあり、もういくつかの部屋に住みました。
こちらは、4回目に引っ越した部屋で作った、ミッドセンチュリーテイストのカラフルなコーディネート。前の部屋でいろいろな試行錯誤をした経験を生かして、かなり理想に近づけることができました。物件そのものの個性が強かったので、それに合わせた主張の強いコーディネートを取り入れています。
その次に引っ越した部屋は、やわらかい日差しが気持ちの良い南向きワンルームだったので、少し優しげな色合いを意識したコーディネートに。個性はありつつも、温かい雰囲気になりました。
こうやって並べてみると、PDCAサイクル(Plan・Do・Check・Actionの頭文字をとった、継続的に品質を管理するための手法)を回してきただけあって、最初に比べるとコーディネートが洗練されてきた様子がわかります。毎日家に帰るたびに「いい部屋だなぁ」と思って満足感に浸っていました(笑)。
気に入った部屋なら家でずっと1人で過ごしていても気分がいいので、作業や仕事も捗るし、人を呼ぶことにも抵抗がないので友人たちがよく訪ねて来るようにもなりました。家が単に「帰って寝るだけの場所」ではなくなり、「人生を生きる場所」として充実した過ごし方ができるようになったと思います。
そんな生活の変化の影響もあってか、このあたりのタイミングで徐々に本業をIT企業勤務に移していったので、金銭と心にほんの少し余裕が生まれました。
とはいえ引っ越し貧乏であまり高いものは買えなかったので、テーブルや椅子はフリマサービスやリサイクルショップで格安出品されているものを探して、部屋の印象に大きな影響を与えるラグやベッドカバーといった大きな布もののみ、海外通販で個性的なものを入手するようにしました。
写真だと毎回ガラッとイメージが変わっているように見えますが、実は少しずつ買い足して元からあるものを生かした模様替えをしているので、1回の部屋作りで買い足すものの金額は3〜10万円くらいです。全部を一気に変えるのではなく、日々思いついたときに少しずつ更新されていっている感じです。
そして昨年再婚し、さらにもう1回引っ越した先が、冒頭でも紹介した現在の部屋です。植物がたくさんあるボヘミアンスタイルで、イエローとモノクロをベースに水色をポイントカラーにしたカラフルなテイストというのが、今の気分。憧れの海外風インテリアをかなりの精度で再現できたと思っていますが、時間が経ったら全然違うスタイルをやりたくなるかもしれません。
アイデアを膨らませて作っていく過程が好きなので、一度は理想のものができてもまた新たなインスピレーションが起こって、永遠に模様替えをし続けている気がします。
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理想通りの空間を作りたい人へ。私なりの部屋作りのポイント
これまでの中で、私は「どうしたらイメージ通りの部屋が作れるのか」をずっと考えて実践してきました。部屋作りにはいろいろなやり方がありますが、これから理想の部屋作りをしていきたい人に向けて、今回は私なりの「イメージ通りの部屋の作り方」をご紹介します。
部屋作りのコツは「連想ゲーム」
まず、私が一番強く意識していることは、部屋作りは「詰将棋(つめしょうぎ)」ではなく「連想ゲーム」で考えるということです。
ここで言う詰将棋とは、最初に決めた何かしらの方向性から決して外れないようにコーディネートするというもの。モデルルームや商業施設ならいいかもしれませんが、ゴールに向かってすべてに統一感を持たせて整然と組み立てる部屋作りの手法は、生活の場である自宅だと取り入れにくいのではないか、というのが私の持論です。
なぜなら、自宅には「プレゼントでもらったのでできれば使いたいかわいい花瓶」や、家族がいる人なら「パートナーが突然買ってきたおみやげのマグカップ」など、計画外のアイテムも増えていくからです。
そういったアイテムも紛れ込むことが少しも許されない空間というのは、たとえ見事に整っていたとしてもなんだか少し寂しいような気がします。その解決策が、「連想ゲーム」式の部屋作りです。
それは、目指す部屋のテーマをゆるく設定し、すでに持っているインテリアとの関連性を重視しながら追加するアイテムや置き場所を決めていくというもの。それぞれのアイテムが結びつきを持つことで、最終的に部屋全体の統一感が生まれます。
ここからは、私が実際に取り入れている「連想ゲーム」式の部屋作りのポイントを紹介していきます。
(1)自分の「好き」を把握する
(2)部屋作りの主役、テーマを決める
(3)今の持ち物を精査する
(4)カラーは、まずアクセントになる2色を選び、その後ベースの色を決める
(5)アイテムは低いところに置くものから順番に選ぶのがおすすめ
(6)アイテム選びで最重要なのは「質感」
(1)自分の「好き」を把握する
まず最初にやることは、自分が「なんとなく好きだな」と思うものが何によって構成されているのか、解像度を上げて理解することです。
私の場合、先ほども紹介したPinterestなどの画像クリップサービスが役立ちました。まずは片っ端から気に入った画像を保存し、あとから分類していきます。
分類する際は、以下のような基準でいろいろ試してみるといいでしょう。
・「リビング」「キッチン」といった部屋の用途
