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起業したいけどアイデアがない…そんな方へのアイデアの出し方を伝授
起業アイデアは必ずしも独創的なものである必要はありません。既存サービスも起業アイデアのヒントになります。今回は起業アイデアが浮かばず悩んでいる方に向けて、具体的なアイデアの出し方や成功例を紹介します。
アイデアを出す前に大切なこととは?
実際にアイデアを出す前に、起業で成功する人=アイデアマンということではないので認識しておきましょう。起業につながるアイデアと言えば、誰も思い浮かばない画期的なサービスや、ニッチとはいえ独創的なアイデアなど、尖ったものをイメージするかもしれません。確かに今までにない起業アイデアがあれば成功する確率も高くなります。
しかし、起業で成功する(稼ぐ・事業を伸ばすなど)上で、オリジナルのアイデアは必須条件ではありません。まずはすでに世の中にあるサービスや起業アイデアを参考に、少しずつ事業を展開することが起業で成功するために必要な考え方です。
起業アイデアの出し方
続いては一般的な起業アイデアの出し方をいくつか紹介します。
・自分の得意分野やスキルを洗い出してみる
起業のアイデアがないときは、まず自分の得意分野や専門分野・スキルを整理してみます。自身の知識や経験を洗い出すのは起業の基本でもあり、メモ帳などにすべて書き出してみましょう。
この時点では「誰でも身につけているだろう」などと考えず、ちょっとしたスキルや得意分野でもすべて書き出すのがポイントです。
例)
●記憶力がある
●ギター歴10年以上、アドリブでも弾ける
●CADの資格を取得している
●整備士の資格を取得している
起業アイデアは、盲点といえる内容に隠されていることがあります。
・自分が楽しいと思えることや好きなことがないか整理してみる
一般的には、得意分野やスキルを活用できるジャンルがよいと考えられています。しかし、起業ではやる気や情熱なども大切な要素です。そこで、自分の感情を基準にアイデアを考えてみましょう。
たとえば自分がこれまでに経験したことや趣味、楽しいと思える出来事などを紙に書き出します。そして、好きなことと得意分野を掛け合わせてみます。
例)
●趣味で海外のインテリアを探したり購入している
●主婦になる前、仕事でwebデザインを行っていた
→ECサイトを立ち上げ、主婦目線で仕入れた海外インテリアショップの開業
・すでに存在するサービスを組み合わせてみる
これといったアイデアがなく趣味もない場合は、世の中に存在しているサービスを掛け合わせてみるのもおすすめです。今まで普段の生活で既存サービスに対して疑問を抱くことはなかったとしても、既存サービスのビジネスモデルを少し変えてみると、参入余地のあるビジネスが見えてくることがあります。
・日常生活で困ることを探す
起業のポイントは、人が困っていることや面倒だと感じていることを解決できるような商品を生み出すことです。そこで日常生活を振り返り、何か少しでも困ること、面倒に感じること、時間がかかり不便だと感じた場面がないか紙に書き出してみましょう。
資金・技術的に実現の難しいアイデアでも、いくつも書き出すことで現実味のある起業アイデアが浮かぶ可能性が高くなります。
・定期的に本屋で情報収集する
本屋は、起業アイデアや時代の流れを掴む上で役立つ場所です。家事や育児のためSNSやニュースを毎日チェックできない方でも、ときどき本屋で情報収集してみるのがおすすめです。
本屋はSNSやネットショップよりも情報が限られているため、世の中で今必要とされている情報を探しやすいというメリットがあります。また、雑誌などは取材をベースにしていることが多いので、ネットショップやSNS・ネットニュースにはない貴重な情報が見つかるでしょう。
事例に学ぶ
ここからは、実際の起業事例から起業アイデアや考え方を学んでみます。
・既存サービスを参考にしているロケット・インターネット
ドイツの「ロケット・インターネット社」は、数多くの事業を展開してきたベンチャー企業です。特筆すべき点は、既存サービスを参考にしたサービスをいくつも展開しており、なおかつ成功していることでしょう。
大手ネットショップサービスやアパレルサイト、民泊サービスなど、誰もが知っている既存サービスを参考にしたECサイトなどを数多く展開しています。また、年間10以上の事業を立ち上げ、半年で継続もしくは見切りをつけるというスピーディな判断力も強みです。
既存サービスを参考にするということは、ビジネスの道筋を立てやすくリスクを抑えられる効果を期待できます。
・あらゆる商品やサービスの価格を簡単に比較できる価格ドットコム
価格ドットコムでは、あらゆる商品やサービスの価格を一覧表示、そして最も安い販売価格を短時間で見つけられるのが大きな魅力です。時間のかかる「比較・確認」という作業を簡略化したことで、多くのユーザーに支持されるサービスへ成長しました。
起業するときの注意点
起業するときは、以下のような点にも注意しながらアイデアを考えたり試したりしてみましょう。
●広い視野でアイデアを考える(最初から特定の分野に絞りすぎない)
●最初から奇抜なアイデアを実行に移さず、成功例を参考にしながら計画を立てる
●宣伝にも力を入れなければ新サービスは認知されにくい
また、起業後も事業を続けるためには資金が必要です。事前に資金調達先の確保や資金繰りについても準備しておくことをおすすめします。
そして起業することになったら、事業用口座をどこで作るか考えましょう。楽天銀行は個人だけでなく、法人用のビジネス口座も開設できます。月額管理費は0円で、振込手数料は52円、しかも24時間365日利用可能といったように、コストや利便性という点で優れています。詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。