暗号通貨
冬のボーナスの水準は?おすすめの使い道5選
12月は冬のボーナスが支給される月です。今年のボーナスの平均はいくらくらいなのでしょうか?2019年冬のボーナスの見込みと、ボーナスに関する基礎知識をまとめました。またボーナスの有益な使い方を5つ提案しています。
冬のボーナス水準は?
「夏冬型」の年間協定により、冬のボーナスの水準が2019年9月の時点ですでに決定している東証第1部上場企業212社のボーナスをまとめた調査結果があります。これによると、2019年冬のボーナスの単純平均は74万7,808円で、2018年の冬ボーナスと比べて-0.1%、2019年の夏ボーナスと比べると+0.3%の水準ということです。
一方、経団連による東証一部上場、従業員500人以上、主要21業種の大手251社のうち、冬ボーナスの集計が終わっている82社を対象にした加重平均を見ると、平均96万4,543円で、2018年の冬ボーナスよりも1.49%増加しています。
単純平均とは1社あたりの単純な平均で、加重平均というのは、それぞれの会社の社員数を加味した平均値のことです。そのような意味では、より精度が高いのは加重平均だといえるでしょう。ただし、経団連の調査も対象となっている会社の数が少ないため、参考資料以上のものではありません。いずれにせよ、2019年の冬ボーナスの水準は前年並み、あるいは、やや多い程度で、大幅な上下はないところが多かったそうです。
冬のボーナスはいつ支給される?
ボーナスは必ず支給しなければならないものではありません。それぞれの会社の事情や就業規則、賃金規定などに従って支給されるものなので、ボーナスが支給されないこともあります。業績に連動して支給されない場合や、最初からボーナス分を含んだ月給を支給しているためボーナスがない場合などが考えられます。
冬のボーナスの支給日は、国家公務員の場合12月10日です。地方公務員の場合もこれに準じてボーナスが支給されています。民間企業については、「冬のボーナスをいつまでに支給しなければならない」という法律は特に決められていませんが、公務員のケースに倣って12月10日をボーナス支給日としている会社も多いようです。
12月は年末調整があることから、あまり遅いタイミングでボーナスを支給すると、年間の給料支給額の計算が間に合わない可能性が高まります。そのため、5日頃~25日頃までには支給されるケースがほとんどです。
おすすめのボーナスの使い道5選
冬のボーナスの使い道について、おすすめを5つご紹介します。ボーナスの使い道は必ず1つでなければならないということはありません。支給された額の範囲内で、何にいくらくらい使うのか、検討してみましょう。
1. 貯金、資産運用
貯金は、もっとも堅実なボーナスの使い道だといえるでしょう。ほかの使い方をする場合でも、ボーナスのうち何割かは貯金に回すことをおすすめします。
また、貯金に回すお金のうちのいくらかを投資に使うのも良いでしょう。ローリスクローリターンの投資商品を選ぶことで、リスクを減らしながら将来に備えることができます。
2. ローン返済
住宅ローン、奨学金、マイカーローン、キャッシング、ショッピングの分割払いやリボ払いの残高などがある人は、冬のボーナスを使って一気に繰り上げ返済をしてみてはいかがでしょうか。
ローンは、借りていればいるほど利息がかかってしまいます。せっかく貯金や資産運用で利益をあげても、それ以上の利息を取られるローンを抱えていては、あまり意味がありません。特に高金利のキャッシングやショッピングのリボ払い、分割払いなどを利用している人は、まとまったお金が入った時点で返済しておきましょう。
3. 年末年始休暇のための費用
年末年始は、多くの会社で仕事が休みになります。実家に帰省をしたり、旅行に行ったりする人も多いでしょう。そういう予定がない場合も、大晦日やお正月は何かと物入りな時期ですから、ボーナスが家計を助けてくれるはずです。年末年始の予定と相談しながら、ボーナスの割り振りを考えてみてください。
4. 家電購入
お正月は家電のセールが行われますし、電気店の福袋も売り出されます。この機会に、欲しかったAV機器やパソコン、スマートフォン、家電などを買い替えるのもおすすめです。
憧れはあるけれど気軽には買えないような、ワンランク上の商品でも手が出しやすくなりますから、前々から欲しいと思っていた家電がある人にはぴったりのタイミングですね。
5. 寄付
ボーナスは、いわば臨時収入です。それを自分のために使うのは有益ですし、将来のための備えに回すことも大切でしょう。しかし、そのうちのいくらかを寄付するのも充実した使い方です。
一般的な寄付のほか、節税につながるふるさと納税も考えてみてはいかがでしょうか。12月中に寄付すれば今年の控除の対象になります。ただし、年内に決済が終わるようにしてください。
─────────────────
楽天ふるさと納税なら楽天スーパーポイントでも寄付ができ、さらにポイントを貯めることもできます。既に楽天会員になっている人なら簡単に始められるので、一度サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
─────────────────
冬のボーナスの使い道には様々なものがあります。しかし、どのような使い方を選んだとしても、自分自身がしっかり考えて決めたことであれば、大きな失敗はないでしょう。反対に、気が大きくなっていろいろと買っているうちに、いつの間にかなくなってしまうような使い方をすると、ボーナスをもらったという満足感が少なくなってしまいます。後悔のない、自分なりの使い方を考えてみましょう!
参考サイト
・一般財団法人 労務行政研究所|東証第1部上場企業の2019年年末賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査 2019.12.25
https://www.rosei.or.jp/research/pdf/000076828.pdf
・一般社団法人 日本経済団体連合会|2019年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均) 2019.12.25
https://www.keidanren.or.jp/policy/2019/100.pdf
|
|
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。