・「ピンク系」「モノクロ系」などのカラー
・「ゴージャスな感じ」「シンプルでかっこいい感じ」などの受ける印象
・「ソファのある部屋」「壁にアートのかかっている部屋」「本棚のある部屋」などの家具やアイテム
似ているものを集めて分類していくと、「明るい色合いでシンプルな暖色系の部屋が好きなんだな」「濃い色合いの木材とアルミやアイアンのかっこいい感じが好きだな」「一人掛けのアームチェアに憧れがあるんだな」というように、自分の理想の部屋作りのポイントになる部分がわかってきます。
(2)部屋作りの主役・テーマを決める
次に、(1)でわかった「好き」を元に、部屋の大まかな方向性となるテーマを決めます。
これは具体的なスタイル名でなく、「自然素材とアンティークでシックな感じ」とか「植物で溢れた部屋」のようなスローガンのようなものでOKです。
どうしても憧れがあって置いてみたい家具があればそれを中心にしてみてもいいし、「黄色いソファと白黒のラグの部屋」など部分的なアイテムのテイストでもいいと思います。要するに、連想ゲームの最初のスタート地点を作ることができればなんでも大丈夫。
もし引っ越しの予定がある場合は、引っ越し先の部屋もできるだけやりたいテーマに合っている内装を選べるとベターです。今住んでいる部屋を移らない場合や、価格などその他の条件であまり自由に決められないときは、元のお部屋のテイストに近いものをテーマにするとよいでしょう。変えられない部屋そのものを起点として、そこから連想を始めるイメージです。
(3)今の持ち物を精査
テーマを決めたら、今持っている家具やインテリアがテーマに合っているかを精査します。
なんとなく使っていたけど全然気に入っていないものや、これからやろうとするテイストとあまりにもかけ離れたものは、思い切ってフリマアプリなどで処分するのも手です。
ただし、持ち物を見直している中で「これは好きなのでぜひ生かしたいな」というものがあれば、最初に決めたテーマと多少合わないとしても残しておく価値ありです。場所を変えて配置したり、他のものと組み合わせることで思わぬ相乗効果が生まれることもあるので、いいなと思うものはぜひ取っておいてください。
(4)カラーは、まずアクセントになる2色を選び、その後ベースの色を決める
次に、コーディネートの色使いを決めます。私の場合、一旦どこに使うかは考えずに、基本となる色を最初に選びます。最低でも2色はあると良いと思います。
実際のコーディネート写真を例にすると、(2)で紹介した部屋の「黄色と白黒」や、上記のような「ピンクと水色」などです。もしすでに置きたい家具や小物がある場合は、そこに使われている色を基準とするのがいいと思います。
また、もともとの壁や床材の色が主張の強い色や柄の場合、それらのデザインとアクセントに選んだ色が調和するかどうかも考えて決めましょう。
アクセントになる2色が決まったら、「選んだ2色がどこかに含まれている柄物系アイテム」をまず選びます。その2色さえ含まれていれば、柄や絵に他の色が混ざっていても関連性が生まれてなじみやすくなります。
実は単色のカーテンのように単調で面積が広いものほど今後の色合わせが難しくなるので、色を導入するときは陰影のある柄物を最初に思い切って選ぶのがコツです。その後に、柄物の中に含まれている色を拾うように次のアイテムの色を選ぶといいと思います。
失敗しないコツは、アイテムを増やしていく過程で色が多すぎると思ったら、白・黒・グレー・茶・ベージュのように主張しない色の中から、その色と部屋全体の雰囲気に合うものをチョイスすること。また、一気にアイテムをそろえるのではなく、追加したものをその都度部屋の中に置いて全体のバランスをチェックし、次に追加するアイテムを連想して決めていくといいでしょう。
(5)アイテムは低いところに置くものから順番に選ぶのがおすすめ
新しい部屋のインテリアを選ぶとき、まずカーテンを決めるという人も多いのではないでしょうか? しかし先ほども書いたように、カーテン選びは実はすごく難易度が高いと思っています。
私がおすすめの購入順は、ラグ→椅子やテーブルなどの床置き家具→小物→最後にカーテンと、低いところから順番に埋めていくことです。
部屋の良し悪しは外からの採光がほとんどを決めると言ってもよく、それを遮ってしまうカーテンは、おしゃれさという観点では非常に分が悪いのです。しかも面積が広く、失敗すると巻き返しが難しい……。
もちろん日差しや視線を遮る機能としては不可欠な場合もありますが、できれば最初はレースカーテンやすでに持っているカーテンを代理で掛けるなどしておき、部屋全体が仕上がりつつある頃に新しいカーテンを導入した方が、コーディネート的には後悔が少ない気がします。
一方で、最も低いところにあるラグは柄や色が取り入れやすく、フローリングの色があまり良くない場合にごまかせる効果もあります。何より素敵なラグは一気に部屋の印象を洗練させるので、ぜひとも部屋作りでチャレンジしてみてほしいアイテムです。
気に入ったラグを敷いたら、手持ちの家具を配置して眺めてみましょう。そこに合う他の家具や小物を追加したり、ラグに合わせるソファやベッドカバーを選んだりと、ここでも「選んだアイテムとの関連性を考えて、次のアイテムを決める」が鉄則です!
