自己肯定感とは?低い人の特徴と、高めるための6つの方法

リリース日:2020/04/15 更新日:2024/10/03

自分自身を認める気持ちが自己肯定感です。自己肯定感が高いと、モチベーションが上がり、仕事や人との関わりを楽しむことができるでしょう。ここでは自己肯定感が低い人の特徴や、自己肯定感を高める方法を紹介します。

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  1. 自己肯定感とは
  2. 自己肯定感が低い人の特徴
  3. 自己肯定感を高める方法

自己肯定感とは

自己肯定感とは

自己肯定感とは、自分自身を認めたり自分の価値を感じたりする感情のことです。

 

例えば、仕事や家事で小さなミスをしてしまった場合には、反省をしつつも次第にいつもの感情に戻り、再び前向きに生活できるようになります。このように、何かしらの暗い気持ちや反省する気持ちになってしまっても、自己肯定感が働くことで自分を許すことができるようになるのが一般的です。

 

しかし、過去に辛い経験があったり、過保護に育てられたりすると、自己肯定感が十分に働かないケースもあります。仕事や家事などで自分を否定してしまう場合は、自己肯定感が低いところに問題があるのかもしれません。

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自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感が低い人の特徴

一般的に考えられている自己肯定感が低い人の主な特徴を紹介します。

  • 何事も否定から入ってしまう
  • 他人に依存している
  • 他人や社会に役立っているという意識を持ちにくい

・何事も否定から入ってしまう

新しい仕事や出来事に対して、否定的な感情などが先に出てしまって前向きに捉えられない場合は、自己肯定感の低さが関係しているかもしれません。自分はやればできるという感情(自己効力感)が低いことにより、何事も「自分にはできない、レベルが高過ぎる」などといった考え方となるのが特徴です。

 

また、過去の失敗などから成功イメージを描けず、最初から無理だと考えてしまうため気力が湧かず、行動に繋がらないこともあります。

・他人に依存している

主体的に自分で決めようとせず、常に誰かに判断を任せるのも自己肯定感が低い人の特徴です。友だちや先輩・上司などへ依存することによって、何か問題が起きても自分の責任ではないと考える傾向もあります。

・他人や社会に役立っているという意識を持ちにくい

自己肯定感が低いと、他人と協力して何かを頑張るという気持ちが弱くなります。人は誰かのためや社会のために頑張るとき、感じ方に違いはあるものの、役に立ちたい、認められたいといった気持ちを原動力として行動します。自己肯定感は、プライベートな部分だけでなく仕事や社会生活を営む上でも大切です。

自己肯定感を高める方法

自己肯定感を高める方法

自己肯定感は誰もが持っていますが、高まったり低くなったり日々多少の変化があります。しかし、過去の経験や環境によって、自己肯定感が低いままになってしまっている場合は、改善に向けた取り組みも大切です。

 

ここからは自己肯定感を高める方法を紹介します。

  • 現状を認めることから始める
  • 環境を整える
  • 音楽で気持ちを切り替えてみる
  • 失敗を否定しない
  • 日々の言動を肯定的になるように意識する
  • 自分の思いや意思も大切にする

・現状を認めることから始める

自己肯定感が高い人にとっては、自分を認めたり前向きに考えたりすることは簡単な話でしょう。しかし、低い場合は、何事も否定的に考えてしまいがちなため、すぐに前向きに考えるよう意識を変えることは現実的ではありません。

 

まずはネガティブな感情を持っていることも含めて、「これが自分である」と目を背けず自分と向き合ってみましょう。負の感情は誰もが持っているものなので、自分の考え方もアリと捉えることから始めてみてはいかがでしょうか。

・環境を整える

今置かれている環境によって自己肯定感が低くなっている場合は、自分ではなく環境を変えてみることも大切です。

 

例えば、職場でどうしても自分と合わない上司や先輩などがいる場合、転職も視野に入れて少しずつ準備してみることもひとつの対処法です。簡単な対処法ではありませんが、原因が過去の経験などではなく、現在の環境なのであれば、その環境を変えることを考えてみるのも良いでしょう。

・音楽で気持ちを切り替えてみる

自己肯定感を高める方法には音楽療法もあります。休日や空き時間に音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。自分の今の気持ちや考え方・環境に近い音楽を聴くことで、気持ちを落ち着かせたり切り替えることができたりするかもしれません。

・失敗を否定しない

仕事や家事などで失敗することもあるでしょう。しかし、反省し過ぎたり否定し続けたりせず、今の自分自身を認め、褒めることで少しずつ自己肯定感を高めることも重要です。

 

誰もが新しいことにチャレンジして1回や2回は失敗していると考え、失敗したことよりもチャレンジしていることに目を向けて、取り組み続けることを大切にしましょう。

・日々の言動を肯定的になるよう意識する

「自分にはできない」といった後ろ向きの言葉ではなく、「やればできるかも」というような肯定的な言葉で物事に取り組むよう意識することも効果的です。言葉は自分の気持ちを高める上でも大切な要素ですので、できるかぎり物事や現象に対して明るく前向きに言い直してみましょう。

・自分の思いや意思も大切にする

自己肯定感が低いと、他人が自分のことをどう思っているのか、嫌われないようにするには何をすれば良いのか、といった考え方で行動しやすくなります。

 

本来、自分の人生は自分のものなので、主体的に考えて行動することが自己肯定感を高めるポイントのひとつです。また、自分の思いや感情を優先しなくては、見えてこないものもあります。自己肯定感を高めることは、自分を大切にすることに繋がります。

 

自己肯定感を高めるのに必要なのは、何よりもまず自分を大切にし、尊重することです。日常のささいな行動でも良いので、自分を褒めましょう。

今回紹介した自己肯定感を高める方法は、ほんの一部にすぎません。より詳しく高める方法を知りたい方には、自己肯定感に関する書籍をおすすめします。楽天ブックスでは、子供向けから大人向けまで幅広く自己肯定感に関する書籍を販売しています。その際に楽天カードで決済をするとポイントがついてお得です。電子書籍版もあるので、スマホやタブレットで購入後すぐ読むこともできます。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 自己肯定感とは?

    自己肯定感とは、自分自身を認めたり自分の価値を感じたりする感情のことをいいます。

  • 自己肯定感が低い人の特徴は?

    何事も否定から入ってしまったり、他人に依存していたり、他人や社会に役立っているという意識を持ちにくいといった特徴があります。

  • 自己肯定感を高める方法は?

    日々の言動を肯定的になるように意識する、音楽で気持ちを切り替えてみるなど、さまざまな方法があります。自分を大切にし、尊重することも必要です。

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菊地祥
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(3級FP技能士)
菊地祥

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

専業ライターの菊地です。株式・投資信託8年目。もっとお金やライフプランについて知りたいと思い、2018年にFP技能士3級を取得しました。現在は2級取得を目指して勉強中です。お金に関するあらゆる専門知識を、分かりやすく説明します。

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