暗号通貨
有意義に浪費する。劇団雌猫メンバーの「私たち、20,000円でこんな自己投資しました」
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
アラサー女性4人組の『劇団雌猫』が、まとまったお金で自己投資をしてみる企画です。断食・香水を作る・韓国弾丸旅など、多種多様な自己投資が集まりました。初任給やボーナス、貯金で、あなたはどんな消費をしますか?
- もぐもぐ「もっと写真がうまくなりたい!」
- ユッケ「仕事とオタ活で疲弊した心身をリフレッシュ!」
- かん「オーダーメイド香水で推しへの高揚感を再現したい!」
- ひらりさ「ソウル弾丸日帰りで、海外ひとり旅の“実績解除”!」
- “自己投資”トークも結構楽しい
私たちが日々向き合っているお金。
とくに、オタク―― ハマってる「推し」や「沼」にお金を使うことに生きがいを感じている人間にとっては、常に意識せざるを得ない存在です。
もぐもぐ、ユッケ、かん、ひらりさのアラサー女子4人からなる私たち劇団雌猫は、オタク女子それぞれのお金との向き合い方をつづった『浪費図鑑』を出版し、日々「愛とお金」について考えてきました。
そんな私たちの元に、ある日『Fun Pay!』さまからこんなメールが届きました。
「それぞれ20,000円を使って、普段やらない『自己投資』にチャレンジしてもらえませんか?」
というのも、社会人になれば自分で使えるお金が増え、ときにはボーナスなどちょっとした臨時収入が発生することも。そんなお金をせっかくなら有意義に使いたい! ということから「劇団雌猫なら何をする?」とお声がかかったようです。
なるほど、確かに手元にお金があればノーモーションで「推し」や「沼」そのものに課金してしまう私たち。ときには自分自身を“上げる”ようなお金の使い方をしてみてもいいのではないか。「次のあの公演のチケット代に……!」と言いたくなる気持ちをグッとおさえて、それぞれ20,000円前後でできるお金の使い道を考え、実行してみました。
もぐもぐ「もっと写真がうまくなりたい!」
もぐもぐ
■PROFILE
宝塚歌劇、女子アイドル、ジャニーズなど広く浅く愛を注ぐタイプ。オタ活にかこつけていろいろなところに行くのが好き。遠征は新幹線派。
■もぐもぐの「20,000円の使い道」
・一眼レフの撮り方が学べる「やさしい写真教室」……5,800円(税込み)
・スマホでの撮り方が学べる「PHOTONANA」……10,800円(税込み)
・背景ペーパー×3枚……1,800円(税込み)
合計:18,400円(税込み)
※「PHOTONANA」では2019年1月予約分よりメニューがリニューアル。上記のコースは取材当時のもの
「20,000円で自己投資」。この企画を聞いて、私が真っ先に思いついたのは「写真のレッスン」でした。
オタクをしているとやたらと国内旅行(遠征)に行ったり、やたらと女子会(そこにはいない、推しの誕生日を祝いがち)を開催したりすることになります。
せっかく楽しい思い出がいろいろあるのに、自分が撮った写真たちは、どうにもいまいち常に気に入らない。もっといい感じに撮りたい!
というわけで、「一眼レフカメラ」「スマホ」のそれぞれの入門講座に行ってみました。
一眼レフ、怖くなかった!
一眼レフを教えてくれたのは現役フォトグラファーの小川健さん。初心者向けの「やさしい写真教室」ビギナー講座(150分、5,800円)を受講しました。
講座は前後で分かれていて、前半は座学。カメラの基本的な用語や意味を学んでいきます。「ISO」も「F値」も「シャッタースピード」もなんとな~~く意味は分かるんだけど、どういうときにどういう理由でどういう設定にすればいいのかよく分かっていなかった。
あとから応用できるよう理論を教えてくれつつ、「最初はこの数字の中から選びましょう!」と選択肢を与えてくれるのがありがたかったです。そうなの、こういう最初の最初のとっかかりが知りたかったんや……!
後半はカフェを出て、街歩きをしながら風景を撮ったり人物を撮ったりする実践編。このフィールドワークがあるのが個人的にはすっっごくよかったです! 頭では理解できたつもりでも、いざ自分でできるかっていうと全然別問題だよね……(これまで教本を読んで惨敗してきた身として)。ピントの合わせ方を変えるだけでぐっと“それっぽい”写真になるのか! なんて発見があって楽しい。
パッと撮ったものを見て、この写真をもっとよくするには……なんてアドバイスもくれます。
たった2時間半でしたが、「なんかめっちゃ写真うまくなった気がする!!!」と思ってしまいました。
それは思い込みとしても(笑)、ちょっと分かった、なんか楽しいな、と思えるようになったのが本当によかったです。
私もインスタグラマーになれますか?
