実家暮らしのお金事情。ひとり暮らしと比較したメリットとデメリット

リリース日:2020/11/25 更新日:2020/11/25

実家暮らしをしていると,そろそろ家を出た方が良いのかなと考えることもあるでしょう。実家暮らしと一人暮らしを比較すると,金銭面とライフスタイル面の違いが見えてきます。今回は,それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。

実家暮らしのお金事情。ひとり暮らしと比較したメリットとデメリット
  1. 実家暮らしのお金事情
  2. 実家暮らしはいつまで許される?
  3. 実家暮らしとひとり暮らしの比較
  4. 実家暮らしのメリットとデメリット
  5. 参考サイト

実家暮らしのお金事情

実家暮らしのお金事情

実家暮らしをしている人の事情は様々です。実家暮らしをしている人の中には奨学金の支払いがある人もいれば、実家にお金を入れている人もいるため一概には言えません。ただ家賃や光熱費といった固定費がかからないうえに、食費も大幅に浮かせられるため、お金が貯まりやすい環境と言えるでしょう。

 

一方で、自由に使えるお金が多い分、趣味や衣服など自分の好きなことに散財してしまい、なかなかお金が貯まらないと悩んでいる人もいます。そういった人の多くは、支出を把握せず、感覚的に勘定している傾向があります。金銭面に余裕があるため、管理能力が身についていないケースです。

 

お金を上手に貯めるには、毎月の収支を管理し、毎月の貯金額を決め残りのお金で生活できるようになる必要があります。

実家暮らしはいつまで許される?

実家暮らしはいつまで許される?

実家暮らしは経済的負担が軽減できるため、金銭面では有利です。その反面、実家暮らしをしていると、いつまでも親に頼っているとか、経済力がないという印象を持たれてしまうことがあります。地域によっては、長男、長女が実家の跡を継ぐという考え方もあり、一概に実家暮らしは何歳までと決めるのも無理があります。

 

将来的にも実家を出る必要がないのであれば、無理にひとり暮らしを始める必要はないかもしれません。ただいつかは親もいなくなってしまうため、実家暮らしをしながらもひとりで家事をできるようにしたり、家計簿をつけるなどしてお金の管理を身につける努力は必要でしょう。

 

逆に、いずれはひとり暮らしをしなければいけない、もしくはひとり暮らしをしたいと思っているのであれば、なるべく早く実行に移した方が新しい習慣を身につけやすくなります。
まずは引っ越しなどの初期費用にいくら必要か、ひとり暮らしを始めたら月々いくらかかるかなどの計算をしてみましょう。お金の計算をすることで、どのような生活が始まるかイメージでき、行動に移しやすくなります。

実家暮らしとひとり暮らしの比較

実家暮らしとひとり暮らしの比較

ひとり暮らしにはお金がかかります。総務省統計局の家計調査報告(2017年)によると、35歳未満の単身世帯の支出は、月額平均15万5,808円で、住居費、食費、光熱費は支出全体の50%です。実家暮らしなら、こういった大きな支出を減らせるので、自己啓発にお金を使ったり、趣味を充実させたり、将来のために貯金しやすい環境です。

 

一方ライフスタイル面では、家事負担の大きさに違いが生まれます。実家暮らしでは親がしてくれていた家事も、ひとり暮らしなら全部自分でやらなければなりません。洗濯、掃除、料理、洗い物などを、仕事をしながらこなすといったことをイメージすると、大変そうだと感じる人も多いかもしれません。

 

しかし、ひとり暮らしは何と言っても自由です。家事も誰かに干渉されることなく自分のタイミングでやれます。また自宅に親しい友人や恋人を招くときに、家族に気を遣う必要はありません。

実家暮らしのメリットとデメリット

実家暮らしのメリットとデメリット

実家暮らしのメリットは何と言っても支出の少なさでしょう。実家暮らしなら、家賃、光熱費といった固定費の支出が浮きますし、食費も節約しやすくなります。実家に入れるお金があるとしても、ひとり暮らしと比べると自由に使えるお金は多く、貯金もしやすい状況にあるので、将来的なライフステージの変化に備えて、お金を貯めておくこともできます。

 

また実家暮らしをしていると親が身の回りの家事をしてくれることも多く、家事に時間を取られず、自分の時間を確保しやすい点も見逃せません。実家暮らしなら、資格やビジネスの勉強時間を確保し、自己研鑽しやすいとも考えられます。

 

一方、家族とはいえ同居している以上、互いの配慮が必要になります。例えば、帰宅が深夜になったとき、早朝から出かけるときには家族を起こさないよう気をつけなければならなかったり、ときには親にお願い事をされたりすることもあるでしょう。こういった点は、実家暮らしのデメリットと言えるかもしれません。

 

また実家暮らしでは固定費としての支出が少ない分、自分の好きなことに散財してしまうケースもあります。お金の管理は習慣化しないと身につかないので、実家暮らしでも支出をコントロールできるようにしておいた方が良いでしょう。

 

散財の癖がある人は、まずは少額からでも月々の預金額を決めて、お金の流れをコントロールする習慣を身につけましょう。

 

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参考サイト

総務省統計局の家計調査報告 2017年
2020.11.24
http://www.stat.go.jp/data/kakei/2017np/gaikyo/pdf/gk03.pdf

Tsun
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)
Tsun

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

現役の生命保険営業マン。FP2級資格を保有し、個人のライフプラン、マネープランから適切な保険の組み立てを提案しています。個人的にはFXでのデイトレードを得意とし、現在も積極的に運用中。

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