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日本から一番近いヨーロッパ「ロシア ウラジオストク」で楽しむご褒美旅行
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
これまで50ヵ国以上を渡航してきたブロガーの桜花さんが、ロシア ウラジオストクの旅行を紹介します。日本から一番近いヨーロッパとも言われるウラジオストクは、海外旅行の経験が浅い人にもおすすめ。自分へのご褒美旅行に行ってみませんか?
こんにちは。観劇、映画、漫画、コスメなどいろいろな趣味を楽しむおたくOL、桜花です。さまざまな趣味の中でも、ここ最近は「旅行」を楽しんでいます。
旅行をするようになったのは「今しかできないことを!」と、就活が終わったタイミングで海外旅行に出かけ始めたことがきっかけです。そして旅行の魅力にハマり、2018年にはマイル修行(頻繁に飛行機に乗って航空会社のマイルを貯めること)にもチャレンジ。
そうこうして訪問した国は50ヵ国以上、今も働きながら2ヵ月に一度は海外に弾丸旅行をする生活を送っています。
旅行といえば、日々働いたお金を貯めて自分への労いとして行くなど、どことなく特別感があるのではないでしょうか。今回はそんな旅行をテーマに、これまでの経験から自分へのご褒美として捧げたい、私が思う「とっておきのご褒美旅行」を紹介します。
私と旅行
私にとって旅行が魅力的なのは、非日常を味わいつつ、ちょっとした冒険も楽しめること。映画を見たり小説に没頭したりすることでも非日常気分は味わえますが、旅行は受け身なだけでは進みません。
一人旅行なら、自分で計画を立てて手配したり、地図を見ながら知らない土地を歩いたり、現地の人と交流したり……。自分のペースでいろいろなことを考えながら動く経験をできることに冒険の要素がありとても楽しいんです。
たとえ複数人で出かける旅行の場合も、やはり外国は異国の地。どこに行こうにもあたふた。現地の人に声を掛け、一緒に迷いながら目的地に到着したときには、ものすごい達成感があります。
なので私は一人旅行もそうでない旅行も好きですが、より冒険を味わえるのは一人旅行かもしれません。一方で誰かと行く旅行なら、現地での行動を通じてお互いの新たな一面を知れる面白味もあるので、皆さんのスタイルに合った旅行を楽しむのがいいと思います。
私が思う旅行の魅力は他にもあります。帰ってきた後も写真を見返したり、いろんな人と旅の話で盛り上がれたり、自分が訪れた土地にまつわるニュースが身近に感じたり。「一生を変える」と言うと大袈裟ですが、数日の滞在が「その後の考え方や興味に大きく影響する」のが面白くて、どんどんと「まだ見たことがないものを見たい、知らない場所に行きたい」と思うようになりました。
過去には、フランスの美術館で見た画家の絵が気に入り、日本で展覧会が開催されると通うようになり、新たな自分の趣味になったこともありました。またその旅行でアフリカ系のフランス人と仲良くなったことをきっかけに、フランス人と聞いて勝手に金髪碧眼の人を思い浮かべなくなりました。現地に行かなければ気付けなかった自分の先入観がたくさんあります。
ちなみに私は、事前に旅先について徹底的にリサーチし、オンラインでまとめて旅先でも参照するのですが、それでも毎回新しい発見や出会いがあります。だからこそ、知らない土地への旅行に好奇心を掻き立てられるのです……。
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私が考えるご褒美旅行は、ロシアのウラジオストク
今回私がご褒美旅行としてオススメしたい行き先は、私が2018年の夏に訪れたロシアのウラジオストクです。
元々ロシアを舞台にした漫画が好きで、ずっとロシアに対する憧れがありました。ネットスラングでよく使用されるキリル文字を可愛いなあと思って大学でロシア語の授業を取ったことも。(挫折してしまい、何も身に付いていませんが……)
いつか行きたいと思いつつ、ロシアは東西に非常に広くモスクワに行くには飛行機で10時間以上かかるし、寒がりだから冬は避けたいし、ビザを取得するために大使館に行かないといけないし……。とにかく、ちょっとハードルが高い国でした。
そんなロシアの極東の都市、ウラジオストクが「2018年からビザの電子化」を始めたと聞き、これはチャンスと飛び付きました。それまで知らなかったのですが、ウラジオストクは成田空港からたった3時間で行ける、日本から一番近いヨーロッパの都市だったのです。
事前のリサーチでは知り得なかった発見がたくさんあった
真夏に降り立ったウラジオストクは、最高気温は30度ほどで、湿度はなく風が気持ちよくて、初っ端から「寒い」というロシアへのイメージを裏切られました。
成田からたった3時間、台湾や韓国に行くのと変わらないような距離なのに、街並は完全にヨーロッパ。石畳の道にテンションが上がります。
立地的にはヨーロッパよりアジア寄りなので、道を歩く観光客もアジア人の比率が高く、広告や観光地向けの看板には中国語と韓国語が併記されているのがデフォルトとなっています。