続いて、スマホ写真教室「PHOTONANA」(ビギナーズクラス プライベートレッスン 120分、10,800円)へ。
田村ナナ子先生に、雑貨やお料理を美しくおいしそうに映す「テーブルフォト」を学びます。インスタでよく見るやつ~~!(実際に先生のInstagramを見ていただくとイメージが湧きやすいかもしれません)
とはいえ、いきなりイケてるインスタグラマーを目指すのはハードルが高過ぎるので、今回は「同人誌の告知画像をちょっといい感じに撮れるようになる」を目標とさせていただきます……。
iPhoneの基本カメラのちょっとした小技を教えてもらったあと(毎日使っているのに意外に知らないことだらけでびっくり)、先生がスタイリングしてくれた見本を前に撮影練習。構図や光も意識していい感じになるように願って撮りますが、難しい……。先生はやっぱりうまいです。同じものを撮っても違う。格好いい。
スマホ写真ならではの「加工」もみっちりレクチャー。具体的にアプリを使いながら、先生が普段インスタにアップする写真をどうやって作り上げているかの実演を見せてもらいました。「ほあ~~、インスタで見る美しい写真の裏側は、こうなっていたのか~~!!」と、手品の種明かしみたいな気分。めちゃくちゃ楽しかったです。
左が私で、右が先生。比べるとやっぱり違う……! 先生の写真の方が空間が締まって見えるし、加工の色味の方向性も迷いがなく感じます。
学んだことを少しずつ生かして自宅で撮ったのがこちら。
先生が背景用に壁紙やシートを使っていると聞いて、私も背景紙専門ショップ「haiqei」さんでペーパー(1枚600円×3枚)を購入してみました。これがあるだけで雑然とせずスッキリ撮れて気持ちいい……! おすすめです。
漠然と苦手意識があった写真ですが、きちんとプロにレクチャーしてもらうことで考えるべきこと、意識すべきことが整理されて楽しめるようになりました。一眼とスマホ、それぞれの魅力も分かってよかったです。写真の腕も上がった気がする……? 2019年はたくさん撮るぞ!
ユッケ「仕事とオタ活で疲弊した心身をリフレッシュ!」
ユッケ
■PROFILE
ジャニーズや女子アイドル、2.5次元ミュージカルに出演する若手俳優など、夢に向かって集団でキラキラ頑張っている人たちを応援中。コンサートや観劇に行くのが大好きな「現場派」のオタク。今一番好きなのは、ジャニーズJr.内ユニット美 少年の那須雄登(なす ゆうと)くん。
■ユッケの「20,000円の使い道」
・推しに自信を持って会うための「断食道場」……19,440円(税込み)
合計:19,440円(税込み)
※ユッケさんは「土曜一泊プラン、個室Bタイプ」を利用
※注:初めて利用する場合は、初回料(5,400円/税込み)が追加となる
日頃から仕事とオタ活で体力を消耗しまくっていますが、冬は外に出るのが億劫になるため、DVDを見ながらピザを食べ、観劇の幕間にタピオカジュースを飲み、家に帰ったらお菓子を食べながらまたDVD鑑賞……と楽しくオタクをし過ぎて、気付けばとても不摂生な生活をしていました。
もうすぐ薄着になる春がやって来る! 「このままでは、推しに会うとき用に買ったワンピースを着こなせないのでは?」「オタ活をする上で不可欠な健康が損なわれるのでは?」と恐怖を感じ、断食道場でのデトックスを決意。
訪ねた施設は伊豆にある「やすらぎの里」さん。
今回は「土曜一泊プラン」にチャレンジします。プチ断食、デトックス、食養生の3つのコースから選べて、私はプチ断食を選択。このプランは、土曜の朝~昼に断食し、夜はおかゆなどの回復食、翌朝はカロリーがきちんと計算された朝食を食べることで、週末だけで体内をリセットできるというもの。
まずは宿泊部屋に案内されました。部屋の中は広くてとってもきれい! ドライヤーやポット、テレビも備え付けられています。
部屋でしばらく休憩したあとは、健康診断。体重、体脂肪、自律神経の状態を測定します。私は「自律神経と腎臓系が弱っている」との診断を受けてしまいました。最初は「推しに自信を持って会うため」に選んだ断食道場ですが、今回の滞在で、少しでも体質改善できるといいな……!