連想していった結果、当初と違う方向にたどり着いたり、最初は合わないと思っていたものが意外としっくりハマる場所を見つけたりといった思わぬ発見があるところも、この選び方の楽しさです。
(6)アイテム選びで最重要なのは「質感」
最後に、忘れがちだけどとても大事なポイントがあります。それはアイテムの「質感」……つまり素材です。
どうしても最初は色と形に意識がいき、素材感や手触りについては後回しになりがちですが、私の場合「なんか違う」の正体は素材によるものだったことが多かったです。
価格が安い家具は主に化粧合板などのつるっとした材料が使われており、クッションカバーなどの布モノも凹凸のないものが主流。身近に手に入るものでなんとなく買っていくと、こういったつるつるのもので構成された部屋が出来上がり、色や形や柄はきちんと選んだのになんかチープで居心地が悪い……ということになります。
まずはアイテムそのものの質感、つまり触り心地や素材感にバリエーションをもたせる意識で選んでいくとよい良いと思います。例えば、ソファが合皮のツルッとした素材なら、クッションにファー素材やフリンジつきなど動きのあるもの、ブランケットにざっくり編みのニットを選ぶ、など。
良い素材感のものはその分価格も高くなるので、予算が限られる場合、大きいアイテムは安いもの、布製品や花瓶はちょっと凝ったもの、というようにメリハリを効かせると良いですよ。
迷ったら海外のインテリアショップを覗いてみよう。私がよく利用するショップ
個性的な柄物や質感を持ったアイテムは、正直、日本国内だとまだまだ探しにくいと感じています。
ただ、小物類なら日本から買える海外ブランドのインテリアショップもあります。海外からの配送でもある程度まとめて購入すれば送料もそこまで高くならずに済むので、インテリア選びに迷ったときはぜひのぞいてみてください。
私のお気に入りはこちら。
・H&M ホーム
手頃な価格帯でトレンドを抑えた旬なアイテムが手に入る。
・ZARA HOME
少し価格は高いが、国内ブランドではなかなかない高級感のあるテイスト。東京・表参道などに実店舗もあり。定期的にセールをするので、その時が狙い目。
・Urban Outfitters
アパレル商品がメインのセレクトショップだが、オリジナルのホームアイテムが豊富。注文するとアメリカから届くため少し時間がかかるものの、キュートで遊び心のあるデザインはわざわざ買う価値がある。
・Anthropologie
ボヘミアンで女性らしいテイストのセンスのいいアイテムが揃う。こちらも配送はアメリカから。
通販よりもやっぱり実物を見て考えたい、こういうテイストではなくもっとアンティークな雰囲気が好き、という方は、東京・目黒駅から徒歩15分ほどの位置にある日本最大級の家具ストリート・目黒通りがおすすめです。
一点物のアンティーク家具や雑貨で埋め尽くされたお店がズラリと並ぶこの通りは、インテリア好きならわくわくが止まらないはず。アンティーク家具で同じものはほぼなく、どんなアイテムがあるかはそのときのご縁次第。きっと気になる商品に出会えると思います。
部屋作りは、子供のころの「秘密基地作り」のようにわくわくできるもの
部屋作りは「秘密基地作り」みたいだなあ、と思っています。
子供のころ、二段ベッドにカーテンをつけて、その中に隠れて自分のお気に入りのぬいぐるみや漫画を持ち込み、狭い家の中でもここだけは自分の場所! とわくわくしながら遊んでいた記憶があります。
部屋作りも根本は同じ気持ちで、模様替えのたびにずっと新鮮にわくわくしています。
大人になった今は堂々と自分の場所を選べるし、さらにもっと自由に自分好みに改造できて、こんなに楽しいことはありません。
もちろん、私みたいに何回も引っ越したり、家具を頻繁に買い替えたりするのは難しいと思いますが、お気に入りのものを大切に使いながら、たまに配置を変えたり小物を交換したりなど、お金の掛からないちょっとしたことでも十分にインテリアを楽しむことは可能です。
家にいる時間が増えた今、部屋が好きなもので満たされているとそれだけで幸福度が増すことは確か。ぜひできるところから挑戦してみてくださいね。
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