中国からはバスで来られる距離のようで、ホテルなどあちこちで団体客を見かけたのも、異国のようで身近な感じもあり面白かったです。他国では珍しい、本格的な北朝鮮料理の店などもあるそう。
特に近年は韓国からの観光客が多いようで、飲食店ではよく韓国語メニューを渡されました。
これまでアジアとヨーロッパの融合というと中央アジアの都市をイメージしていましたが、こういう形もあるんだな〜と目から鱗でした。
そして可愛い写真スポットもたくさん。最新のおしゃれカフェだけでなく、古い街並にも観光客を意識したフォトスポットが用意されているのは新鮮でした。
行く前にはピロシキとボルシチくらいしか知らなかったロシア料理も、どこで何を食べてもとっても美味しくて感動。
上の写真は、こちらのカフェで名物のビーカーに入ったカラフルなコーヒーです。その見た目とは裏腹に、味はいたって美味しいコーヒーで飲みやすかったです。
他のカフェにも行ってみたところ、コーヒーに限らず「何が入っているの?」と思う不思議な色のドリンクをよく見かけましたが、どれも美味しかったです。カラフルな飲み物は現地の今の流行なのかもしれませんね。
また、海外旅行ではご飯に困る……という方も、ロシア料理なら親しみやすいのではないかと思います。
私が特に気に入ったのは、ブリヌイというロシア式クレープとペリメニという餃子のような料理です。
ブリヌイはクレープと同様、お菓子のように甘いものと、おかずを包んだものがあります。私はスイーツ系のものを食べましたが、イクラやサーモンを巻いたものも美味しそうだった……。
ペリメニは点心好きの私にはたまらない食べ物! いろんな味があり、醤油やソースに付けて食べます。写真は蟹味のペリメニ。特産品のサワークリームを添えて食べるのがとても美味しかったです。
カフェで食べたスイーツも、どれも本当に好みでした。こちらはナポレオンケーキというロシアのお菓子で、薄いパイ生地とクリームが重ねられたミルフィーユのようなケーキです。甘過ぎず、サクサクとした食感も楽しくて、日本でも売ってほしい! と思うくらい美味しかったです。
こうやって見ると私たちが普段食べている物と近い、という印象を持たれた方も多いのではないかと思います。
どのお店も器までこだわっていてとっても可愛いく、内装も本当に素敵なお店が多いんです。
海外旅行の経験が浅い人にもオススメしやすい
連休に海外に行きたいけど行き先に迷っている人、ヨーロッパに行ってみたいけど勇気が出ない人、お金や時間の制約が厳しい人……に、最近はウラジオストクをオススメしまくっています。
まずとにかく近い。成田空港からたったの3時間で時差も1時間のみ。アジアに行く気軽さでヨーロッパを楽しめるのです。
こじんまりとした街なので3日あれば十分に楽しめる点も魅力。大都市のように有名な観光地やショッピングセンター、美術館のような施設は少ないですが、可愛い路地裏カフェや雑貨店、海を見ながら散歩を楽しむのにぴったりな小道や公園がたくさんあります。
中心部は夜に女性が歩いている姿も多く見かけ、治安はヨーロッパの中ではかなりいい方かと思います。
そして食べ物が本当に美味しい! 海辺の街なのでシーフードもあるし、辛すぎたり甘すぎたりすることもなく、日本人好みの料理が多いんじゃないかと思います。
おしゃれなカフェやバーはたくさんあるし、物価も他のヨーロッパに比べるととても安い。1,000円くらいでお腹いっぱいランチが食べられるので、日本と変わらない感覚で注文できます。欧米はファストフードでも高くてお財布に痛い……なんてこともよくあるので、うれしいですね。
現金を調達する際は、クレジットカードのキャッシング機能を活用しています。まだ海外旅行に慣れない頃は、現地でどれくらいの現金が必要かなんて分からないし、街中の両替所がどこにあるかも分からない。そのため空港で多めに換金したら帰りに余らせてしまう……なんてことがよくありました。
今は日本円からの換金は避けて、クレジットカードを使ってATMから現金を引き出すことをメインにしています。ATMなら街中にもたくさんあるし、時間を気にせず利用できるので必要な時に必要なだけ現金を調達できます。パスポートも不要で、クレジットカード1枚で済むので身軽になりました。
海外旅行ではクレジットカードをよく使うので、普段の生活費も意識的にクレジットカードを統一して、貯めたポイントで次の旅行のホテルを手配しています。
ウラジオストクの旅をきっかけに、また楽しみが増えた
ウラジオストクは身近さがありつつも、やはり外国は外国。ロシア語は全く分からないし、英語も意外と通じない。スマホを駆使しつつタクシーの運転手に行き先を伝えたり、食事の度にメニューを見ながらこれはどういう料理なんだろう、と推理したりするのも楽しい。
私が旅行に求める「ちょっとした冒険」をちょうどいいバランスで楽しめる都市でした。
これを足がかりに次はロシアの大きな都市にも行きたいし、憧れのシベリア鉄道にも乗りたい(ウラジオストクはシベリア鉄道の終着駅でもあります)。また仕事を頑張らないと!
次のロシア渡航を夢見て、帰国後は都内のロシア料理屋を探し歩いています。
「ちょっとした冒険」を楽しめる旅行を、皆さんも楽しんでみてくださいね。
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