そのあとはマッサージやカッピング(吸玉)、ヨガなどのプログラムを受けながら過ごします。これらの施術は、すべて宿泊料金に含まれているんです! また、本棚や電動マッサージ機が置いてあるロビーも自由に使うことができます。本の種類も、健康関連のものからマンガまでさまざま!
「断食」と聞くと厳しい修行……というイメージがありますが、宿に着いてから一貫して体をやさしく、丁寧に扱われている感じで心地いいです。
また、館内にある飲み物は自由に飲むことができるので、小腹が空いたら食堂においてある梅湯を飲みます。適度な塩気と甘さがすっごくおいしい! ほかにも、便秘に効くお茶やミネラルウォーターなどたくさん種類がありました。
18時。いよいよ回復食の時間です。出てきたメニューはこちら!
とても薄味ですが朝から何も食べていない状態で舌が敏感になっているのか、野菜本来の甘みや出汁の味がじわ~っと染み渡っておいしい……! 一口につき30回ずつ噛んで食べたので、全部食べきる頃には満腹になりました。
夜は岩盤浴と温泉に入って(なんと露天風呂もあります!)早めに就寝。体重が減ったかどうかは分からないけど、心はだいぶ満たされました。
翌朝は6時に起床して、宿の近所をお散歩。伊豆高原の朝は人気もなく、空気も奇麗で、歩いているだけで心が安らぐ……。お散歩の後は中国の気功体操という運動を30分みっちり行います。散歩と体操だけで、冬なのにじんわり汗がにじむ。立派なことはしなくても、ちょっと意識して体を動かすだけで健康になれるんだなあと実感しました。
そして朝ごはん。
野菜と魚料理中心の、健康的なメニュー。これが日頃の生活でも食べた方がいい理想の献立なんだそう。これからもできる範囲で日常に組み込んでいきたいです。
以上、一泊二日の断食道場生活を経て、改めて体重を測ってみると……なんと、1.3kgの減量に成功していました! マッサージや散歩で血行もよくなったのか、肩こりも緩和したような気がします。
仕事とオタ活に忙殺される日々ですが、たまにはこんな風にまったりした土日を過ごして、心と体のリフレッシュをするのが大事だなと改めて感じました。
オタクをしていると、ついついいつも「自分のことより推しのこと」を優先してしまいがちなのですが、自分が健康じゃないと満足なオタ活もできない! 今後も定期的に自分と向き合って健康を維持することが、末長くオタクを続けるコツなのかも……。よーし、元気になった体で、またガンガン働いてガンガンお金使うぞ!
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かん「オーダーメイド香水で推しへの高揚感を再現したい!」
かん
■PROFILE
キラキラでかわいいものが大好き。K-POPと宝塚、コスメやサンリオにも浪費しています。推しは中性的な人が多く、今は韓国のアイドル・SEVENTEENのジョシュアと宝塚歌劇団宙組の芹香斗亜(せりか とあ)さんに夢中。お金を使うときのワクワクが好きなので、買ったものに執着はないタイプ。
■かんの「20,000円の使い道」
・推しへの高揚感を再現する「オーダーメイド香水」(30ml)……21,600円(税込み)
合計:21,600円(税込み)
ステージで輝く推しを見ているときの高揚感を、日常でも味わいたい。そんな「ときめきを連想させる香水」をまとえば、日々の生活がもっと楽しくなるのでは……? ということで、私はオーダーメイド香水を作ることにしました。
この魔法の液体が手に入れば、眠い朝の出勤も、仕事でミスして憂鬱な午後も、ワンプッシュで元気になれそうです。頑張れば褒めてもらえる子ども時代にはもう戻れないから、自分のやる気スイッチは自分で手に入れるぞ!
訪れたのは、天然アロマを使用したオーダーメイド香水を作ってもらえる「アロマローズ」さん。早速マンションの一室に入ると、ウッドテイストで統一された室内にずらっとアロマオイルが。
体験内容は、カウンセリング→香料のチョイス→香りの命名→後日自宅にお届け、といったもの。
推しを共有しながらのカウンセリング
まずはカウンセリングということで、アロマローズの代表・井崎真奈美さんに私の推し(SEVENTEENのジョシュアと、宝塚歌劇団宙組の芹香斗亜さん)の写真を見ていただきました。
今回作りたいのは、「推しをイメージした香水」ではなく、「推しを見たときのドキドキやワクワクを再現する香水」なので、その認識もすり合わせます。最新のジョシュアのアーティスト写真がオレンジを持っていること、そして芹香さんが所属する宙組の象徴的な作品『シトラスの風』からインスピレーションを受け、ベースとなる香りは柑橘系にすることに。ここに約80種類の香料から気になるものをブレンドしていきます。
自分だけの「香り」を選ぶ
いよいよ香料を選ぶことに。井崎さんから繰り出されるアロマの波状攻撃がキュンキュンと心に突き刺さり、自分の中に眠っていた“ときめき観”が引き出されていきます。
井崎さん「ジャスミンはどうでしょうか? スターの優雅さ、華やかな幸福感が伝わりますよ」
かん「お願いします!」
井崎さん「ジョシュアさんも芹香さんも優しく上品な笑顔が特徴ですから、ネロリを加えてあたたかく包み込まれるイメージをプラスするのはどうでしょう」
井崎さん「パンッと香るスパイシーな覚醒感が持ち味のアニスは、好きな人に会って脳のスイッチがONになる感覚と近いですね」
かん「そちらもお願いします!!!」
手元のムエット(香水売り場などにある、香りを試すための厚手の紙)に一つまた一つと香料が追加されるたび、「推しの足跡が聞こえる……」とうっかり涙しそうになりました。明確な香りのイメージを持てないまま体験に来てしまったのですが、ばっちりサポートしてもらえるので心配無用です。
大体の香りの枠組みができてきたところで、もう少し甘さが欲しいと伝えたところ、「かんさんのイメージで作るのであればフローラルやパウダリーな香りを足してもいいけれど、今回はそうではないから」と、トンカビーンズという豆から取れる香料を提案していただきました。
これがなんとトロンとした桜餅のような香り! フレッシュでスパイシーだったこれまでのイメージに、甘いお砂糖に近い、ぽかぽかとした春のような印象を加えることができました。これぞ推しを見たときのハピネス感……。完璧です。
「ときめき」に名前をつけて、完成!
混ぜる香料がすべて決まったところで、いよいよ重大な任務、香りの名付けです。人生の節目として記念に作るから「Re start」と名付ける方や、プレゼントで「from〜(自分の名前)」など、名付けの方向性はお客さまによってさまざまだそう。先生と相談し、ときめきの原点、推しに会える場所をこの香りで再現する……という意味で「THEATER(劇場)」と命名しました。最後に香りのレシピを書いていただき、この日は1時間で終了です。
心踊り出す魔法の液体が家に到着!
そして1週間後、ついに完成した香水が自宅に到着しました!
ネイビーの箱にラッピングされ、ラベルにはしっかり「THEATER」の文字が。同封されていた「香りのまとい方」説明書を参考に、翌日の出社前にシュッと吹きかけてみました。駅まで15分のいつもの道も、いい香りがフワッと立ち上ります。会社へ行く通勤路のはずが、推しに会いに劇場へ向かっているかのようなテンションに。駅へ降りる階段はまるで宝塚大劇場の大階段のよう……。香りが変わるだけで出勤がこんなに楽しくなるなんて!
オフィスでは「かんちゃんの席からなんかいい匂いする」と言われたので、しっかりマル秘やる気スイッチを紹介しておきました。平日はこの香水で武装してお仕事タイムを乗り越え、週末には本物の推しに会いに行く。365日ときめき続ける方法が見つかる、毎日の生活が楽しくなるような、まさに自分のためにあるようなお金の使い方でした!
ひらりさ「ソウル弾丸日帰りで、海外ひとり旅の“実績解除”!」
ひらりさ
■PROFILE
ゆるふわアラサー腐女子OL。20代前半までは、2次元及び2.5次元に全コミットする生活をしていたが、ひとり暮らしを機に、コスメ、ファッション、北欧雑貨など、「自分」を癒やすための課金に精を出している。
■ひらりさの「20,000円の使い道」
・一人旅の「往復飛行機代」……22,330円(税込み)
合計:22,330円(税込み)
※現地で購入・体験したものについては実費
ここ最近、仕事と劇団雌猫の活動に追われている私、ひらりさ。遠くで羽を伸ばしたい気持ちもあるけれど、あんまり時間的余裕がないし誘える友達もいない……。
そういえば……
「韓国コスメを愛用しているので、一度は”聖地巡礼”してみたい」
と気付き、思いついたのが「日帰り弾丸ひとり旅 in ソウル」。
1月平日の便を調べてみたら、朝4:30に現地着→夜22:55に現地発という、日帰り弾丸の航空券なら往復20,000円前後で取れる! 人生で一度もひとりで海外旅行をしたことがないので、それにチャレンジするのも楽しいかもしれない。
“自己投資”代をこの航空券代に使わせてもらおう。こうして2019年1月、人生で初めて韓国の首都ソウルへと旅立ったのでした。
限りある時間のなかで、実行できた主なアクティビティは……
(1)24時間営業! 「チムジルバン」でアカスリ体験
早朝のソウル、氷点下でマジ寒い。暖をとりつつ時間をつぶす場所として選んだのが「チムジルバン」。日本でいう「健康ランド」に近い施設で、お風呂やサウナ、岩盤浴、マッサージなどが楽しめます。
私が行ったのは、東廟前(トンミョアプ)駅にある「スパレックス東廟前」。
入場料9,000ウォンのほか、さらに30,000ウォンを払ってアカスリも初体験(10ウォン=約0.1円/渡航時のレート)。大浴場のすみっこで全裸で寝転がり、日本語も英語もまったく通じない下着姿のおばちゃんにひたすらゴシゴシされる30分間はとてもシュールでしたが、お肌も気分もものすごくリフレッシュできました。
(2)インスタ映えが止まらない! コスメショップでお買い物
チムジルバンを出て臨んだのは、ソウルでも屈指のお買い物スポット、明洞(ミョンドン)・街路樹通り(カロスキル)2エリアでのコスメショップめぐり。
韓国好きの友人からは「韓国コスメって、通販とか免税店のセールで買った方が安いよ」と言われていましたが、直営店の世界観に触れられる喜びはプライスレス。
特にスタイリッシュなデザインで知られる「3CE」と、同系列のファッションブランド「STYLE NANDA」の店舗がとにかくめちゃくちゃかわいかった! マーケット・ホテル・ランドリーなど、店舗によって多彩なコンセプトが楽しめ、気付けば何十枚も写真を撮る事態に。
見ているだけでも楽しいコスメショップでしたが、結局総額20万ウォン(約20,000円)ほどの出費に。コスメは必要経費だから許してください!
(3)おいし過ぎてかわい過ぎる!「韓国カフェ」でゆったりタイム
美容の街として知られるソウルですが、実は「カフェ文化」も華やか。コスメショップ以上にインスタ映えするお店が、あちらこちらのエリアにひしめいています。
ガイドブックを吟味して入店したのは、カロスキルにある「SONA」。注文したのは、一番人気の「シャンパン・シュガーボール」(13,000ウォン/約1,300円)。名前からしてときめき過ぎる!!!!
飴細工の殻をやぶって、付属のベリーソースをとろーっとかけると、しゅわしゅわとヒンヤリが絶妙に混ざったえも言われぬ味わいに。
うー! かわいいよ~~~! 最高潮の「映え」を堪能できました。大人数でいろんなメニューをシェアしあっている方たちもいて、「今度は誰かと来ていろいろ食べたいな……!」と思わされるお店でした。
唐突に乗り出した弾丸ソウル旅。現在自分がハマっている、コスメや美容に対する見識を広げて「もっとかわいいコスメを知りたい!」「もっと美意識を磨きたい!」と思えました。また、海外ひとり旅の“実績を解除”したことで、この歳になってもまだ新しい体験や新しい世界っていっぱいあるんだよな、という貪欲な気持ちも湧いてきました。またフラッと海外ひとり旅に出てみたいな~~!
“自己投資”トークも結構楽しい
四者四様の“自己投資”の模様をお送りしてきました。家賃、食費、チケット代、グッズ代といった「必要経費」に使えるお金も大切なものですが、初任給やボーナス、ちょっとした臨時収入があるときに、「いつもと違うコトをしてみよう」「自分に投資するなら、何がやりたいかな」と考えてみるのもなかなか楽しい!
「20,000円、何に使おっか」とトークしあうのも面白かったし、それぞれの体験の様子をグループLINEで実況しあうのも新鮮なひとときでした。
新年度を新しい気持ちで迎えたい方、ぜひ“自分への課金”を考えてみてはいかがでしょうか?
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